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2018/08/30

赤いシーラカンス

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→ 小林たかゆき作「題名不詳」 (画像は、「小林たかゆき お絵かきチャンピオン」より)

赤いシーラカンス

 不思議の海を泳いでいた。粘るような、後ろ髪を引かれるような海中にもう馴染み切っていた。
 髪を掴まれて、何処へでも流れていったって構わないはずだ。
 なのに、妙な意地っ張りな心が前へ、前へ進もうとする。

 緑藻の長い腕が、ビロードの肌で絡みついてくる。紅藻が乳糜を沁み出して呑んでいきなさいよって、誘っている。

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2018/08/28

『イザベラ・バードのハワイ紀行』へ

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← イザベラ バード (著)『イザベラ・バードのハワイ紀行』(近藤 純夫 訳 平凡社ライブラリー )  「『日本奥地紀行』で知られる女性旅行家の「旅」の原点。火山や激流に挑む驚くべき冒険の数々、先住民との交流や原生自然の貴重な記録が、一八七三年のハワイ王国にタイムスリップさせてくれる」とか。

 イザベラ・バードのファンってわけじゃないはずだけど、『日本奥地紀行』や『朝鮮紀行』などに次いで、本書で三冊目である『イザベラ・バードのハワイ紀行』を今日から読み始める。
 素晴らしい観察眼と現地の人々と交流する人間性。
 冒険心溢れる人。本書は妹への手紙形式で書かれている。というか、そうした書簡を編集したようだ。
 冒頭から、手に汗の叙述が。とっくに廃船になっていいような船で嵐に遭う。もうここだけで、吾輩ならめげるだろう。

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赤い闇

 どこをどう歩いて行っても、逃げるように遠ざかってみても、まして開き直ってその場にへたり込んでみても、ズルズルと後退していく。不意を打つように後ろへ飛び去ってみても、奴には同じなのだ。

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→ ヴォルス Wols (Alfred Otto Wolfgang Schulze) [title not known] c.1944–5 (画像は、「Wols (Alfred Otto Wolfgang Schulze) 1913-1951 Tate」より)

 高みの見物とばかり、そう、高い空を舞う鷹のように、獲物をじっくりと追っている。
 こっちがじたばたしても、地上を右往左往するウサギのように、滑稽に見えるだけなのだ。
 眼光は鋭い。焦点は定まっている。照準はピタリ合っている。
 ああ、それだったら、じらしたりせず、いっそのこと一思いにやっつけてくれればいいんだ。

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2018/08/26

いつの日かの「源氏物語」再読のために

 今日も猛暑の一日。富山も例外ではなかった。
 夕方近い午後の五時過ぎから庭仕事開始。昨日未明からのやや強い風で、松葉などがいっぱい庭に落ちていた。藪のような庭なので、近所のゴミが我が家の庭に舞い込んでくる。観音堂のおじぞうさん祭りの提灯さえも。吹き溜まりのような庭だ。

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← ギュスターヴ・フローベール ほか著『愛書狂』(生田 耕作 編訳  平凡社ライブラリー ) 「19世紀フランス、古本道楽黄金時代のフローベール、デュマら名だたる書物狂いが遺した愛書小説アンソロジー」とか。

 ギュスターヴ・フローベール ほか著の『愛書狂』を読了。
 蔵書家でも愛書家でもない。ただ、本に限らず電子化が進む今日、少なくとも本については、可能な限り紙の本、表紙やカバーや、帯などのある本、装幀も含めた本を大事にしたいと思う。昨今の作家はともかく、昔の作家は、書籍の形で読まれることを前提に創作していたと考えられからだ。

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2018/08/25

カビから魔術的芸術へ

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← アンドレ・ブルトン 著『新装版 魔術的芸術 普及版』(巖谷 國士 監修 谷川 渥 訳 河出書房新社) 「20世紀最大の「幻の書物」! シュルレアリスムを創始したアンドレ・ブルトンによる野心的な「もうひとつの美術史」。人類の美術史全体を書き換え、再構築した壮大な試み」とか。

 アンドレ・ブルトン著の『新装版 魔術的芸術 普及版』を読み始めた。
 なんたって、シュールレアリスムの鼻祖というか元祖アンドレ・ブルトンの著。しかし、寄せられている序文の読みづらさ。よほど、吾輩の理解力が足りないからって、苦労しつつ読んでいたけど、いかにも翻訳調なのである。フランス語の原文をそのまま日本語にしたって感じ。原文を知らないと読めないかも。
 でも、挿入されている画像の数々が素晴らしいので、それを楽しみに頁を捲っていく。

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2018/08/23

愛書家でも蔵書家でもないけど

 今日も庭仕事。夕方の五時過ぎから七時過ぎまで。
 藪のような庭だけに、下草や伸び放題の枝葉を片っ端から剪定してく。
 二時間ほどの作業だけど、汗びっしょりである。

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← ルソー (著)『告白録〈上巻〉』(井上 究一郎 (翻訳)  新潮文庫) 画像は、我が所蔵本。手垢も付いているし、赤茶色に変色している。書庫の奥から引っ張り出してきた。

 ルソー 著の『告白録〈上巻〉』を読了した。

 四半世紀ぶりの再読。昔読んだ印象が綺麗に消え去っている。まだ、上巻を読んだだけだが、こんなに読ませるとは思わなかった。放浪好き。しかも、先々で自分を見知らぬ家の人がもてなすのを当たり前と思っている(かのような)感覚に驚く。もてなさないほうがダメだくらいの。

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2018/08/21

フォートリエとヴォルスに魅入られて

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→ アンフォルメルの画家ジャン・フォートリエの「人質の頭部」 (画像は、「ジャン・フォートリエの「人質の頭部」:Autoportrait:So-netブログ」より)

 何だか知れない闇の圧力に圧し掛かられて、顔が心が歪んでしまっている人がいる。闇の中の手は、その人の親の姿をしているのかもしれないし、もっと形の抽象的な、表現に窮するような何かの形をしているかもしれない。
 あまりに早く生きる上での重石を感じ、打ちひしがれてしまった人は、気力と胆力があれば、人生そのものに反抗するかもしれない。あるいは自尊心の高すぎる人なら、人生を拒否するかもしれない。生きることを忌避するのだ。

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2018/08/19

悪夢にあの人が現れて

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→ カネの成る木。そろそろ、大きな鉢に植え替えかな。「英語では dollar plant といい、葉が硬貨に似ているのが名前の由来である」とか。「常緑低木。樹高は無霜地帯の露地で栽培すると3メートル以上になる」という。ってことは、庭の何処かに植え替えてもいいってことか。今まで、鉢でしか育たないって思い込んでいた。「乾燥気味に育てれば氷点下5℃程度に耐えるほど寒さに強いが、霜や雪には弱いために冬は屋内か軒下やベランダなどで育てる】とも。冬、積雪の時期、雪が被らない場所を選ばないといけない。なかなか土地の選定が難しそう。 

 この数日、中元などのもらい物で過ごしている。栄養の偏りもなんのその。でも、そろそろまともなものを食べないと。

 今日は涼しいので、夕食は、久しぶりにガスコンロを使って調理。冷凍庫にあるミックス野菜と豚肉を使って、肉野菜。明日も涼しかったら、ラーメンを作るかな。

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2018/08/18

幻想より怪奇なのか

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← ルソー (著)『告白録〈上巻〉』(井上 究一郎 (翻訳)  新潮文庫) 画像は、我が所蔵本。手垢も付いているし、赤茶色に変色している。書庫の奥から引っ張り出してきた。

 学生時代以来、久しぶりに本書を手にする。ルソーは、どちらかと言えば嫌いな人物。けど、代表作はだいたい読んでいる。「孤独な散歩者の夢想」は、高校生の頃からの愛読書。繰り返すけど、人物は近寄りになりたくないんだよ。

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2018/08/17

カビには根っこがない

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→ 玄関先の雨受け。庭仕事終了後、長靴を洗うための水。家のあちこちにポリバケツ設置。ポリバケツに雨水を貯め、畑の水遣りに使う。夜に至るまでの雨で、本日は外仕事せず。久しぶりに。

 お昼前、ちょっと外の様子を窺ってみた。降っていない。なんとなく不穏な雰囲気。すると、俄かに風が強まって一気に豪雨。表の道を若い人が走っていく。あまりに急激な天候の悪化。今日は、ずっと雨(と風)らしい。庭や畑に雨は嬉しい(外仕事をサボれるし)が、激しい雨は困る。この風雨で、大気も入れ替わって、秋の気配が漂うようになるのかな。それはそれで淋しい。

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2018/08/15

巴金 著『寒い夜』に暗澹たる思い

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→ カネのなる木。いっぱい何やら生えている。どうしたらいい? 今日、くれた人が来たんだから、聞けば良かった。

 昨年は、我が手作りカレー元年だった。ふとした思い付きで作ったら、大成功。これはいいぞと、二度三度。さらに、シチューまで作った。が、四度目からダメに。あれこれ凝りはじめたら、ぐじゃぐじゃになってしまった。以来、手作りカレーのマイブームは半年で消滅した。今秋、再挑戦するか、やはりレトルトに戻るか、思案中。

 親戚の家族がやってきた。お盆。お墓参り。家の仏壇に参る。仏壇へのお供えに、ナシ8個を。

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2018/08/13

連日の庭仕事に汗を流す

 今日もせっせと庭仕事。ほとんどが草むしり、さらには庭木の下草や剪定してそのまま地面に積もっていた枝葉の整理。

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→ 表の庭にある岩。この周辺に樹木が藪のようにあり、そのもとには剪定した枝葉が積もっている。

 在宅の日は毎日、庭仕事(や畑仕事)をしている。雨が降ったら、さすがにその日は休むのだが、今夏は雨が降らない。降っても仕事の日で、在宅の日は小雨が日中あっただけ。
 結果的に在宅の日は毎日、やることになる。

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2018/08/11

「癌 ある内科医の日記から」拘束なしで手術に耐え抜く

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← 巴 金 著『寒い夜』(立間 祥介 訳 岩波文庫) 「現代中国を代表する作家・巴金(1904-2005).その到達点を示す長編」とか。 「病に冒され,ゆきづまった生活を送る無力なインテリ.その妻と母親の間には嫁姑の対立がある.誰が悪いわけでもない.だが各人にはどうすることもできない自我とこだわりがある.そこから生まれてしまう感情のせめぎ合い.苛烈な人生のドラマが胸を打つ」。

 今日は昨夜来終日、エアコンなしで過ごした。窓を開け網戸越しの風が気持ちよく吹き抜けていく。
 夕方近くには、例によって庭仕事。組合仕事で庭仕事がおざなりになっていたツケがいっぱい溜まっている。
 雨の日以外は在宅の日は毎日、庭仕事。雨がほとんど降らないので、文字通り毎日。

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2018/08/10

水出し昆布は旨い

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→ 富山藩十村役宅[竹島家住宅]  外見の印象だと、荒れている。住人(管理人)がいないのか。富山市の旧家。史跡。豪農・内山邸に匹敵するほどの家格なのに。

 一昨日だったか、ラジオ番組に演歌歌手の小林幸子さんがゲストに。話の中で、昆布を沢山もらい、もて余した。でも、昆布を鍋に入れ水に浸して飲んだら、とっても良かったと。冷蔵庫で一晩か二晩、冷やし水だしする。最近、お茶を水だしするのに凝っている我輩は関心大。
 小林幸子さんが貰うくらいだから、立派な昆布なんだろう。我が輩も、昨夜、早速、水だし昆布に挑戦。昆布は高級品じゃないけど、いいよね。

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2018/08/08

E・ガレアーノ著『収奪された大地 ラテンアメリカ500年』に震撼

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→ 表の庭に高砂百合が咲き誇ってきた。こんな真夏の最中に。夾竹桃に負けない生命力。

 実に久しぶりの雨。西日本の皆さんには申し訳ないけど、畑や庭には、乾天の慈雨。物足りないくらいだけど、贅沢は言えない。パサパサの土が一瞬、しっとりと。雨が上がったあとも、やや曇りがちで、猛暑も一段落。わがままを言えば、夜にもひと雨を。

 富山には、接骨院やマッサージ店が実に多い。みんな、営業、成り立っている? 富山の人って、体、凝っている人、多い?

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2018/08/06

水谷千秋著『継体天皇と朝鮮半島の謎』にロマンを感じる

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← 水谷千秋著『継体天皇と朝鮮半島の謎』(文春新書) 「子のない武烈天皇が崩じたのち、傍系、地方出身にもかかわらず、天皇の座についた継体天皇。王位簒奪者か、大和の救世主だったのか? 真の継体陵とされる今城塚古墳の石棺は、なぜ九州から運ばれたのか? 緊迫する朝鮮半島との関係にどう対処したのか? 古墳、石棺、冠、大刀、鏡など考古学上の新しい成果と、文献からの考察を突き合わせ、古代史最大の「空白」がいま、明らかになる――」。

 水谷千秋著の『継体天皇と朝鮮半島の謎』を読了した。
 同氏の旧著『謎の大王 継体天皇』以来の書。この本も読んだはず。謎の大王・継体天皇にはずっと関心を持ってきた。前の本が専門である文献史学に基づき、文献資料を駆使しての著作だとすれば、本書『継体天皇と朝鮮半島の謎』は、その後の考古学上の研究実績を広く視野に入れての書。

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2018/08/04

白石『折たく柴の記』からE・ガレアーノ『収奪された大地』へ

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→ 画像はミニトマト。疲れたので、キュウリは止めた。

 今日も庭仕事。数年前、謎の原因で枯れ木と化した貴重な樅ノ木の伐採作業を開始した。いつか再生するのではと待ち続けたが、ついに諦めた。取りあえず、枝の刈り込み。と言っても、手や腕っぷしでパキパキ折れる。雨が降らないのに、雑草は元気。負ける……負けないぞ。

 新井白石著の『折たく柴の記』を一か月以上を要して、懇切な注釈を頼りに読み通した。

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2018/08/03

さすがのサマセット・モーム作品「サナトリウム」

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← 『病短編小説集』(へミングウェイ /W.S.モームほか 著 石塚 久郎 監訳 平凡社ライブラリー ) 「病は時代や社会、文化を映す鏡。結核、ハンセン病、梅毒、神経衰弱、不眠、鬱、癌、心臓病、皮膚病など9つの病を主題とする14編」。

 へミングウェイ /W.S.モームほか作の『病短編小説集』を車中での待機中に読み始めた。
 二作目は、モーム「サナトリウム」。さすがのサマセット・モーム作品。大人の小説「サナトリウム」が実にいい。こんな結末が待っているとは! 思わず涙しそうになった。

 昨夜(木曜日の夜)も、赤錆色の火星の姿を見た。火星の水に生命体は見つかるだろうか。
 今のように明るく見えるのは……9月ごろまでは観測しやすい状態が続くようです:「15年ぶりに火星が大接近!見ごろはいつまで? – Nazology

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2018/08/02

賢治「永訣の朝」の舞台裏?

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→ 今日も庭仕事。主に泰山木の枝葉狩り。成長が早く、雨の降らない中、ドンドン伸びる。ってことは、土壌から栄養分や水分を奪っていくということ。他の庭木を育むためにも、かなり大胆に枝葉を刈った。脚立に昇っての作業。足場が悪く、怖かった。

 日照りのような日々。庭には散水しない(畑にも!)。なのに、雑草は執拗に伸びる。さすがに勢いは弱まっているようだが、それでも日々草むしりに追われている。それにしても、広葉樹の葉っぱの艶(つや)といったら! 太陽の恵みがあればったって、土壌から水分だって吸収する必要があるはずだよね。夏バテってないの? 昨日、泰山木に丼よりでっかい、白い花の王冠を確認し、撮影もできて嬉しかった。

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2018/08/01

連日の庭仕事をこなしつつ読書

 連日の猛暑日続き。我輩は、融雪装置の(部分)活用を提言している。昨日、富山駅北口近く(牛島)で、恒例(14回目)の「打ち水大作戦」を行った。35.0度から32.8度に下がったとか。保育園児たちが、バケツの水をヒシャクで散水するもの。効果絶大。融雪装置で水をチョロチョロ流すだけでも、相当ていどの効果が見込めるはず。当局には真剣な検討を期待したい。

 先月は、夏風邪を引いて十日ほど仕事を休んだこともあって、吾輩としては読書量がやや多い。毎月、これだけ読めればって思うけど、まさか、ずる休みするわけにいかないし。
 ただ、休んだとはいいつつ、その間も含め、猛暑の中、庭仕事に精を出した。頑張ったのだ。
 冬、畑の隅に設置した枝葉投棄サイトの積雪による倒壊。春先になって雪が溶けてから、サイトに溢れていた枝葉を、隣の農作業小屋に仮置きした。当初は、いつか、ペチカとは言わないまでも、暖炉を設置し、その燃料の一部として乾燥させた枝葉を使おうなんて目論見もあったのだ。
 が、煙突の設置などに百万円を要することを知り断念。六月の末から、作業小屋の枝葉をせっせと週に二度の燃えるゴミの日に出してきた。
 ようやく、小屋の中の枝葉の撤去作業完了。内庭の笹の原の撤去作業と併せ、雨の日がなかったこともあって、在宅の日は毎日、作業してきたのだ。

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