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2018/03/22

今井美樹「野性の風」に再会

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← 『風土記 下 現代語訳付き』(監修・訳注 中村 啓信  角川ソフィア文庫) 「現存する5か国の中で、豊後国・肥前国と後世の諸文献から集められた各国の逸文をまとめて収録」とか。

 今朝、歯医者さんへ。7、8年前に通ったが、不具合が生じて、再び同じ歯医者さんへ。しばらくは、通わないといけない。
風土記 下 現代語訳付き』を読み始めた。歯医者さんの待合所で。
 まだ、冒頭の数頁しか読んでいないので、以下の呟きだけ。
 我が越中は全く言及されていないのが淋しい。越後はあるのに。ちりめん問屋の影響なのか。
 NHKさんの天気予報でも、関東甲信越。越は新潟だけ。新潟だって北陸なのに、NHKさんの天気予報では、新潟や北陸地方……と、まるで違う扱い。仕方ないのか。

 ある方のつぶやきで、『漂流教室』が話題の俎上に載っている。吾輩にはとっても懐かしい映画。ただ、内容に魅せられたわけじゃないし、そもそも覚えていないので、その方のつぶやきにはコメントできない。吾輩は、映画『漂流教室』を三重県の鈴鹿市にある映画館で観た。何度も何度も。なぜ、繰り返し観たのか。実は観たのは一回だけ。あとはボーとしていただけ。なぜなら、映画館に入ったのは、泊まるホテルが見つからなかったからなのだ。

 当時、吾輩はライダーであり(今も)、鈴鹿の8耐を観戦に東京から鈴鹿へ向かった。突然、決めたので宿の予約はなし。とにかく、鈴鹿へ。さすがに真夏の鈴鹿でホテルに泊まれるはずもない。余儀なく、映画館に飛び込んだのである。オールナイトなのは入館時に確認した。申し訳なくも映画が目当てじゃないし、ただ翌朝まで過ごせればよかった。観るともなく客席に体を埋め、夜半近くからは目を瞑っていた。でも、音楽は耳に入る。主題歌:今井美樹「野性の風」である。以来、吾輩は思いがけなくも今井美樹ファンになったのだった。
(以上については、十数年前、ホームページに関連記事を書いた。が、そのホームページの消滅と共に全ての記事は消え去ってしまった。)
(頂いたコメントへのレスとして)今井美樹さんの声が好きです。とうとう彼女のCDも買ったし。オールナイトの映画館にシャワーがあったら、泊まりたくなる。

 ブログをはじめて13年余り。今はブログの人気は廃れているけど、継続している。三つのブログで通算のアクセス数が370万を越えた。ホームページに続き、近くブログを一つ閉鎖する。残りは頑張るけどね。

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← 大塚ひかり/著『女系図でみる驚きの日本史』(新潮新書) 「胤(たね)よりも腹(はら)が大事――母親が誰かに注目した「女系図」でたどると、日本史の見え方が一変する。滅亡したはずの平家は、実は今上天皇にまで平清盛の血筋を繋げる一方、源頼朝の直系子孫はほどなくして途絶えているのだ」とか。

 大塚ひかり著の『女系図でみる驚きの日本史』を再読し始めた。
 本書を読んだのは、三か月も経たない前のこと:「大塚ひかり 『女系図でみる驚きの日本史』に驚きの連続
 その一か月余り先になって、与謝野版「源氏物語」を読みだすとは夢にも思わなかった(但し、座右にはずっと前から置いたままだったが)。でも、読みだした以上は、少しでも参考にしようと、再び手にしたわけである。

大塚ひかり 『女系図でみる驚きの日本史』に驚きの連続」にて、感想にもならないメモのあれこれを載せておいたが、今回読み始めての呟きは今のところ、これだけ:
 トリビアですが、紫式部の孫息子と清少納言の孫娘とが恋人同士だったとか。二人は、祖母同士が互いをライバル視していたことは、知っていた……よね。

 余談だが、数週間にも渡って読み続けてきた与謝野版「源氏物語」だが、ようやく明日にも読了となりそうだ。
 最後に宇治十帖という悲劇が待っていようとは。

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