蘇我蝦夷・入鹿の棺 よみがえる“大化改新”
父母らは、彼らが亡くなる数年前から庭木の世話どころじゃなかったのは確か。我輩は、両親の亡くなる2年前に帰郷し、庭や畑の世話をすることになったけど、見よう見真似。多くの珍しい花花を消滅させました。写真で往時を偲ぶだけ。自分にどれだけできるやら。
→ 桜の季節の終わり。昨日から花びらが散り始めている。入社式、入学式、オリエンテーリングなどが各地で。何歳になっても、四月は気分一新したくなる。中学か高校の教科書でも眺めてみようかな。そういえば、屋根裏部屋の書棚か木箱に、中学や高校の教科書や参考書があったはず。埃まみれだろうけど。
富山駅北口。風向計に設置されている時計。一昨年辺りから、正確な時を刻むようになっている。それまでは、何年間に渡ってずっと一貫して、狂っていたのに。新幹線効果?
「歴史秘話ヒストリア 発見 蘇我入鹿の棺(ひつぎ) よみがえる“大化改新” NHK 【キャスター】井上あさひ」を(録画で)観た。 「現在、中大兄皇子と中臣鎌足が出会ったという「槻(つき)の木の広場」を発掘中」で、「発掘調査が「大化改新」の実像を明らかに」しつつあるとか。しかも、巨大古墳(明日香村小山田遺跡)の傍の小さな古墳(菖蒲池古墳)に収められている棺が、蘇我蝦夷と入鹿の二人の棺では、という説が有力に。
古代史に関心を持つ自分には興味津々の話である。蘇我氏は豪族ではなく、大王だったのではなかろうか。
← 『漱石書簡集』(三好行雄 編 岩波文庫) 「漱石の手紙を読むとこの類まれな人物のあらゆる心の動きがその温もりとともに伝わって来るように感ずる。(中略)全集版から友人の正岡子規,妻の鏡子,弟子の寺田寅彦・小宮豊隆などに宛てた158通を選んで注解を付した」とか。漱石の人徳に触れたくて、敢えて書庫から引っ張り出してきた。叱咤してほしいようでもある。逆に、藤村の小説は好きだが、藤村の傍には居たくない気がする、と一昨日、書いた。
狙撃された伊藤博文。「伊藤博文 - Wikipedia」によると、「明治42年(1909年)10月26日、ロシア蔵相ウラジーミル・ココツェフ(ココフツォフ)と満州・朝鮮問題について非公式に話し合うため訪れたハルビン駅で、大韓帝国の民族運動家・安重根によって射殺された」というもの。
漱石の書簡によると、漱石は、伊藤博文と同じ船で渡航し、同じプラットフォームに立ち、伊藤は帰朝直後に暗殺されたとか。漱石もその奇遇に驚いていた。
さて、その『漱石書簡集』を本夕、読了した。
前にも書いたが、本書を手にしたのは漱石の人徳に触れたくて。頑固なまでに正直。相手が奥さんでも同じように率直な物言い。相手への理解力。自分の性格や欠点の自覚。
子規はもちろん、虚子、芥川や武者小路実篤、寺田寅彦、和辻哲郎など、高名な人物との交流も興味深いが、彼がロンドンへの留学を経て、文学者というか作家として生きることを決心し、苦闘する場面が興味を越えて励まされる。
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