『折たく柴の記』や『苦海浄土』などを
一昨日、茶葉を水出しすると、なかなかいいお茶にって話題が。「氷水で、2時間ほどゆっくり水出しすると、カフェインが抑えられて睡眠の質を良くすると言われる「テアニン」たっぷりのお茶になりますよ」って言われても、正直、半信半疑。それでも、昨夜半過ぎに鍋に水を一リットル溜め、茶葉を沈めて、さて、一晩明けて、試飲したら、美味い! これは癖になりそう。夏の定番だ。
← 新井 白石 著『折たく柴の記』( 松村 明 校注 岩波文庫)
新井白石著の『折たく柴の記』を一昨日(金曜日)から読み始めた。
「江戸中期の儒学者・政治家新井白石の自叙伝」。何とか読める。懇切な注釈のお蔭です。牛歩で、今月中の読了は望み薄。段々文章に慣れてくるかな。まだ、冒頭の30頁ほど。白石の父君の話が続いてる。刀(刃傷沙汰)など、武士ならではの興味深い話も。
風邪で休んでいた間、雨の日以外は庭や畑仕事。始めるのは午後5時過ぎから、23時間。それでも、汗だく。被災地は終日。しかも、我輩は、作業後、シャワーも浴びられる。比べるのも論外だけど。今度のような惨禍、残念だけど常態化の懸念。日本は国土の3分の2が山、森林。林野庁を省に格上げして、山野対策を抜本的に変更すべき。これこそ、国土防衛だよ。
東南海地震などもあと一世代のうちには必ず発生する。台風も数はともかく巨大化は必至。戦争ということじゃなく、国土防衛保全省を設けるべきでは。
今年は野菜の収穫、低調。キュウリ、例年の5割、ナス、3割。ただ、ミニトマトは豊作。というか、順調。日々、一人じゃ食べきれないので、茶碗一杯分残して、あとは親戚に。キウイフルーツも、これでもかというくらい、生っている。収穫作業が大変そう。あげるから、収穫してってほしい。
昨日、煮出ししたお茶を持参。もち、一晩冷やして。濃過ぎる。風邪、直りきっていないが、休んでちゃ生活できん。
← 石牟礼 道子【著】『苦海浄土―わが水俣病 (新装版)』(講談社文庫) 「工場廃水の水銀が引き起こした文明の病・水俣病。この地に育った著者は、患者とその家族の苦しみを自らのものとして、壮絶かつ清冽な記録を綴った。本作は、世に出て三十数年を経たいまなお、極限状況にあっても輝きを失わない人間の尊厳を訴えてやまない。末永く読み継がれるべき“いのちの文学”の新装版」とか。
石牟礼 道子著の『苦海浄土―わが水俣病』を昨日(土曜日)から読み始めた。
いつかは読みたいと思いつつ、重苦しさについ手が止まる。水俣病やイタイイタイ病が、中学生の頃の自分に衝撃を与えた。人間不信、企業不信、町(地元)不信、社会不信がやがて、高校時代に理系から哲学への転向の呼び水となった。やはり、内容が重い。車中での待機中に読むような本じゃないんだけど、自宅で読むには、きつい!
ちなみに、イタイイタイ病の存在を知ったのは、小学生の頃。漫画の本の冒頭特集で、日本の奇病というテーマだった。その中に、奇病の一つとして採り上げられていたのだ。
「チコちゃんに叱られる」、好きな番組。録画して食事中に観る。昨日、風呂上がりに牛乳を飲む。その際、なぜ、左手はつい腰に宛がうのかが問題に。いろいろ苦しい説明を試みていた。我輩は、単純に、立って牛乳瓶の牛乳を飲もうとすると、やや仰向けになりバランスが危うくなるので、バランスを取り、体を安定させるため、自然と左手は腰に行くんだと思う。
← マルコム・E.ラインズ【著】『物理と数学の不思議な関係―遠くて近い二つの「科学」』(青木 薫【訳】 ハヤカワ文庫) 「あくまで自然現象が研究対象の物理と、抽象世界に遊ぶ数学とは、似て非なる学問。しかし、斬新な物理理論構築の決め手になるのは往々にして、物理学のためどころか、現実に役立てることさえ念頭になく、100年も前に作られていた数学の成果だったりする。なぜそうやって、いつもうまくいくのか?」。
マルコム・E.ラインズ著の『物理と数学の不思議な関係―遠くて近い二つの「科学」』を過日より読んでいる。
ポピュラーサイエンスの本だけど、内容も面白いんだけど、理解が追い付かないことも多々。でも、食らい付いていく
偶然なのか、ほぼ同じテーマの、マーカス・デュ・ソートイ著『知の果てへの旅』(冨永星/訳 新潮クレスト・ブックス)をつい先日、読了したばかり。こちらは、数学者の立場からの探求。
今日(日曜日)も、庭仕事を二時間余り。傷んでいる庭のメンテ。懸命の日々なのだよ。
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