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2018/09/10

ヤクザに絡まれる…言い寄られる夢 ? !

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→ 防風林ならぬ防風竹林。北西に広がる畑や空き地、公園といった空間から吹き付ける風から、陋屋を守る……はず。

 今日、ガス代の請求書が届いた。基本料金だった。これで二か月連続。瞬間湯沸かしも使わず、ガスコンロも、この二か月ほど、カップ麺を作るためのお湯を沸かしただけ。ところが、皮肉なもので、昨日から20度をやや上回る気温で、本夕、とうとう食器洗いに瞬間湯沸かし器を使ってしまった。来月の請求書は、基本料金じゃ済まないだろうなー。

 今日も洗濯をあきらめた。これで3日分、洗濯物が溜まっている。明日は晴れる…はず。晴れてくれないと困る!

 最近、夜のうちに洗濯することが多い。夜半過ぎに干しても、午前中には乾くから。昨夜も洗濯。でも、午前十時になっても乾いていない。やはり、雨の日には洗濯はダメだね。今も雨。止まない雨はないっていうけど、濡れてる洗濯物はどうする。明日、やり直しだ。

 さきほど(月曜日お昼過ぎ)、ヤクザに絡まれる夢を見た。6畳ほどのロッカールーム(更衣室)に入ると、そこには妙な連中が黙々と着替えている。我輩もロッカーを探そうとすると、中にいた痩せぎすの男が我輩を見つめ出し、我が輩の前に立つ。身をかわそうとするが、行く手を阻む。お前に話があると凄む。知らない奴だし無視しようとすると、二人でナシを付けようと言う。断ると、襟元を掴んで連れていこうとする。周りの男達は、知らん顔を決め込むばかり。
 内心の動揺を押し隠し、知らん顔……無表情を決め込んでいる。気が付くと、奴等は誰もいない。絡んできた彼奴は誰なんだろう。見たことがあるような、何か関わったことがあるような。そこに仲間の数人がやってきて、大丈夫だったかと心配げ。安堵した自分は彼等に愚痴る。が、一瞬、こいつらは今の出来事を見ていたんじゃないか、分かっていて、素知らぬふりして、心配している風を装ってるんじゃないかという疑念が脳裡を掠めた。
 何の夢なのか。ヤクザと関わったことはないし。これは、目覚めてからの馬鹿な発想、話を茶化すための脚色だけど、ロッカールームで我輩に絡んだ優男(慎重は我輩より数センチ低い)は、我輩に気があって、言い寄ろうとした、というオチはどんなもんだろう?

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← スタニスワフ・レム 著『完全な真空』(沼野充義/工藤幸雄/長谷見一雄 訳 国書刊行会) 「誇大妄想的宇宙論からヌーヴォーロマンのパロディ評まで、16冊の架空の書物を論じたペダンティックな仕掛けに満ちた書評集】とか。

 スタニスワフ・レム 著の『完全な真空』を読了した。
 宇宙論をはじめ、サイエンスに関心のある元SF好きの小生には興味津々の書評を装った短編集……というか、サイエンス放談集のような作品。
小説から離れた最晩年も、独自の視点から科学・文明を分析する批評で健筆をふるい、中欧の小都市からめったに外に出ることなく人類と宇宙の未来を考察し続ける「クラクフの賢人」として知られた」という。
 科学の専門家ではないが、晩年まで科学や文明の行く末をあこれこ考察する資質は、身の程知らずながらも共感してしまう。
 日本だと、安部公房辺りをふと連想する。同じ医学部出身、科学にも精通していたし、学生時代から小説を書いていたという履歴など共通する点がある。

 ある作品は、架空の作品の書評という形をとっているが、「非常に真面目なものであり、レム自身がそれを書くための時間を取れなかった小説の草稿のようにも見える」。
 それは、アルフレッド・テスタ著の『新しい宇宙創造説』 である。
 最高に進化した知的生命体の痕跡は、我々などには窺い知れない。何故なら、我々の想定しうるような巨大な科学装置など、彼らには論外で、ある意味、独特の宇宙そのものを創造するに至るだろうから。そもそも、無からの創造として現下の宇宙が生まれたとして、その創造自体が我々をはるかに凌駕し先行した知的存在の生み為した仮構されたとはいえ、我々の目には自然としか映らないような創造物なのかもしれない。
 つまり、現に目の前にしていても気づかないやもしれない。
 人間原理に即したような宇宙(物理学上の定数などがあまりに奇跡的だったりする不可思議)というのも、もしかしたら理の当然の結果に過ぎないのかもしれない。
 レムの傑作「惑星ソラリス」を上回るような、想像力のスケールをはるかに超えたSFの構想…のヒントが潜んでいるようである。

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→ 富山は、一昨日来の雨。強弱はあるし、止み間もあるけど、ずっと雨。実によく降る。風雨になることも。秋の長雨ってものじゃない。雨を口実に庭仕事をサボれるとか、洗濯物が溜まる一方だとか、そんな呟きなど呑み込み洗い流していく。しかも、昨日の夕方近くからは、気温も低い。19度だったり。あの暑さが嘘のようだ。さて、取り敢えずは何もできないし、読書するかな。

 マラー・J・ハート著の『セックス・イン・ザ・シー』(桑田 健訳 講談社選書メチエ)を読み続けている。ひたすら好奇心で。
 抹香鯨の生活域の広さ! 太平洋の端から端まで。多くの海の生物は、匂いや音に敏感。音や匂いでコミュニケーションしている。それだけに、人間の出す(船の)音や、海洋を汚染する(化学)物質は、彼らの生態を存在を危うくしてしまう。彼らの性愛の多彩さ。


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