現物を手にするに如くはない
← 『教授を魅了した大地の結晶(はな)―北川隆司鉱物コレクション200選』(松原 聰(監修) 東海大学出版会)
今日明日と連休。寒くはあるが、薄日だし、ツーリングに行くか、それとも庭や畑仕事かと考えていたが、体が億劫で外出する気になれず、野暮用を果たした以外は、家で燻っていた。
歯の治療のほうは、一応は終わったが、何かしっくりこないものがある。もう少し、様子を見てみる。
堀秀道著の『鉱物 人と文化をめぐる物語』 (ちくま学芸文庫)を読んでいる最中。
古い記事を編集したもので、情報が古いのはわきまえていたのだが、いかんせん、肝心の鉱物のカラー写真が少ないこと(白黒写真は、それなりにあるけど)に物足りなさを感じている。
そこで、2015/12/16 頃に読了(というか、眺め終えた?)した本『教授を魅了した大地の結晶(はな)―北川隆司鉱物コレクション200選』を書庫から引っ張り出してきたのである。
いろんなエピソードや鉱物にまつわるエトセトラも興味深いが、何と言っても現物の輝きや質感を少しでも楽しまないと面白くない。女性の美を語りだけで楽しむのが無理な話であるようなもの(なのか)。
まあ、現物を手にするに如くはないのだが。
「企画展「教授を魅了した大地の結晶 北川隆司 鉱物コレクション200選」- 国立科学博物館」の図録のようだ。
この企画展は、「故北川隆司教授(広島大学)が生涯にわたって収集した個人鉱物コレクションの一部を、(中略)公開いたします。 私財を投じて収集した約2,000点のコレクションの中から特に良質な標本200点を選び、鮮やかな色や大粒の結晶など、自然の造形を楽しみながら観察できる標本を紹介」とのこと。
堀秀道さんの本の感想については、後日、読了したら改めて。
我が家は築65年ほどの家。耐震基準に叶わないだろうことは容易に推定される。耐震診断を受けるかどうか、控えてきた。基準に満たないと分かっても、修理する費用が工面できないから。それでも、家の構造で、いざという時、どの部屋に逃げ込むか、それとも、逃げ場などないかを歴然たる事実として知ることの大切さを思う。やはり、耐震診断だけは受けるか。
夢と現実の交差。同僚の親御さんが亡くなられた。葬儀に参列しなかったが、仕事もあり、会葬の場には行かなかった。それが気がかりだったのか、夢の中に同僚が現れた。葬儀での住職は吾輩の知っている方。夢の中で、吾輩は、その住職とは予てよりの付き合いがあることを、求められもしないのに、あれこれと弁明めいた説明を。夢にまで同僚らが現れたのは、現実の世界で、同僚の葬儀に呼ばれた僧侶が知り合いだったことが分かったからのようだ。
ってことは、同僚の菩提寺がその住職の寺ってことなのか。お墓がそのお寺にあるってことか。何処かで吾輩と同僚につながりがあるのかを気にしていたからなのかもしれない。
この夢には、少なくとももう一段、別の層(時代)の現実が関わっている。あるいは、別の話なのに、古い層が今の地平面に突き破って出現してしまったのかもしれない。件の同僚や住職と共に、吾輩がサラリーマンだった会社の同僚がチョイ役で(?)現れたのだ。少なからぬ感懐をその昔の同僚に抱いている(た)のは確かだが、古層の現実と今の現実と何の関係があるのだろう。
→ 庭木。名称、忘れた。開花? アオキかなって思ったけど、葉っぱが緑一色じゃなく、斑というか白っぽい点々が気になる。それでも、アオキなのかな:「季節の花300 青木(アオキ)」
50年の歴史のある組合、わが社には無用の長物と判断し、委員長として解散を決断、昨年春に解散。今日、最後の雑務を終えた。今の時代だからこそ、組合は大事だと思うのに、意に反する決断をしてしまった。忸怩たる思いは残る。
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