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2017/07/29

オースターの内面とアジェンデの血肉の世界の間

 我が家の庭は、蜘蛛の巣だらけ。玄関先にも、蜘蛛の巣が張っている。吾輩は、蜘蛛の巣は放置する主義。通り道でない限り。だって、小さな虫を取ってくれるし、そもそも、目障りだからって網を破る必要もない。……でも、人が見たら、手入れの行き届かない、だらしない庭だなって見てるんだろうなー。

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← ポール・オースター/著『内面からの報告書』(柴田元幸/訳  新潮社)

 実は我が家も廊下や天井、玄関と、場所を問わず蜘蛛の巣が張りますね。特に夏場は。まあ、目立つところ、人が通るところは排除するけど、あとは好きにさせます。そう、ゴキちゃん退治もしてくれるし。特設の(パイプ)車庫にも、蜘蛛の巣が。車に乗り降りするたびに、何匹ものカラフルな蜘蛛たちと顔(目?)を合わせる。さすがに声はかけないけど。

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2017/07/27

『パウラ 水泡(みなわ)なすもろき命』と相模原事件

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→ 「雨晴海岸」は、西から海越えに立山連峰を眺めると絶景。でも、今日は逆に。これはこれでいいもんだ、と思っておこう。ちなみに、吾輩が撮影している足場は、「国分浜海水浴場」。「雨晴海岸」は、海辺に浮かぶ小島(岩場=男岩)の向こう側。

【カフェで本読むの好きな人に質問】とあったけど、返答はできなかった。というのも、帰郷して約十年。郷里の富山にはもう、かつてあったような喫茶店はなくなった。まさに、あるのはカフェ。そういう店は嫌い。昔ながらの喫茶店が恋しい。東京在住時代、よく、多摩川沿いのある喫茶とか行ったっけ。学生時代も好きなスナックがあった。どこへ行くにも本を片手に、だったので、読めるような店を選ぶ。もう、落ち着いた雰囲気の店はない、いや、知らないってことか。

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2017/07/26

山野井徹著『日本の土 地質学が明かす黒土と縄文文化』に学ぶ

 今日、親戚の夫妻が来訪してくれた。
 日頃、野菜をもらっているお礼ということで、親戚の料亭で作ったうな重を持ってきてくれたのである。

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← 山野井徹[著]『日本の土 地質学が明かす黒土と縄文文化』(築地書館) 本書の内容案内に、「日本列島を覆う表土の約2割を占める真っ黒な土、クロボク土。火山灰土と考えられてきたこの土は、縄文人が1万年をかけて作り出した文化遺産だった」とある。本書の存在は、『ユリイカ 2017年4月臨時増刊号 総特集◎縄文 JOMON』の中の山野井徹氏著「土からみた縄文文化」で知った。

 作り立て。さすがご飯までが旨い。そのまた返礼ということで、昨年作った梅酒(氷砂糖じゃなく、蜂蜜仕立て)や余ったリカー、お米、お祝い事の際に使う、蓋つきお椀十個セット、畑から取れたてのナス、キュウリ、プチトマトなどをあげた。

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2017/07/24

倉橋由美子著の『偏愛文学館』の世界へ

 今日はほぼ終日の雨。さすがに外仕事はサボった。
 お蔭で読書も進んだ。

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← 倉橋 由美子著『偏愛文学館』(講談社文庫) 昨日(金曜日)読み始めて、仕事の暇の徒然に、大半を読んだ。敢えて20頁ほどを残し、帰宅してから読了した。

 吾輩は、自分が大学生になって間もないころに出た『パルタイ』、『スミヤキストQの冒険』以来の倉橋ファン。
 いや、ファンと呼べるほどフォローしてきたわけではないが、他に、『ヴァージニア』『夢の浮橋』『大人のための残酷童話』などと、日本の作家にしては関心を抱いてきたほう。
 ただ、今回初めて知ったのは、同氏が翻訳を結構行ってきたという事実。情けない話だ。これじゃ、ファンとは呼べない。

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