金子文子著の『獄中手記』を読み始める
← 金木犀と同様、ラジオで萩の話題も。萩も我が家の庭の隅っこに咲いていた。棕櫚や楓や泰山木やアオキ、柘植などなどの背後に隠れていて、咲いていることに気付く人は少ない……皆無かも。隣家の窓外直下に見える。隣家の方たちには絶好の眺めかもしれない。
よく見る夢の場面。車をバックさせる。ゆるゆると。そろそろ止めたいと、ブレーキを強く踏む。が、車はズルズルと後退を続ける。えっ、なぜ止まらないの? さらに強く踏み込む。が、依然としてバックし続ける。あ、あ、ぶつかる! という瀬戸際、目覚める。冷や汗。
ガチャーンという音、そして衝撃を覚悟した……。が、無音、ショックが来ない。しばらくして気が付いた。左の車が、ある種、絶妙のタイミングでゆるゆると動き出していたのだ。それを、自分の車のバックによる左の車の位置変化と錯覚したわけだ。
勘違いとはいえ、驚いたの何の!
→ 表の庭から裏庭に続く苧環(おだまき)の径に何故か勝手に育つ南天(?)の木。花か実がいっぱい。ネッ友の方に、白南天だと教えていただいた。
今日(金曜日)も、貴重な秋晴れのもと、庭仕事に精を出す。表の裏の片隅に山積みだった枝葉を、ほぼ全て農作業小屋に移動させた。ようやく、外からうかがえる範囲では、刈り落した枝葉の山は消えた。
実際は、作業小屋に移しただけ。これから、枝や幹は燃えるゴミの日に出し、葉っぱの類は、肥料にすべく、コンポストに貯める。一部は、畑や庭の肥やしにと、バラまいた。
金子文子著の『何が私をこうさせたか 獄中手記』を車中での待機中に読み始めた。
書店で見つけた本。こういう本があるってことは、書棚にて初めて知った。
← 金子 文子 著『何が私をこうさせたか 獄中手記』(岩波文庫)「関東大震災後,朝鮮人朴烈と共に検束,大逆罪で死刑宣告された金子文子(1903―26).その獄中手記には,無籍者としての生い立ち,身勝手な両親や,植民地朝鮮で祖母らに受けた虐待が率直に綴られる一方,どんなに虐げられても,「私自身を生きる」ことをあきらめなかった一人の女性の姿がある」とか。
獄中手記なのだが、検事の取り調べに対する弁明として書いたという。驚きなのは、こうした手記が残っていて、本人に返されたという事実。
以下、読書中の呟き(感想):
父は酒、女、博打だけの奴。母は籍を入れてもらえず、泣くだけの女。祖母は息子(父)に抗えず、叔母は父に溺れ、彼女は無国籍のまま放置され、学校は行けず。
その後、父と叔母は駈け落ち。とはいえ、父はいっそう落ちぶれて戻るも …。
母は母で、中年の男、次は年下の男と同棲。誰かに頼らないと居られない女。
母は、とうとう切羽詰まって、娘(著者)を女郎にしようとするが、交渉うまくいかず。ついに、一家は夜逃げ。
まだ彼女は少女(女郎にするにも数年の養育が必要な年齢)。話の先は長いです。
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