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2018/12/31

この宇宙の片隅で腸に拘る

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← ショーン・キャロル著『この宇宙の片隅に 宇宙の始まりから生命の意味を考える50章』(松浦俊輔訳 青土社) 「私たちの信条、希望、夢は無限の空間の中で重要性を持っているだろうか?人類の目的と意味は科学的世界観に合致することができるのだろうか?

 今夜は、年越しぞばを食べる。昨日、2食分買ってきて、1食分は昨夜、食べてしまったが、1食分は死守してあるのだ。

 ショーン・キャロル著の『この宇宙の片隅に 宇宙の始まりから生命の意味を考える50章』を読了した。
 なかなかの好著だった(校正ミスが目立つが)。

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2018/12/30

今後、読みたいと思った本の数々

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← エムラン・メイヤー【著】『腸と脳 体内の会話はいかにあなたの気分や選択や健康を左右するか』(高橋 洋【訳】 紀伊國屋書店) 「腸と腸内の微生物と脳が交わす緊密な情報のやりとりが心身に及ぼす影響や、腸内環境の異変と疾病の関係などについての最新知見をわかりやすく解説する」

 寒い! 冬だから当たり前だって? 家の中が寒い! 暖房費を節約するため、エアコンは茶の間だけ。一歩部屋を出ると、吐く息が白くなる。トイレに立つのが辛い。隣の台所に立つのがもっと辛い。津々と冷える台所で調理する間、凍えている。ああ、冬はまだ始まったばかり。我輩が風邪を引くとしたら、家の中でかもしれない。

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2018/12/29

歩道の雪を如何せん

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→ 昨夜半は数センチだったのが、今朝は、20センチ近く。まだまだ降りそう……だったけど、お昼近くになって気温が上がったのが、小止みとなり、ちらつくだけ。でも、本格的に降るのはこれから(明日以降)だとか。

 降雪の中、インフルエンザ予防接種のため、いつもの内科医院へ。車道は融雪装置で雪がないけど、歩道はひどい。なんだか、主客転倒しているような。車が主役、歩行者は歩くなってか。帰宅して、今冬最初の除雪。スノーダンプで十数分。いよいよ本格的な冬へ突入だ。

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2018/12/28

吾輩を震撼させた哲学書の数々

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← 28日 未明の富山市内。零下。ついに雪化粧。この程度でよかったのか。今日は終日、雪の予報。本格的な降雪はまだまだこれから。昨日のうちに庭仕事、思いきってやっておいてよかった。

 小雪降る中、毛糸の手袋をはめ、ビニール傘を差し、近くの郵便局へ。年賀はがきを買いに。
 せっかくなので、歩数を数えてみた。単調な作業は苦手で、往復でおおよそ1500歩かな……。
 一日、一万歩は、今の道のりを7往復。考えられない。
 思うに、標準体重より15キロほど多い。それを鑑みて、3割ほど、割り引いてくれないかな。だって、15キロ分の荷物を抱えて動いてるんだよ!

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2018/12/27

『悪魔祓い』から『大洪水』へ

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← ル・クレジオ【著】『悪魔祓い』(高山 鉄男【訳】 岩波文庫) 「無文字社会に生きながらも、あらゆる書字言語(エクリチュール)に先行する叡智を保持し、近代人の病である所有という概念に抵抗するインディオ社会の宇宙観。西欧文明と先住アメリカ社会のヴィジョンの対立をストレートに描く、現代文明批判の書」

 年末は天気が荒れるということで、買い出しに行ってきた。ついでに、年越しそばも買ってきた。が、もう、食べてしまった。我慢できんかった。これじゃ、明後日くらいには、買い出し、もう一回、いかんといけんな。ソバ、久しぶりに食べたら、美味かった。

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2018/12/26

カフカ「城」からル・クレジオ「大洪水」へ

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→ クロガネモチか万両か。SNSサイトでいろいろ教えていただいて、実の生り方や木の高さ、葉っぱなどから、クロガネモチと結論。名称もカネモチだしね?! 名札、下げないと、来年までには、名前、忘れそう。

 予約していた本が届いたということで、やや風はあるものの、薄日だったこともあり、バイクを駆って書店へ。
 25日はクリスマスの日。さぞかし、若い女子店員がサンタじゃないが、赤い服で働いているかと思いきや、中年以上の店員ばかりだった。
 なるほど、今日のような日に、若い女性は働かない(デートで出払っている)ってことか。

 年末には年内最後の通院へ。その日は土曜日。予約を入れたら、「あなたいつもギリギリに来るけど、最後の日だし、もっと早く来てください! ガチャン!」だった。こっちは真夜中過ぎまでの仕事で、昼前後に行くのだって、やっとなんだよ、なんて事情は聴く耳を持たないのね。

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2018/12/24

庭を彩るサザンカやツバキ

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→ 名前の分からない樹木だった。が、某SNSサイトで教えていただいた。「幹がすぅーと長くて枝は上の方だけにあるなら万両」だとか。

 今日は日中、薄日ではあるが晴れ間も垣間見えたのだが、外出する気になれなかった。疲れを取るのが先決。予約していた本が届いたらしいのだが、引き取りは後日にする。

 藤本和子著の『塩を食う女たち 聞書・北米の黒人女性』を読了した。
 内容からして、車中での待機中に読むような本ではないのだが、自宅は自宅でずっしりと手ごたえのある本を読んでいるので、やむを得ない。

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2018/12/23

カフカと量子論と

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← フランツ・カフカ/著『カフカ全集 6 城』(前田敬作/訳 新潮社)

 今日は冬晴れ。気温もツーリングに絶好。けれど、昨夜少々残業して、帰宅したのが丑三つ時。
 なれない残業で、日中はぐったりして、自転車で買い物に行くのがやっとだった。
 せっかくの上天気だったのに、勿体ない。
 例によって(?)、庭の落ち葉拾い。松葉がすごい。まだまだ落ちそうだ。栄養が足りないのだろうか。

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2018/12/21

富山県東部で震度3の地震発生

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→ 飛越地震で流れ出た巨岩である、「安政の大転石」については、先月、見学してきた:
富山の象徴:大転石」 「西大森の大転石。高さ7.2m、周り約32.4mあると言われる。かつては、真川・湯川合流点にあり、1回目の洪水で横江地先まで転がり下り、さらに2回目の洪水で現在地まで移動したそうです。この石によって水勢が変わって西に走り、西大森から下流の右岸側の被害を少なくしたと言われ、村民はこの石の恵みに感謝し、碑を建て、護岸の神として祭るようになったそう」(情報は、「西大森、西番、大場の大転石(立山町、富山市) – GOOD LUCK TOYAMA」より)。

 今日は冷たい雨が午前中は降っていたが、昼過ぎにはほぼ上がってくれた。
 晴れるのを待っていればいいものを、せっかかちなので、そぼ降る雨の中、落ち葉拾い。昨夜の雷雨で、残っていた葉っぱが落ちたり、内庭などに敢えて残してある落ち葉が吹き飛ばされて、庭に散らばった。

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2018/12/19

「東京が起点」だったのは昔のこと?

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← 北陸自動車道にて撮影。(画像は、拙稿「月影を追い 地べたを這う(前編)」より)

 今日は、昨日に引き続き、氷雨とまでは言えないが、しょぼしょぼと雨が降り続く。
 外仕事ができず、雨を恨みつつ、読書と居眠りに終始。
 昨日同様、「カフカ『城』とキャロル『この宇宙の片隅に』を往還」の一日だったわけである。但し、かなりの夢心地を伴いつつ。

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2018/12/17

カフカ『城』とキャロル『この宇宙の片隅に』を往還

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→ すっかり裸木に成り果てたモミジ。年内最後の庭仕事したかったけど、雨。雨中の作業はしたくない。水道管への凍結防止のためのカバー掛けや、庭仕事の道具類の片付け、庭木の最後の見廻りなど。菰巻きもしないとなー。

 格安スマホ。初の請求額の通知来る。(メイン3社から格安スマホ会社への)手数料込みで、以前に比べ6割。次回は手数料がなくなるので、以前に比べ5分の1以下になるはず。今のところ、仕事の上でも、格安スマホを使っての不都合は生じていない。もう少し、使ってみないと、想定外の不都合が判明するかもしれないし、最終判断は先になりそう。でも、当面は、コスト的には、もっと早く変更すれば良かったと、後悔しきりである。

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2018/12/16

ジョン・スタインベック『ハツカネズミと人間』に感動

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← ジョン・スタインベック/著『ハツカネズミと人間』(大浦暁生/訳 新潮文庫) 「からだも知恵も対照的なのっぽのレニーとちびのジョージ。渡り鳥のような二人の労働者の、ささやかな夢。カリフォルニアの農場を転々として働く男たちの友情、たくましい生命力、そして苛酷な現実と悲劇を、温かいヒューマニズムの眼差しで描いたスタインベックの永遠の名作」とか。

 今朝は今冬一番の冷え込み。でも、まさか零下だったとは。
 日中は晴れたのだが、寒風が頬に痛い。
 そんな中、連休でもあり、明日からは氷雨が降る予報なので、今日のうちにと、バイクを駆って書店へ。
 二か月ぶりに本の買い出し。まとめ買い。
 書店で本を物色する楽しみは、書店が次々と減っていく中で、なかなか気軽にはできない。
 家から下駄をはいて、近所の書店へ、なんて日常は、遠くなってしまった。
 淋しいものである。

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2018/12/15

佐藤春夫『田園の憂鬱』を買いかぶらず

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→ 神通川右岸より立山連峰を背に呉羽山方向を望む。冬の富山には珍しい青空が川面に映っている。

 今日(金曜日)も庭で落ち葉拾い。モミジに松葉にドウダンツツジにetc,と、もう、うんざり。今日で最後にしてほしい。いっそのこと、雪が降って、落ち葉拾いできなくしてほしい……ってのは、後門の狼だな。

 数日前に観た夢。いまだに断片的ながら印象にのこっている。メモしておく:

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2018/12/13

佐藤春夫『田園の憂鬱』に親近感?

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← ボードレール/著『巴里の憂鬱』(三好達治/訳 新潮文庫) 「パリの群衆の中での孤独を半ば自伝的にしるした散文詩全50篇を収録」とか。

 今日も庭仕事。落ち葉拾いに一時間半。葉っぱはほぼ落ちたはずだけど、庭のあちこちに吹き寄せられている。庭の一部、雑草除けに砂利にした。これは失敗だとつくづく。モミジの葉っぱが散ると、砂利に混じって拾うのが大変。トングを使って一枚一枚拾う。辛気臭い作業を延々。連日。あと一回くらいやったら落ち葉拾いは終わる……はず。そしてあとは、雪が降ってくるのを待つだけ……待っちゃいないけど。

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2018/12/11

ウンベルト・エーコ『バウドリーノ』に眩暈する

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← ウンベルト・エーコ 著『バウドリーノ (上)』(堤 康徳 訳 岩波書店 吾輩は文庫本で読んだ) 「神聖ローマ皇帝の養子となったバウドリーノが繰り広げる破天荒な活躍.エーコの中世世界が再び動き始める」とか。

 寒い! 家から……じゃなく、部屋から出られない。暖房があるのは茶の間だけ。隣の台所も脱衣場も廊下も寒い。こうなったら、今日は居眠りと読書に専念する。庭仕事もしないぞ! しない……たぶん、しないと思う。ちょっとはする…かも。
 
 我が家で唯一稼働する茶の間のエアコン。温度は、22度。十分、あったかい! 人は温度設定は何度なんだろう?

 ところで、庭仕事だが、やはり、案の定、一時間以上、やってしまった。

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2018/12/09

高輪ゲートウェイ駅に違和感

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← ラス・カサス著『インディアス史 (一)』(長南 実 訳 , 石原 保徳 編 岩波文庫) 「ラス・カサス(1484-1566)がその後半生を通して書き継ぎ,改訂を加えた同時代史」とか。「クリストバル・コロン(コロンブス)による新世界の発見から説き起こし,自らもその一員であったスペイン人植民者によるインディオに対する圧政と残虐の実態を明らかにする」とも。

 体のバイオリズムと仕事や休日とのリズムが合わない。夜は早めに寝るのだが、目覚める時間がやたらと早い。余儀なく、少し読書するけど、仕事に支障がでてはと、毛布をかぶり目を閉じ、寝ようとするけど、眠れない。悶々。寝不足で出社。あの悶々タイムを読書に振り向けられたら、月にあと2冊は読めそう。クソッ、どうしたらいい?

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2018/12/08

『スリランカの赤い雨』を観た

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← 松井 孝典【著】『スリランカの赤い雨―生命は宇宙から飛来するか』(KADOKAWA(2013/11発売)) 「2012年11月13日、スリランカに降った赤い雨の滴から、分裂を繰り返す細胞のような微粒子が発見された。これは宇宙から運ばれてきた生命なのか―。アストロバイオロジーの最前線が描きだす、驚異の宇宙生命と進化のシナリオ」だって。まさかトンでも本じゃないよね。

 今日は氷雨のような、まさに冬の雨。日中でも薄暗く、気分まで沈んでしまいそう。
 そんな中、この数日の風雨で散ったモミジや松葉などの落ち葉をトングを使いちまちま拾っていた。
 小雨そぼ降る中、僅か一時間の作業だったけど、ずっとウンチングスタイルで座りっぱなしなので、体というか、腰などの下半身の運動にはなるかな。

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2018/12/06

『今昔物語』あるいは犬死の語源?

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← 福永 武彦編訳著『今昔物語』 (【解説: 池上洵一 】 ちくま文庫 筑摩書房) 拙稿:「『今昔物語』:風のかたみ

 昨日(火曜日)の季節外れの暖かさから一転、今日(水曜日)は一気に冬の寒さが襲来した。今週末には雪さえ予報されている。
 そんな中、冷たい雨の降る庭で、傘を差しながら落ち葉拾いをやっていた。前夜からの風雨で紅葉もほぼ散り終えた感がある。落ち葉掃除もそろそろ終わりに近づいた……と思いたい。

 福永 武彦編訳著の『今昔物語』 を読了した。

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2018/12/04

李承雨『植物たちの私生活』に魅了

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→ 内庭の樹木。名称不明。天に向かって何処までも伸びる。

 午前中に雨が上がり、風も午後には弱まった。
 せっかくなので、バイクで散髪や買い物へ。
 信号待ちのたび、先頭へ。なので移動時間がかなり節約できる。

 靴下で拭き掃除。無論、穴の開いた古い靴下です。たぶん、一か月以上、部屋の掃除はしていないので、捨てる布地のもので台所を含め拭きまくりました。床がピカピカして、びっくり。

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2018/12/02

朝日小川ダムへ

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← 晩秋の快晴の空のもと、バイクを駆って富山県朝日町にある、「朝日小川ダム」へ。黒四ダムなど巨大ダムは、関西電力のものだが、このダムは富山県がダム事業者。ちなみに、「発電所の構内には「さざれ石の庭」があ」るというが、このことを知ったのは、この場を去ってから。見損なってしまった。後の祭りである。

 李承雨 (イ・スンウ)著『植物たちの私生活』(金順姫 (キム・スニ)訳 藤原書店)を読む手を止めて、漂泊の思い止まず、バイクを駆って朝日小川ダムへ。
 あまりに天気がいい。風もない。行くしかない。

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2018/12/01

古典もいいけど再読もね

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→ 山茶花。咲きっぷりがなかなかいい。枝葉を思いっきり剪定したのが功を奏したのかな。

 相変わらず庭仕事に精を出す日々が続く。夏場の大掛かりな作業は終わったので、今は例年の剪定作業や草むしりなどがメイン。運動不足解消の一環でもある。
 浴室乾燥暖房機を設置したので、冬場もシャワーや入浴が可能になった。雪の中、銭湯へ通う必要はなくなった(楽しみで行くことはあるだろうけど)。
 今月の冊数は、こんなものかというもの。毎月、古典を読むことと共に、一冊は再読を心掛けている。今月は2冊。新しい本を読むのもいいけど、再読もいい。

11月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:4234
ナイス数:1933

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