『ペドロ・パラモ』から『折たく柴の記』へ
→ 昨年晩秋に戴いたカネのなる木。半年あまりを経て、気持ち大きくなったよう。土壌からは小さな芽吹き。さて、これからどうする。まだ、植え替えは早いかな。ちなみに、この木を置いて、少なからず期待していた懐具合のほうは、ダイエット状態。
読書メーターには、漫画の本はアップしていない。子供の頃は漫画にどっぷりだった。記憶に残る漫画は多々あるが、印象に残り、ある意味思想にも影響した漫画というと、白土三平の名をあげるしかない。『忍者武芸帳 影丸伝』『サスケ』『カムイ伝』『ワタリ』『シートン動物記』など。『忍者武芸帳』などは全巻揃えていたのに、大学生となって郷里を離れている間に整理されちゃった。
申し訳なくも、非常に失礼にも、白土三平さんは、とっくに物故されていると思い込んでいた。今、調べたら、健在。すみません。
今日から、江戸中期の儒学者・政治家新井白石の自叙伝である、『折たく柴の記』(岩波文庫)を今日から自宅で読み始めた。
我輩の読書のポリシー(←大袈裟)は、興味のわいた本を読むだが(←当然)、古今東西を問わず文学系統の本と、生物や物理など理系(但し、ポピュラーサイエンス)とを並行して読む、である。今も一冊は物理(数学)の本なので、もう一冊は文学かどうか分からないけど、新井白石のこの書。
知り合いに市販のペットボトルのお茶では、ただの清涼飲料水に過ぎないって言われた。その真偽は分からない。ちゃんとお茶っ葉でお湯で沸かして飲んでってとも。冬場だと、暖房も兼ねて、ガスで、茶葉をブレンドして鍋に入れ、お湯を沸かして、なんてこともやったりする。でも、夏場はガスで沸かすと熱気が籠るから、敬遠する。とはいえ、知り合いにせっかく頂いたアドバイスなので、電気ポットに茶葉を入れて沸かしてみた。今、湯冷まし中。味は間違いないし、清涼飲料水ではないね。
作った特製のお茶。鍋の中。冷やすためにも、何か他の器(ペットボトルか何か)に入れたいが、漏斗が要る。零さずに移す方法はあるか。
(いろんな方に情報を頂いてのレス)水出しって方法にびっくりです。しかも、「氷水で、2時間ほどゆっくり水出しすると、カフェインが抑えられて睡眠の質を良くすると言われる「テアニン」たっぷりのお茶にな」るなんて、嬉しい情報。これなら、夏場もOKですね。今日の午後、既にお湯だしをやったので、次からは氷水出し、トライします。
ピロリ菌。胃潰瘍の原因とかで、悪者扱いされている。お医者さんが言うんだから、その通りなんだろう。一方で、最近の細菌研究によると、ある程度の量のピロリ菌が、ある種のアレルギーの予防にもなっている、という説もある。定説ではなさそうだけど。
まだ定説ではないので、直接の書き込みは遠慮しました。人体に共生する細菌についての研究が近年盛んになっていて、未解明な事象も多い。抗生物質の使い過ぎで、有用な(あるいは無害な)細菌類も死滅することが、アレルギー発症とも無縁ではないらしい。
直接関係ないけど、「ピロリ菌でアレルギー抑制物質 筑波大など予防に道」
← フアン・ルルフォ 著『ペドロ・パラモ』( 杉山 晃/増田 義郎 訳 岩波文庫)
フアン・ルルフォ 作の『ペドロ・パラモ』を昨夕、読み始め、今日(金曜日)昼前に読了した。
出版社による内容案内によると、「ペドロ・パラモという名の,顔も知らぬ父親を探して「おれ」はコマラに辿りつく.しかしそこは,ひそかなささめきに包まれた死者ばかりの町だった…….生者と死者が混交し,現在と過去が交錯する前衛的な手法によって紛れもないメキシコの現実を描き出し,ラテンアメリカ文学ブームの先駆けとなった古典的名作」だとか。
カフカ的不条理とは、かなり位相を異にしているも、一人の非力なものたる人間には、何処をどうやっても鵺のような、取っ掛かりのあるようでない町では途方に暮れるばかり。全貌を理解するなど、土台人間にはできっこないことなのだ。その不透明さは、ガブリエル・ガルシア=マルケスの『百年の孤独』を想わせるようでもある。
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