今年初めて自宅の風呂でシャワー
→ 快晴の空に春の息吹。梅の木も芽吹いて。清新な風が柔らかに。春の足音が嬉しくもあり、何やら物憂くもある。 拙稿「春の憂鬱の正体は?」や「春…命の疼きだす季節」など参照。
与謝野晶子訳源氏物語、いよいよ若菜(下)へ。かなりドラマチック。女の恨みや嫉妬、男の嫉妬や衝動を抑えきれない果ての失敗など、まさに人間ドラマだ。濃いなー!
富山も昼間は20度を超えた。今日から銭湯ではなく、自宅の風呂を使う。浴室や洗面所の寒気も弱まってきたし。って、ボイラーの給水管、凍結は解けたよね。
実際に浴槽に湯を満たそうとしたけど、お湯の出が悪くて、入浴に至らず。でも、浴槽に十センチほどのお湯を貯めて、髪だけは洗った。
余談だが、3月3日の未明、こんな夢で目覚めた:
「ヒーロー願望の夢」
← オリバー・ストーン/ピーター・カズニック著『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 2』 (熊谷 玲美/小坂 恵理/関根 光宏/田沢 恭子/桃井 緑美子 訳 ハヤカワ文庫NF)
オリバー・ストーン/ピーター・カズニック著『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 2』 を車中での待機中に読み続けている。
以下、簡単に印象的な点をメモしておく。
つくづく、トルーマンって、ろくでもない大統領だったんだなー。反共って、要するに軍が資金と権力を握るための方便だったんだ。そのためには、旧ナチとだって手を握る。
アメリカは、戦後、何度も核兵器を使うとソ連を脅した。アメリカは、いざとなれば核兵器使用を躊躇わないことは、広島・長崎で実証済みなので、ソ連も腰を引かざるを得なかった。そして、ソ連など各国の核武装競争に至った。
→ 『カラー版日本文学全集3 源氏物語 下巻』(与謝野 晶子訳 河出書房新社) 画像は、手元にある蔵書を撮影したもの。
民主派は常に負ける。保守やタカ派は常に勝つ。何故なら民主派は目的を達成するためであろうと、手段を選ぶが、タカ派の連中は手段を選ばない。時には民衆の味方さえ、装う。
事を起こすのはタカ派。民主派は正規の手続きを踏もうとするから、常に後追い、横暴な言動への反対を唱えるのがやっと。
朝鮮戦争では、アメリカ軍(マッカーサー)は、敗色濃厚になり、原爆を数十発、使おうとした。使う寸前だった。やはり、アメリカは世界一凶暴な国だ。そんな国ほど、民主主義や正義を唱える。後ろめたさを隠し、過剰な富と繁栄を死守するために。
ジョージ・オーウェル (著)『一九八四年[新訳版]』が今もよく読まれている。
ますますリアルに感じられるような世相が日本の内外にあるからだろう。現政権は、マスコミを言論を脅してまで都合のいい報道をさせようとすることが、ますますそう感じさせるのだと思う。
← ジョージ・オーウェル (著)『一九八四年[新訳版]』 (高橋和久 (翻訳) ハヤカワepi文庫)
戦後数年してのアメリカも、一時期、タカ派による反共という大義の名のもとでの、政府の意向(つまりはタカ派のエゴ)に逆らうものの炙り出しがあった。ソ連への不信の念の強すぎるあまりの狂った社会だった。
反日なんてレッテルを張りたがる奴に限って、歴史を勉強していない(そもそも勉強をしない)。勝手に理想の日本(国家)像を妄想して、過去の非を認めない。どんな国だって失敗や過ちを繰り返している。ただ、世界が宗教や民族、国家の利害の衝突が繰り返されると、頑なな連中が増えるんですん。みんな、余裕がない。
旧稿に、「「1984年」のこと」がある。
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