ロレンスの本のカバー表紙にターナーが
← D.H.ロレンス 著『息子と恋人』 (小野寺 健/武藤 浩史 翻訳 ちくま文庫) 「主人公ポール・モレルの人生が家族・恋愛、性・死などを中心に生き生きと描かれた20世紀イギリス文学の傑作」。本書のカバー表紙の絵は、ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー作の「雨、蒸気、速度-グレート・ウェスタン鉄道」のようだ。何故に、ロレンスの作品にターナーのこの有名な作品をと、戸惑う思いもあった。好きな画家ではあるのだが。ふと、ロレンスの生まれた町が炭鉱町であり、原風景だったことに思い至った。蒸気機関車は、炭を燃やして蒸気を発して走る……。案外と、ストレートな連想だったのかも ? !
D.H.ロレンス作の『息子と恋人』 を相変わらず読み続けている。読書にまとまった時間が割けず、素晴らしい作品と感じつつも、今日まで来た。
もしかしたら、『チャタレー夫人の恋人』を二度ほど読んだ頃に、一度は読んだのではと思いもしたが、どうやら半ば以上を過ぎても、まるで脳裏を掠りもしない。ってことは初読だ。
こんな傑作(読了していないけど、明らかに名作だ)を読まずに来たって、今更ながら惜しいと慙愧の念を覚えるばかり。
→ 裏の畑のナシ。満開。近くには、アンズの木も。
お気に入りの方の呟きで、仕事が大変で、睡眠不足の日が続いている、皆さんのアドバイスをって。コメントを寄せようとも一瞬、思ったが、アドバイスを提供できるほどの人間ではない。ただ、仕事で睡眠不足については筋金入り。
昔、部下のいない課長になり、会社に一人居残って、月100時間以上の残業をこなし、且つ、夜半に帰宅し、家で捜索に励んだ(当時、課長手当ては、16,000円!)。
日に2時間も眠ったかどうか。しかも、頑固な睡眠障害の身なので、2時間の睡眠も意味があったかどうか。これじゃ、アドバイスをする柄じゃないよね。
(体を大事に、などアドバイスを頂いたレスとして):昔の話です。体を壊し、会社を辞めました。失業一年ののち、他の仕事に。辞めたことを契機に創作に専心。睡眠障害は、肉体的なもの。何度となく手術を受けてきました。
← 昨日、三重カナメを4株、買ってきた。今日、畑の隅っこに植えるつもりでいた。彩りと防風林代わりに。でも、予報では、本夕からの雨のはずが、なんと午前中から降ってきた。今日は外仕事は諦めて、読書と居眠りに徹する。
吾輩の業病である睡眠障害については、本ブログで昔、書いたことがあるので、詳しいことは略す。
ただ、つい最近も、以下のように書いた(短いので転記しておく):
肥満の一番の原因は、何より十歳の頃からの睡眠障害。吾輩の辞書に安眠はないのだ。十歳の手術以来、熟睡とは無縁。夜は横たわっているだけ。日中、起きていながら、ぼんやりしつつ、あるいはうつらうつらしながら眠気を誤魔化している。
そんな状態で体調を維持などできるはずはないのだ。思い返せば、自分は勉強ができなかった。それは頭が悪いからってこともあるが、そもそも授業中にしろ、受験などのため勉強していても、頭は常にぼんやりしている。体は常時、熱っぽい。
つまり、体調を普通にするなら、睡眠障害を根治させないといけない。何度となく手術はしたが、根治にはあと二三回の手術が必要だろう。話がやや逸れた。運動不足なのは、やはり、言い訳になるが、時間が少しでもあれば読書に割きたいからだ。あと、これも睡眠障害と関わるが、常に頭がぼんやりしているので、読書に集中できないことが大きい(学生時代の勉強に集中できなかったことと事情は同じである)。
夜(睡眠)のない人間の体たらくは今も続いているわけである。こんな事情など他人には分かるまい。
睡眠障害について書いたブログ日記は幾度もあるので、夢の形で書いた記事だけ、示しておく:
「南天の実に血の雫かと訊ねけり」
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