谷崎潤一郎再び
← 『変身綺譚集成 新刊 谷崎潤一郎怪異小品集』(東 雅夫 編 平凡社ライブラリー ) 「超自然の怪異を描いた「変身綺譚」系の作品や怪奇幻想文学ジャンルの仲間らについて語った作品を収録する」。
『変身綺譚集成 新刊 谷崎潤一郎怪異小品集』を読み始めた。
『痴人の愛 』とか『卍 』とか『瘋癲老人日記』、『陰翳禮讚 』、『蓼喰ふ虫』、『春琴抄』、『さらには『文章読本 』なども、文庫本で読んできた。流石に全集は読めない。こういう世界もあると知りたくて読む。
拙稿「今日は「谷崎忌」…『細雪』の頃」
→ 先週16日に設置した浴室暖房乾燥機
昨日、風呂場に設置した暖房乾燥機で初の洗濯物干し。いろんな方法で試す。まず、乾燥機能だけて。ところが、そんなこと、すっかり忘れちまって、夜半にふと思い出した。慌てて風呂場へ。幸い、タイマーで止まっていた。結果は……今一つ。次は、乾燥機能と、扇風機を併用する。今度は、実験中であること、忘れないように!
我が家は、基本、農家(の成れの果て)風。但し、日当りは悪い。朝日と西日が少々で、日中はずっと日が当たらない。母の洗濯でも、部屋干しは見たことがないです。ちなみに、庇はあるけど、洗濯物を干すには幅が狭い(布のシートで特設の庇を作ってますが、雨が漏ります)。と、ここで気が付きましたが、18歳で郷里を離れ、盆や正月に数日、帰省するだけ。なので、その間には母が洗濯する場面に遭遇していなかった。冬や雨の日、どうやっていたのか、まるで分かっていない!
← 篠田 鉱造 著 『増補 幕末百話』(岩波文庫) 「幕末維新を目のあたりにした古老たちの話は想像もつかない面白いことずくめ.日本社会の激変ぶりを語る実話集」、さらに、「明治も半ば,篠田鉱造(1871-1965)は幕末の古老の話の採集を思い立った.廃刀から丸腰,ちょんまげから散切,士族の商法,殿様の栄耀,お国入りの騒ぎ,辻斬りの有様,安政の大地震,道具の投売……幕末維新を目のあたりにした人々の話は,想像もつかない面白いことずくめだった.日本社会の激変期を語る貴重な証言集」とか。
篠田鉱造著の『増補 幕末百話』を読み始めた。幕末など江戸時代もの、明治や大正、昭和の初期の思い出話や実話風な本を読むのが好き。
相変わらず、車中での待機中に、ちょびちょび読んでいる。江戸時代や維新の頃の武士は、町民などに対し、やりたい放題だったこと、改めて知る。だから、ヤクザの中には(例外だろうけど)、武士の粗暴に対向する、自衛の側面もあったのかな。
近年の時代劇は、武士を美化し過ぎ。上に弱く、下(町人や農民ら)に対して横柄だった現実をもっと認識しておかないと。
町中だって、綺麗にする努力がはらわれた面もあろうけど、実際には不潔だったのが大方だったことも踏まえておかないと。
それにしても、茶坊主って、賄賂(袖の下)次第だったのね(彼らに限らないけどさ)。
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