色に出にけり!
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しのぶれど 色に出でにけり わが恋(こひ)は
ものや思ふと 人の問ふまで
平兼盛(40番) 『拾遺集』恋一・622
月一(30日に一度)の通院。内科。数値は順調に推移していて、今日の数値もまずまず。先生もご機嫌がよかった。
まあ、2年ほどの通院と、自宅での庭仕事などの軽作業を通じて、最悪の時期は脱したのは確か。
組合の執行役員をやっていて、自分が定年で退任するにあたって、後任を見つけなければならなかったのだが、候補となる人が次々と辞めたり前言を撤回したりと、土壇場に追い詰められた。
ついに、心ならずも組合を解散させると決断。苦渋の決断ではあったけど、誰も気持ちを理解しようとはしない。
会社は組合がなくなることを歓迎する(形だけの御用組合を作ればいいってこと)。組合員は、組合費を払わなくて済むと、やれやれって雰囲気。
ほとほと愛想が尽きた。真面目にやってきた自分がバカだったと悟っただけだった。
それが、一昨年の夏の終わりから昨年の冬の終わり頃のこと。
そうはいっても、人生経験はそれなりに積み重ねてきたし、もっと苦しいこともあった。
ただ、耐える体力気力が衰えてしまっていたのだろう。寄る年波って奴だろうか。
→ モミジ……。昨日までの末期の華やぎという面影はまるでない。もう、一雨、でなければ少しの風が吹くと、裸木となる。…というか、このまま放置しておくと、残っている紅葉した葉っぱが舞い散るどころか、既に敷き詰められたように散り積もっている葉っぱたちが庭中に散らばってしまう。ということで、せっせと掃き集めポリバケツに詰めて、雑草の留場へ。
夕方、浴槽にお湯を満たす。入浴すると肩が沈むほどに。その間は、読書。
さて、そろそろ頃合いだと浴室を覗くと、湯気が立っていない。もしやと、浴槽の中に指先を漬けると、生温かい。
あー、灯油が不足している。慌てて、ボイラーのタンクに灯油を注ぐ。改めてボイラーのスイッチをオンに。今日は入浴を諦め、シャワーだけにする。そろそろかなと思いつつも、まだ大丈夫だろうと先延ばしにしていたけど、その時が来たってわけである。
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