昔はコンピューター 今はAI
今日は、落ち葉拾いや車道沿いの花壇の草むしり。庭仕事しようと花壇を観に行ったら、おや、灯台躑躅の花が咲き始めていた。ちょっと見には、鈴蘭や馬酔木に似ている小花。それにしても、花壇の雑草の繁茂ぶり! 文字通り毟り取った雑草は、大きなバケツに2杯。コンポストへ。庭の一角にも。やがては堆肥になる……ことを期待して。
不思議なのか、何でもないことなのか分からないが……。車を使う仕事に携わっている。平均よりは、路上でいろんな車を見る機会(台数)が多いはず(この際、平均がどれくらいなのかは問題じゃないだろう)。なのに、今の車と同じナンバー(四桁部分に限る)の車を見たことがない。
← ルイス・トマス著『科学者の夜想』(沢田 整訳 <地人選書21> 地人書館)
本書は、昭和61年刊行である。科学書の古典や名著でもない(らしい)。書き手は生理学者。れっきとした医学者である。全米図書賞などの受賞歴もある。
夜想という題名の文言に釣られて古本を入手。昨日から車中で読み始めた。
夜想とは言え、そんな科学者の科学を題材とするエッセイ。40年前当時の最新の話題があれこれ扱われている。今はAI熱が高まっているが、この当時はコンピューターの性能が高まって、人間の仕事を奪ってしまう、という脅威が一般の間でも感じられつつあったらしい。歴史は繰り返す、但し装いを変えて、というところか。ちなみに、著者はそんな議論には安易に乗らない。
その際の楽観的な立場を採る理由がとても面白いが、ネタばらしになりそうなので、ここには書かない。それに、その科学的根拠とされる研究が我々には古いからでもある。
やや古い科学エッセイの妙味の一つは、今では大概の一般向けのサイエンス本には載っていない話題に接することができること。現今の科学者には、既に旧聞に属するのか、それとも、忘れ去られつつあるが、実は、今日的な課題としてまだ有効なのか、訊ねてみたいものである。
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