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2017/11/26

キウイフルーツ収穫 文学の収穫

 カレーライスを自分で作るようになっている。昨日も。前回までに感じることがあった。いざ作ってみて、何か物足りない。色合いに肝心なものが欠けている。そうだ、福神漬けだ。ってことで、付け足して食べたよ。こうでなくっちゃ。

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→ 本日、キウイフルーツ収穫。昨年の倍ほど。豊作だ。知り合いに強制的に割り当てだ。これから、どうやって食べればいいのか、調べないと。あ、リンゴ、買ってくるの、忘れた。

 本は、(当たり前だが)やはり、自分で書店で見て買わないと。このところ、忙しさを口実に、読書メーターの感想などを参考に購入する本をリストアップし、書店でリストを提示してまとめ買い。自分の考えでは買い方として邪道なのだが、近所には大きな書店がないし、大きな店は駐車場に止めるのが難儀。だが、このリストでのまとめ買いは問題点が幾つも。

 書店で本を物色しつつ選ぶという楽しみがないのはともかくとして、注文した本が単行本だが、実はすでに文庫本に入っていたりする。敢えて単行本を選ぶこともないではないが、大概の本は文庫本で読めれば十分。書店には、文庫本があれば文庫本でと言ってあるが、そこまで丁寧に探してくれない。

 いろいろあって、やはり書店で買うのがいいなと雨の中、向かった。駐車場も混んでなくてすぐに場所を確保。さて、今回はリストも持参せず、まさに物色。目当てがないのは、逆に言えば自由ってこと。途方もない数の本の並ぶ中、めぼしい本に出合えるのかどうか。驚いたのは(驚く自分がおかしいのか)、素晴らしい作家の作品が店頭にないってこと。幾つも傑作があるのに、文庫本が一種類だけ。これじゃ、出会いようがない! 今日は、車中で読める本をメインに探したのだが、「風土記」や「パンセ」などの古典が多くなった。

 これでは物足りないと、文庫本のコーナーを去り、専門書のコーナーへ。物理(数学)の本や生物学(細菌もの)、そしてもしかしたら文庫本でもありそうだが、デフォーの「ペスト」を買った。これで年内の読むエサは足りる!

(誰かのコメントへのレス)図書館がいいってのは同感です。以前は、図書館を随分と利用していた。帰郷した2007年からしばらくは図書館オンリーでした。でも、数年前、新しい図書館ができて、いざ寄ってみて、がっかり。ガラス張りで綺麗だけど、図書館らしい落ち着きがなくて足が遠のきました。以前の古びた図書館がよかったなー。あと、小生は読む本は少ない(読むのが遅い)ので、買う本の数も知れてます。あとは折々古書店へ行きます。

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← パスカル 著『パンセ』(前田陽一/由木康 訳 中公文庫) 「人間性にひそむ矛盾を鋭くえぐり、真の人間幸福の問題を追求した本書は、あらゆる時代を超えて現代人の生き方にせまる鮮烈な人間探求の記録である」とか。

 パスカル 著『パンセ』を入手した。中公の「世界の名著」版は今も所蔵しているのだが、後日、車中で読みたくて敢えて文庫本を買ったのだ。

 高校から大学生の頃、何度か読んだ(中公の「世界の名著」版で)。天才とはこの人のことを指す。頭のいい人は世の中には結構、いるのだろう。だが、その知性の矛先が自分へ向いたなら。己を神を真実を問い詰めることに向かったなら。そこには知の炎熱地獄が待っているのだろう。己を焼き尽くして灰になっても知の牙は容赦しない。パスカルの「パンセ」は、そんな自己審問の書。

 本の読後感には二種類ある。読んでよかったものと、読まなきゃよかったと後悔するものと。「パンセ」は、後者だ。ただし、つまらないからではない。こんな世界があるってことに気づかされてしまった……でも、もう後戻りは許されなくなったという意味での後悔だ。

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→ 落ち葉や雑草、剪定した枝葉を溜め込んできた巨大な手製のコンポスト、倒壊しそう。来春まで持つか? 積雪でアウトかな

 さてキウイフルーツのこと。
キウイフルーツの摘果方法」を覗くと、冒頭に、「キウイフルーツは、実り過ぎると養分が不足して果実が小さくなるだけでなく、果実の品質も低下します。(甘味・旨味が少ない果実となる。)これを防ぐため、多く実り過ぎた不要な果実を摘果作業で減らし果実数を調整します」とある。
 のっけから失敗している。収穫が多いとかって、実を見ると小さい。収穫が遅かったし、摘果作業をサボっている。

 気を取り直して、「キウイフルーツの追熟」を覗いてみる。
「成熟を確実に行うためには、エチレンガスが発生するリンゴと保管する方法が一般的です。リンゴからエチレンガスが発生するので、キウイフルーツの成熟が促進されます」というのは、幾度となく仄聞したことがある。
 ところが、「また、表皮に傷がついてキウイフルーツからもエチレンガスが発生するため、多くの場合でキウイフルーツを纏めて袋に包むだけも追熟は完了します」というのは、初耳。
 ああ、表皮に傷がついている実は、捨てちゃったよ。早まった!

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← イサク・ディネセン/エイモス・チュツオーラ 著『アフリカの日々/やし酒飲み』(横山 貞子 /土屋 哲 訳 池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第1集 河出書房新社) 「デンマークに生まれ、ケニアの広大なコーヒー農園を営んだ女性作家による、アフリカの人・大地・動物との交歓の物語と、ヨルバ族の英語作家が森の魔術的世界を描く、奇想天外な冒険譚」とか。

 イサク・ディネセン/エイモス・チュツオーラ 著『アフリカの日々/やし酒飲み』を読了した。
 イサク・ディネセンの「アフリカの日々」は印象に残る作品だった。彼女がアフリカの風土やアフリカ人の発想法にどこまで迫れたかは分からないが、アフリカ的時間の過ぎ方に馴染もうとした、その恩徳を超えた努力が垣間見える。

 うっかり過ごし方という表現をしたが、時間というのは時計で計るような、分や秒単位で刻まれるものではなく、人は(おそらくは動植物も含め)時間の中に生きている。時間とじっくりゆっくり寝ている。ひととの付き合いも、できればすこしでも長く同じ時空を共有したいと心底から願っているのだ。

 といっても、自分自身そんな過ごし方はもうとっくに忘れてしまっている。明日のこと、先のことを忘れ、今の楽しさをとことん楽しむ……子供の頃の時間の、一日の不思議なほどの長さをふと思い出す。
 まさに、失われた時なのだ。
「やし酒飲み」は、文章にされた小説や物語ではなく、語りとして耳を傾けたら味わいも違って面白いかもしれないと思った。


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コメント

こんばんは。
キウイフルーツは私も昔育てたことがあります。結構難しかったです。

投稿: シゲ | 2017/11/26 20:20

シゲさん

キウイは、畑に植えっ放しです。世話はしていません。
今年で三年目。
今までゆきあたりばったりだったので、来年は少し、勉強して、質のいい実を作りたい。

投稿: やいっち | 2017/11/27 21:19

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