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2019/03/18

富山駅北口にはトイレがない

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→ すっかり存在を忘れられていた甕。数年前まで、蓮のようなでっかい葉っぱが群生していた。それらが何故か消えたので、甕のことも眼中になくなったのです。今日、ひょんなことから、甕のことを思い出したので、せっかくなので、甕に脚光を浴びさせてやります。罅割れもせず、健在のようで、何よりです。読書メーターで関連の話題で盛り上がった(?)ので、急遽、画像をアップ。

 昨日は、雨で外仕事もないし、そこそこ読めると思っていた。が、午後、雨、止んじゃった。庭仕事。やり過ぎ、いつしか薄暗くなり、シャワー浴び、夕食後、ブログ書いたら、もう、あっさり寝落ち。10頁余りで終わり。明日の休みは、断固、庭仕事サボる……サボりたいんだが、そろそろ畑だよなー。

 東京には、昔、田端文士村、大森文士村、など、幾つかの文士村があった。震災で、災禍を逃れた文化人がそれぞれの地域に集まったようだ。我輩も、十年以上、大森界隈…の外れに住んでいたのだが、薫陶を受けることもなく、郷里に舞い戻った。あの、暗闇坂、懐かしいな。

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← アントニオ・ダマシオ 著『進化の意外な順序  感情、意識、創造性と文化の起源』(高橋洋 訳 白揚社) 「太古の単細胞生物から、神経系の構築、感情や意識の出現、そして創造性へ――(中略) 彼の独自理論をさらに深化させ、文化の誕生に至る進化を読み解く独創的な論考」とか。

 本書『進化の意外な順序』にて、アルフレッド・ヒッチコック監督の映画「黒い罠」や「サイコ」が参照されている。
 悲鳴、恐怖、とりわけ悲鳴の音響的な性質によって喚起される情動。悲鳴を耳にした状況に左右される情動的感情。悲鳴のかん高さ。我輩、どちらも観ていない。

 我輩、髪、短い。といっても、ショートカットの女性より短い程度。丸坊主ってわけじゃない。髪、短いと、洗髪しても、すぐ乾く。ドライヤーは不要。デメリットは、冬、やや寒いってこと。帽子でカバーする。髪の長い女性は大変だろうなー。魅力的だけど。と云うか、洗髪の手間など、何ともおもってないのかな。

 今朝も奇妙な夢で目覚めた。というか、何とも中途半端な終わり方。真四角の狭い部屋。女性が左斜め前方に。右の視界にロッカーが並ぶ。窮屈な部屋に二人きり! と、左の視界の隅から、前の女性より若い女性が出現してきた。こんなところで、三人。どうなる? どうする?

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→ 玄関先の臼。雨樋からの雨垂れ用。2ヶ所から垂れてくるので、バケツも。雨降りのたび、雨水が降りつけるので、ボウフラも湧かない。雨水が溢れ流れ出すからね。

 富山駅北口、工事中。時間の滅多に合っていなかった時計が(一時的に?)撤去されたのはとにかく、改札口のトイレが撤去したのは、どういうわけだ? 利用者は多かったぞ。仮設トイレも設置しないのは、駅の利用者を無視してないか? 立派な喫煙コーナーは、(仮設じゃなく)設置したのに。訳がわからん!

 G.W.F.ヘーゲル 著『精神現象学  上・下』(樫山欽四郎 訳  平凡社ライブラリー )のみならず、ヘーゲルの『精神現象学』の日本語訳は、どの訳者がいいか、という話題が読書メーターで。

 訳者の一人である樫山欽四郎氏。
 吾輩は同氏の訳で本書「精神現象学」を読んだ。理解は到底及ばなかったが、ヘーゲルの狂暴なまでの精神の脈動を感じられた。ところで、女優の樫山文枝は同氏の娘だと、たった今、知った。だからどうだって? やはり、文枝さんを見る目が違ったよね。

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← オリヴァー・サックス著『意識の川をゆく──脳神経科医が探る「心」の起源』 (大田 直子 訳 早川書房) 「脳科学の最新成果も貪欲にとりいれた、脳神経科医サックス最後の医学エッセイ集。養老孟司氏解説」。

 サックス最後の書。彼の本は欠かさず読んできた。この他は、翻訳本では、一冊だけかな。「タングステンおじさん」は、3度は読んだ。2度読んだ本も数冊。専門医としての知見は勿論、幅広く深い素養がどの著書も読み応えのあるものにしている。なかでも、ダーウィン、フロイト、ウィリアム・ジェイムズは、若い頃からの手引きであり、彼の作品の多くは彼らとの対話の延長とも見られるとも。何れにしろ、サックス自身が無類の書き手だと思う。

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