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2018/01/15

世界は細菌にあふれ我が家は雪に埋もれている

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→ 初期レーウェンフック型の顕微鏡(複製) (画像は、「アントニ・ファン・レーウェンフック - Wikipedia」より) レーウェンフックは、「歴史上はじめて顕微鏡を使って微生物を観察し、「微生物学の父」とも称せられる」。

 雪国で、庭や車道などの除雪は大変だけど、屋根の雪降ろしが実に大変。何かいい方法はないか。たとえば、除雪用のボイラーを設置する。屋根にある程度の雪が降り積もったら、一時的にボイラーで湯を沸かして流す(普段は風呂や暖房に使えばいい)。あるいは、冬が近付いたら、屋根にビニールシートを被せる(他に滑りやすければ他の素材のシートでもいい)。要は、雪を滑り落ちやすくするわけだ。

(ちなみに、通常よりやや高い位置にボイラーを設置する。屋根瓦などの天辺に消雪パイプ(ホース)を渡しておく。ボイラーで沸かしたお湯をパイプ(ホース)に一時的に流して積もった雪を流し落とそうというわけである。)

 さらに、雪降ろし用の投網を考案する、など。アイデア、募集中! 当局が、民間から、雪降ろしのアイデアを募集すればいいのだ。
(投網の先端にプラスチックの板を付しておき、その投網を雪の積もった屋根などに投げ上げ、雪を引っ掛けるようにして落とすわけである。新雪だと難しいが、降って一日ほど経過すると、積もった雪の下層部分はやや固まっているので、プラスチック板に雪が引っ掛かりやすいはずなのだ……が、さて。)
 雪が数メートル積もるような地域だと、例えば五箇山や白川郷などのような合掌造りの建物にすることも考えられる。急斜面の屋根にすることで、雪が積もりにくくなるわけである。が、積雪がせいぜい1メートルとか2メートルだと、そういう構造の家だと、居住スペースが限定され、実用性が乏しい。

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← エド・ヨン 著『世界は細菌にあふれ、人は細菌によって生かされる 』(安部 恵子 訳 柏書房) 「微生物たちはどのようにして人や動物に働きかけてきたのか。人が微生物を利用する以上に、微生物もまた人を利用する」!

 今日は、久しぶりの青空。朝は氷点下だけど、昼間は暖かくなる……はず。雪融けも進む……はず。昨夜は、夜中の1時過ぎに帰宅。会社の管理者は残業していけと云うけど、我輩には家での残業がある。そう、雪掻きという重労働が待っているのだ。しかも、無償の。日中、気温が上がれば、お天道様様が根雪を融かす。だったら、夜中の一時間半の作業は何だったんだ? まるで、シジフォスの神話を地で行くみたいだ。これが雪国なのだ。
 どんな努力も頑張りの成果も陽光にあっさり消え去っていく。やって(頑張って)当たり前。頑張らないと、めげちゃうと、潰れていくだけ。そんな思いを抱えながらも、さりげなく、淡々と暮らしていくのさ。

(雨樋が壊れないうちに早く落ちてほしい、というコメントを頂いたレス)昨年の台風で屋根瓦がかなり傷んだ。雨漏りしないかと、心配。余談だけど、表の縁側の雨樋には松葉が一杯、溜まっている(雨が降ると、雨水が雨樋の方々から溢れ落ちる!)。築山の大きな松が風が吹くたび、松葉を飛び散らす。また、長~~~い梯子を掛けて、雨樋の中、掃除しないと。この作業が、怖い、命懸け! 春先には、そんな作業が待っていると思うと、ああ、憂鬱だ。

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→ 今日は朝から快晴。

 正月早々、エド・ヨン 著『世界は細菌にあふれ、人は細菌によって生かされる 』を読み始め、今日(日曜日)読了した。
 本書『世界は細菌にあふれ、人は細菌によって生かされる 』は、最新(2017年春に訳者あとがきが書かれている)の細菌研究の全容を教えてくれ、一般向けの本としてはかなり充実している。

 読み始めた際、以下のように書いた:
 

一昨年から昨年にかけて、細菌をテーマの本を立て続けに読んできた。半年余りを置いて、新たに現状を総覧するため、本書を読む。細菌研究は近年、脚光を浴びつつある。ヒト(に限らずほぼあらゆる生き物)は、細菌と共生し、細菌なしでは正常に生きられない。宇宙像が大転換しつつあるように、細菌観も大変貌しつつあるのだ。

 AI研究についても、脳の研究だけでは、探求は不十分になる可能性が大きい。なぜなら、ヒトの体(の内外)に共生する細菌群がヒトの心に、あるいは知能にも影響している可能性を探らずには人間像も生命像も不十分だろうからだ。尤も、AI研究者にしたら、細菌なんて、ただの夾雑物、視野の外、余計もの扱いなんだろうけど。といいつつ、これから読むんだけどね。

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← 今朝から青空。根雪が融ける……はず! だったが、朝方から午前中の気温が低すぎたのか、根雪が固まっていて、期待したほどは融けなかった。屋根の雪さえ、落ちてこない。

 細菌学(研究)は、今、科学に関し一番ホットな分野の一つではなかろうか。出産に際し、母から子へマイクロバイオームを移すとか、腸内環境を整えるため、健全な人の糞便を採取し、不調な人の腸に直接移植する、あるいは経口で移すといった、一部で話題になっている研究についても、その研究や治療の現況を丁寧に教えてくれている。
 取材の幅広さ、ホットさ、丁寧さは、エド・ヨン氏ならではのものだろう。

 本書で知ったのだが、「発展途上国では、病院などの衣料関連施設に入った人々のおよそ5から10%がそこにいる間に何らかの感染症を取り込んで、もっと健康になるつもりで行ったその場所で病気になってしまう。また、アメリカ国内に限ると、病院などの施設で年間1700万人が感染して、9万人が死亡する」という!(日本だと、人口比からして、この三分の一?)

 いずれにしろ、黴菌という呼称や認識は過去のものと言えるだろう。

 あたかも、今夜、NHKで、「NHKドキュメンタリー - NHKスペシャル 人体 神秘の巨大ネットワーク(4)万病撃退!腸が免疫の鍵」なる番組が放映される。タイムリーだ:

ひとたび、腸で免疫のバランスが崩れ、免疫細胞が暴走を始めると大変なことに。花粉や食べ物、自分の体の一部まで「敵」と誤って攻撃し、さまざまなアレルギーや免疫の病を引き起こしてしまう。どうすれば、腸内細菌が出す“メッセージ”を活用してこの暴走を抑え、アレルギーなどを根本解決できるのか。最先端の顕微鏡映像や高品質のCGを駆使して、知られざる腸の力に迫る。

拙稿「『世界は細菌にあふれ、人は細菌によって生かされる 』 !」参照。

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コメント

こんばんは。
雪下ろしは大変ですね!関東では有り得ない話なのですが。

投稿: シゲ | 2018/01/15 21:51

シゲさん
東京などと北陸や東北との、冬の気候の違いは大きいですね。雪は生活の全てに影響を与えています。
メインの車道は、消雪装置があって車はそこそこに走れますが、問題は郊外の道路や特に歩道です。
クルマはすいすい走るのに、歩行者は足元を確かめながら、覚束なく歩く。
お年寄りの方たちが特に難儀しています。

投稿: やいっち | 2018/01/16 09:53

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