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2018/02/08

今は悲しき鉄腕アトム

 積雪の多さもだが、気温の低さもあって、段々、除雪がきつくなってきた。

Unnamed

← Astro Boy Dash (画像は、「Astro Boy Dash - Android Apps on Google Play」より)

 きついのは体……もだけど、気温が低くて、溝などに除雪した雪が解けず、今後の雪を除雪する(捨てる場所)がなくなってきている。融雪装置は、終日、稼働させてほしい。切実な願いだ。体も、節々が傷んできた。部屋で休みつつ、与謝野晶子訳の源氏物語を読もうと思うのだけど、体が憂くて本を読む気になれない。今日は、3頁しか読んでないぞ!

 早朝から除雪。雪搔き。融雪装置が作動しないので、雪の捨て場に困った。寒風の中、グローブしている手が悴み、耳が痛い。
 手先が指が凍傷になるかとホントに心配してしまった。

 作業が終わったら、ラーメンを食べる、トーストがいいかな、特製の牛丼を作るかと、そればかりを楽しみに、せっせと。二時間の濃密な作業が終わったら、体がぐったりして、食事の準備も面倒。バナナとミカンの非常食でお腹を誤魔化す。本は、ひと眠りしてから、元気が出たらだね。与謝野訳の「源氏物語」は、昨日10頁しか読めなかった。

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→ 大仙陵古墳 (画像は、「百舌鳥古墳群 - Wikipedia」より。このサイトには、非現存古墳のリストが載っている)

 世界文化遺産を目指す百舌鳥・古市古墳群。日本が誇る世界的な遺産群だと思う。ただ、現在は40数個の古墳群だけど、かつては100個ほどもあったという。ではなぜ激減したのか。それは、戦後の荒廃から立ち直るため、数十個の古墳を破壊し、古墳の土を当時建てた家々の壁に使ったのだとか。惜しい。どんな遺跡があったのか。それとも、遺跡、あるいは遺物は温存されている?

百舌鳥古墳群 - Wikipedia」によると、「百舌鳥古墳群は、大阪府堺市にある古墳群。半壊状態のものも含めて44基の古墳がある。このうち17基が国の史跡に指定されているほか、これとは別に宮内庁によって3基が天皇陵に、2基が陵墓参考地に、18基が陵墓陪冢に治定されている。かつては100基を上回る古墳があったが、第二次世界大戦後に宅地開発が急速に進んだため、半数以上の古墳が破壊されてしまった」という。

 日本は歴史や文化、伝統を大切にする、神の国だと銘打っている一方、産業のためなら、明治以降(あるいはその前も)鎮守の森の木々も伐採し尽くす。神社の森って大切なものじゃなかったの?
 何か、自然を大切にする日本というのは、綺麗ごと、事実に反するように思える。
 ホントに大事にするなら、苦しくても森も川も海も守らなければ。

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← 当時の第五福竜丸 (画像は、「第五福竜丸 - Wikipedia」より)

 昔、テレビで放映された手塚治さんの「鉄腕アトム」。パワーの源は、原子力と知ったのは(気づいたのは)大人になってから。ビキニの事故(事件)もあって、原爆や水爆へのイメージを美化するために力を貸したのか。そういえば、アトムの妹の名前も、ウランだったっけ。尊敬する漫画家だったんだけど(いえ、今も尊敬はしているけど)、手塚さんの画業が、結果的に画竜点睛を欠くのかな。

鉄腕アトム - Wikipedia」によると、「21世紀の未来を舞台に、原子力(後に核融合)をエネルギー源として動き、人と同等の感情を持った少年ロボット、アトムが活躍する物語」である。
「本作は、1951年(昭和26年)4月から翌年3月に連載された『アトム大使』の登場人物であったアトムを主人公として、1952年(昭和27年)4月から1968年(昭和43年)にかけて、「少年」(光文社)に連載され、1963年(昭和38年)から1966年(昭和41年)にかけてフジテレビ系で日本で初めての国産テレビアニメとしてアニメ化された」もの。

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→ 唐戸 俊一郎著『地球はなぜ「水の惑星」なのか 水の「起源・分布・循環」から読み解く地球史』(講談社ブルーバックス) 昨夜というか、今朝未明から読み始めた。水の惑星と言いつつ、水分の大半は海水という常識は間違っているとか、プレートテクトニクスに水が関係するとか、いろんな最新の研究成果が学べる。地球のことを知りたいのだ。

 一方、「第五福竜丸 - Wikipedia」によると、「第五福竜丸は、1954年3月1日に、ビキニ環礁でアメリカ軍の水素爆弾実験によって発生した多量の放射性降下物(いわゆる死の灰)を浴びた」という。
 よって、手塚さんは、「原子力発電を推奨する意図はないと述べている」というのも、余計な憶測は不要なのだろう。

 手塚さんが鉄腕アトムを描き人気を博したころは、たまたま日本の政府(や黒幕のアメリカ)の画策で原子力の平和利用が喧伝され、日本の国民の多数が洗脳された時代だったことを考えると仕方がないのか……。
 いずれにしろ、手塚さんのことは、時代も違うし、残念だけど、これ以上問わないことにします。ただ、鉄腕アトムを見ていた楽しい思い出が悲しいものとなっただけです。

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