シェイクスピア『テンペスト』をベートーヴェンと共に
← シェイクスピア 著『テンペスト』(小田島 雄志 訳 白水Uブックス)
欧米文学というと、何としてもギリシャローマの古典はもちろん、聖書や、ダンテ、フランソワ・ラブレー、セルバンテスなどの巨人、そしてシェイクスピアは必須だろう。
学生時代に一年間、シェイクスピアの「ヴェニスの商人」の原書講読できたのは、貴重な体験となった。
車中で折々、これ(↓)を聴く。心騒ぐとき、あるいは心を掻き立てるために?
「ピアノソナタ第17番 「テンペスト」第3楽章(ベートーヴェン) 横内愛弓 - YouTube」
となると、やはり、シェイクスピアの戯曲を読まないと。
浴室に暖房機を設置すると決めた。浴室の全面改装も考えたけど、汚くたって自分が我慢すればいい。でも、冬の寒さには耐えられない。雪の中、銭湯へ行くってのも、たまにはいいけど、仕事で夜なかに帰宅して、せめてシャワーくらいは浴びたいし。
ということで、全面改装は不要。暖房だけで十分だ。
いうまでもなく、浴室の隣の着替えの部屋(洗濯機が置いてある)には、冬場ともなると、電気ストーブを置く。
それでも、肝心なのは浴室である。
なお、近く、スマホも、格安にする。
小生は、今使っているスマホは、10万円のもの。仕事の必要があって、それまで愛用していた携帯を手放し、しかも、現金で買った。2年縛りで割引サービスを受けることはなかったわけだ。何のメリットも携帯会社からは受けていない。
スマホ代が月々8千円ちかく。貧乏人には辛い。よって、今月中に格安に変更する。
← イサク・ディネセン 著『アフリカの日々』(横山貞子 河出文庫) 「すみれ色の青空と澄みきった大気、遠くに揺らぐ花のようなキリンたち、鉄のごときバッファロー。北欧の高貴な魂によって綴られる、大地と動物と男と女の豊かな交歓。20世紀エッセイ=文学の金字塔」とか。
イサク・ディネセン 著『アフリカの日々』を昨日(金曜日)の未明に読了した。
過日より、ゆっくりじっくり読んできたが、木曜日、残りの160頁ほどを翌日未明にかけて一気に読んだ。
本書は、『アフリカの日々/やし酒飲み イサク・ディネセン,エイモス・チュツオーラ』,(横山 貞子,土屋 哲|世界文学全集 河出書房新社)にて読んでいた。
僅か一年前に読んでいたのに、先月、良さそうな本だなーと、文庫本を手にした。
以下は、当時書いた感想である(「キウイフルーツ収穫 文学の収穫」より):
イサク・ディネセンの「アフリカの日々」は印象に残る作品だった。彼女がアフリカの風土やアフリカ人の発想法にどこまで迫れたかは分からないが、アフリカ的時間の過ぎ方に馴染もうとした、その恩徳を超えた努力が垣間見える。うっかり過ごし方という表現をしたが、時間というのは時計で計るような、分や秒単位で刻まれるものではなく、人は(おそらくは動植物も含め)時間の中に生きている。時間とじっくりゆっくり寝ている。ひととの付き合いも、できればすこしでも長く同じ時空を共有したいと心底から願っているのだ。
といっても、自分自身そんな過ごし方はもうとっくに忘れてしまっている。明日のこと、先のことを忘れ、今の楽しさをとことん楽しむ……子供の頃の時間の、一日の不思議なほどの長さをふと思い出す。
まさに、失われた時なのだ。
「やし酒飲み」は、文章にされた小説や物語ではなく、語りとして耳を傾けたら味わいも違って面白いかもしれないと思った。
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