浴室に暖房機を!
降雪の時期、車などで銭湯へ行くのもきつい。
特に、仕事柄、夜中に帰宅する。となると、それから寒い浴室でシャワーを浴びるだけでも、辛い。
今は、冬場だし、夜はシャワーは我慢して、翌日の昼間、あるいは、夕方の入浴まで頭のかゆみも含め我慢する。
← カート・ヴォネガット・ジュニア 著『プレイヤー・ピアノ』 (浅倉 久志訳 ハヤカワ文庫SF) 「すべての生産手段が完璧に自動化され、すべての人間の運命がパンチ・カードによって決定される世界…ピアニストの指を拒絶し、あくことなく自動演奏をつづけるプレイヤー・ピアノの世界を描く本書は、『1984年』と『不思議の国のアリス』とのはざまの不可思議な文学空間を生みだした」とか。
でも、随時、入浴、せめてシャワーは浴びたいのだ。
工事の下見は終わった。あとは、再度、電気店へ行き、正式な工事の契約を交わすことになる。
実は、最初は、浴室の全面改装も考えた。貯金をはたいて。
でも、この先、何十年も生きるわけじゃないし、浴室暖房機の設置でよしとしておく。
カート・ヴォネガット・ジュニア 著『プレイヤー・ピアノ』を読書メーターの、読みたい本のリストにアップした。
1952年の作品。ディストピア的未来を描いた先駆的小説の一つ。
「自動化された経済では、少数の技術エリートが管理する産業用機械がほぼすべての仕事をこなす一方で、大多数の人間は無意味な人生と希望のない将来に直面している」。数十年を経ても、ヴォネガットは本書の有効性を信じていた。
今、読んでいるマーティン・フォードの「ロボットの脅威」にて、本書の存在を知った。
← マーティン・フォード著『ロボットの脅威―人の仕事がなくなる日』(松本剛史 訳 日本経済新聞出版社) 「ロボットの脅威 日本経済新聞出版社」によると、「シリコンバレーのソフトウェア開発ベンチャー創業者としてITに通暁する著者がAI、ロボットの普及と、人間の職、雇用との関係、ロボット時代の経済についていち早く警鐘を鳴らした名著。関心を集める「AIと人間との関係」についてじっくり考えるうえで役立つ視点を提供」といった内容。
マーティン・フォード著の『ロボットの脅威―人の仕事がなくなる日』を昨日から読み始めた。
再読である。
初めて読んだ際、冒頭の数十頁を読んだだけの段階で(!)、以下のような感想を書いている:
本書の内容案内によると、「急速に進歩する情報技術がもたらす人工知能、ロボット、ソフトウェアの進化は大量の失業、所得格差の一層の拡大をもたらし、経済、社会に破壊的な影響を与えずにはおかない」とかで、深刻な話が縷々語られている。題名は、「ロボットの脅威」なのだが、急発達の度合いが加速するコンピューター技術(自動化技術)の齎す驚異の社会なのである。
過去、技術の発達は、産業などの合理化を実現すると同時に、一定の雇用をも生み出してきたが、ロボット(コンピューター)の発達は、合理化・省力化が進んで、ルーティーンワークのみならず、知的労働をも(労働者をも)無用にしつつあるという現実が、一層、明確化してきたと著者は言う。労働集約的産業の典型(の一つ)だった農業ですら、人手をどんどん、不要のものとしつつある。ブドウなどの果物を収穫するのは、人の手を借りるしかなかったのが、収穫するソフト(とマシン)が開発され始め、人間が最後に携わる領域すら、人が駆逐されつつあるという。
人手不足を補うという意味で、ロボットなどの利用が喧伝されるが、実際には、そもそも人間が労働力として、必要がないんじゃないか、という事態がもうそこまで来ているという。
「例えばファストフード店での単純労働は、あまり高いスキルを持たない労働者の重要な受け入れ口の一つだった。しかし自動化が進めば、肉を焼いたり、注文を受けたりなどの作業がロボット・自動化技術に肩代わりされ、多くの労働者が職を失うと本書は危惧する」のだ。
さらに後日、本書をブログにて扱っている:「『ロボットの脅威: 人の仕事がなくなる日』が予言する近未来」
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