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2019/03/26

サイエンス本を読むわけは

514hmavucll__sx344_bo1204203200__1 ← ピーター・ゴドフリー=スミス (著)『タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源』(夏目 大 (翻訳)  みすず書房)


 こうしたサイエンス本を読むのは、好奇心もあるか、最先端のサイエンスが哲学的課題を惹起していると思うからでもある。本書にしても、題名からして心身問題とある!  古くて新しいテーマ。


 

1553594173819224 昨夕、神通川の左岸から、対岸の夕景を。信号待ちの車中から。富山市は、コンパクトシティを謳っていて、人を路面電車の路線周辺に集めようとしている。当局は目論見が上手くいっていると満足気味。外から成功ぶりを見学に来ることも。我輩に言わせれば、日本に於ける一極集中のミニ版をやっているだけ。郊外の寂れ方といったら!


  市長は、地域から要望があれば、予算措置するだって。小学校から高校まで統廃合の話題ばかり。高齢者ばかりの山あいの地からの声なんて、市街地の賑わいに掻き消されるよね。


 富山市は、町村合併で、岐阜などとの県境から海辺までと、面積で富山県の4分の1を占める。人口は4割近い。その中でさらに何もかも集中させているわけだ。富山市を訪れた人は、富山市は高層ビルが密集して、都会!って誤った印象を持つかも。


 神通川と常願寺川という一級河川が2本の柱のように貫いている。しかも、常願寺川の中途から用水路が市街地へ導かれ、どうやら神通川に流れ込んでいるように見える。この点は、確認の要があるかも。いずれにしても、豊富な水も中心部が使っているということか。


1553592702690695 庭には黄色や、白と黄色の水仙が点在している。それにしても、足元の荒れていること! 庭では、まだまだやることがある。そう、古い作業小屋を撤去した際、傍にあった樹木に天井板などが倒れかかった。お陰で枝が曲がってしまった。折れなかったことは幸いだった。今夕は、曲がって水平に伸びている枝に添え木して、空に向かうようにした。遠目にはまともそうな木に見える(はず)!


 6時過ぎ、予報通り、雨が降りだし、作業は一時間で終了。誰からも見えない、裏庭での作業。でも、我輩の居住する茶の間からは見える。自己満足のための作業かな。


 暮れてきたのか、雲が覆ってきたのか、やや薄暗くなってきた、5時過ぎから庭仕事。納屋の雨水を庭の一角に流していた。雨樋を継ぎ足して。水遣り作業を少しでも省くため。が、豪雨だったりすると、雨水の勢いで土壌が流される。いいアイデアだと思ったが、甘かった。雨樋の向きを傍の用水路へ。


 茶の間から見て左側にあった、農業資材小屋は、倒壊寸前だったこともあり、数年前、撤去し、小さな藪にしました。実は、茶の間から見て左側前方に作業小屋があります。昔は電線も引き込んだ、瓦屋根の、床もコンクリートの立派な小屋。さすがに自力では撤去できないし、壊すのは勿体ない。中は、ほぼ空っぽ。


 その小屋が視界を阻む。小屋の向こう側の樹木が見えない。小鳥の鳴き声は、小屋の向こう。歯痒い!

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