« フォッサマグナ 日本三大深湾 | トップページ | 地球以外にも生命の星はある »

2019/01/15

梅原猛さん死去

124401_l

← 梅原猛/著『隠された十字架―法隆寺論―』(新潮文庫) 「法隆寺は怨霊鎮魂の寺! 大胆な仮説で学界の通説に挑戦し、法隆寺に秘められた謎を追い、古代国家の正史から隠された真実に迫る」。

 ある親戚の家は、山間にある。森を切り開いた、丘の一角。動物はいろいろ出る。猿などは当たり前。熊も。びっくりして、どのような状況だったのか、尋ねることなど、思い付かなかった。その家にはワンちゃんは飼ってなかったと思うのだが。昔の里山は、熊どころか、猪や狼だって出没してたんだよね。

 梅原猛さんが亡くなられた::「哲学者の梅原猛さん死去 日本古代史に大胆な仮説を展開:朝日新聞デジタル

 梅原ファンというわけではないはずなのに、同氏の本は何冊も読んできた。柿本人麿や聖徳太子、縄文関連の諸著は欠かさず。再読しようと思いつつ果たせずにきた。手放した本も多い。どれか、再読したい。合掌。

「古事記」や「万葉集」など、古代には謎がいっぱい。柿本人麿は、自死なのかどうか。聖徳太子は謎に満ちた人物。真実は「日本書紀」などの史書を書いた人物(勢力・権力者)によってぬぐい去られた。今も同じだけど。

124402_l

← 梅原猛/著『水底の歌―柿本人麿論―〔上〕』(新潮文庫) 「柿本人麿は流罪刑死した。千二百年の時空を飛翔して万葉集に迫り、正史から抹殺された古代日本の真実をえぐる梅原日本学の大作」。

梅原関連拙稿:
せめて草むしりだけは
古い竹竿は捨てるだけ?
梅原猛著『葬られた王朝』を読んで(後編)

 お餅、関西は丸い形で、関東は四角。昨日のテレビで、もともとは、丸くて、江戸に伝わった際、四角くなったとか。数多くの人々に大量に渡す(売る)ために。我が家の餅はどうだったっけ。両方、あったのは覚えているけど、文化圏として、どっちだったか、分からない。

 そうですね。鏡餅などは丸い(というか四角い鏡餅は見たことがない)。我輩の問い方が下手だった。雑煮などに入れる餅は丸か四角か。雑煮だと、四角の記憶しかない。

 ちょっとだけ、思い出した。沢山の保存用は四角い。鏡餅と、中にアンコを入れるのは丸い。四角い餅の雑煮がおおかったけど、雑煮にアンコ入りの丸い餅を入れたことも。

 チコちゃんです。どうやら、富山県は、富山市は東京圏、高岡市は関西圏。我が家は、父が富山市、母は高岡市。我が家は、東西が混じってる。母は、赤味噌だったけど、個人的には白味噌党です。

Life

← 阿部 豊【著】『生命の星の条件を探る』(阿部 彩子【解説】 文春文庫) 「東大の地球惑星科学の最先端の研究を初めて一般向けに書き下ろす」とか。持参した本を読了したため、急遽、本書を取りに自宅へ向かった。

 昔、10年以上以前、スノーボールアース仮説関連の本を読んで驚いたっけ。全球凍結。赤道まで氷河が覆った。本書によると、とっくに定説になっているとか。それも、何度となく。よくぞ、生命が生き延びたものだ。
 読めば読むほど、地球で生命が誕生し、それが持続し得た奇跡を感じる。
 誕生まではあり得ても、持続するのが、一段と難しいとか。

 アマゾンのお勧め本の広告で、ショーペンハウエルの「意志と表象としての世界」が。生憎でした。それぞれ違う人の訳で、4回、読みましたってば。でも、そろそろ、5回目だよってことかな。

|

« フォッサマグナ 日本三大深湾 | トップページ | 地球以外にも生命の星はある »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

古代史・考古学」カテゴリの記事

訃報」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 梅原猛さん死去:

« フォッサマグナ 日本三大深湾 | トップページ | 地球以外にも生命の星はある »