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2018/12/17

カフカ『城』とキャロル『この宇宙の片隅に』を往還

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→ すっかり裸木に成り果てたモミジ。年内最後の庭仕事したかったけど、雨。雨中の作業はしたくない。水道管への凍結防止のためのカバー掛けや、庭仕事の道具類の片付け、庭木の最後の見廻りなど。菰巻きもしないとなー。

 格安スマホ。初の請求額の通知来る。(メイン3社から格安スマホ会社への)手数料込みで、以前に比べ6割。次回は手数料がなくなるので、以前に比べ5分の1以下になるはず。今のところ、仕事の上でも、格安スマホを使っての不都合は生じていない。もう少し、使ってみないと、想定外の不都合が判明するかもしれないし、最終判断は先になりそう。でも、当面は、コスト的には、もっと早く変更すれば良かったと、後悔しきりである。

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← 築山風の内庭。モミジの絨毯。肥やしになるし、地面を温めてくれるはず。来春には、土に還るかな。カエデは、葉っぱを散らせることで新陳代謝し、冬の間、エネルギーの消費を最少にしている。常緑樹は葉っぱを散らせないで、どうやって新陳代謝してるんだろうなんて、トンマなことを呟いた。すると、早速、常緑樹も葉を散らせるよって、指摘された。だよねー、庭で落ち葉拾いしてると、柘植やら柊やら何やら、常緑樹の葉っぱがいっぱい落ちてる。我輩、毎年一体、なに見てたんだ?

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← ショーン・キャロル著『この宇宙の片隅に 宇宙の始まりから生命の意味を考える50章』(松浦俊輔 青土社)「世界的な理論物理学者が、ダーウィン、アインシュタインから、生命、意識、宇宙の起源までを縦横無尽に語り、この宇宙でわれわれが生きる意味を解き明かす」とか。

 ショーン・キャロル著の『この宇宙の片隅に 宇宙の始まりから生命の意味を考える50章』を読み始めた。
 今、自宅では、『カフカ全集〈6〉城 』(前田敬作訳 1981年 新潮社)と交互に読んでいくことになる。
 まるで別次元の本の世界を行ったり来たり。読書の醍醐味である。

 600頁あまりの大著。ゆっくりじっくり読む。久しぶりの理系の本。今どき、理系だ文系だなんて拘ってるのは日本だけかな。ただ、数式に馴染めるか否かは、好き嫌いを超えて、資質なのかなとも思える。
 語学もだけど、数式を使いこなせるって、羨ましいし、時代の要請でもありそう。
 それにしても、数学や物理学の難しい理論(数式で現される世界)を分かりやすい言葉で説明できるって、本当に頭がいいと思う。

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→ 松葉の絨毯。庭地の肥やしになるし、敢えて拾わない。

 富山。連日の死者の出る火事が発生。今年は多い気がする。気のせい? 空気が乾燥しているから? 雪が降れば、発生の度合いも減る? 
 火災や酸欠などが怖いので、ガスや灯油ストーブは使わない。火鉢もね。
 残るところ、電気になるけど、これだって、火災が起きないという保証はない。気をつけるしかないが、一人暮らしだと、限界がある。警報器があっても、避難、間に合わないかもね。

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← ウンベルト・エーコ 作『バウドリーノ (下)』(堤 康徳 訳  岩波文庫) 「エーコが史実と伝説とファンタジーを織りまぜて紡ぎだす破天荒な冒険ロマン」

 ウンベルト・エーコ 作の『バウドリーノ (下)』を読了した。
 この手の、冒険ロマンもの、ファンタジーものは、好き嫌いが分かれるだろう。小生の好みではなかった。ハリポタも一切、受け付けなかったし。そういうロマン心は、数十年の昔、喪失してしまった。
 自分の貧しい心を自覚させられただけ。読み切るのが苦痛だった。

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