« 2017年9月 | トップページ | 2017年11月 »

2017/10/31

独りきりの祝祭

1509269568444641

← 富山市の中心部にある桜橋。歩いて、あるいは車で何度も渡るこの橋が、国指定文化財だと、今日、初めて知った。鋼アーチ橋。

 拙稿(「馬橋パレード…オートバイとの別れ」参照)にも書いたように、もう十年近く前、バイクは降りたつもりだったのが、突然のライダー復活。
 いろいろ事情や思いがあるが、今日は、初めてオートバイでのロングツーリングの思い出の一場面をつづった文章を再掲する。もう、40年以上も昔の話である。

続きを読む "独りきりの祝祭"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/10/29

へそ曲がりの人生か

1509169727793672

→ 「common天下堂」 ここにバイクを停めて、カレーライスを食べるはずだったが……。

 昨日に続き、バイクの慣らし運転。特に新品のリアタイヤを馴染ませるため。それ以上に自分がこの大型スクーターに慣れるためというが口実。250キロ以上の重さがあり、取り回しが大変。緩やかな坂でも、バイクを手押しでバックさせるのは困難……というより無理。駐車させる際には、場所の選択に相当の注意を払う必要がある。
 いや、実に駐車時の取り回しが大変だ。重量車であることを実感。
 体力を涵養しないと。

続きを読む "へそ曲がりの人生か"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/10/27

ライダー生活復活 最初はイタイイタイ病資料館へ

1509105603884603

← 今日は帰郷してのライダー初日。約11年ぶりに自分のバイクに乗る。帰郷した当初などは、新聞配達のため未明にスーパーカブに乗っていた。例の通算1億台をつい最近売ったと言うバイクだ。なので、富山でのライダー経験はそこそこにある。
 今日、中古のスクーターを入手し、さて何処へ行こうかと思案し、最初に思い浮かんだのは、「富山県立イタイイタイ病資料館」。野暮?
 5年前に開館していて、いつかは行こうと思いつつも、先延ばしになっていた。イタイイタイ病問題は、小生が中学生の頃、我が富山が地元ということもあり、患者らの悲惨な苦しみと、不条理なまでの惨状が自分に文学そして哲学へと関心を向かわせた、大きなきっかけをもたらしたのである。
 なお、画像は、イタイイタイ病資料館から眺めた立山連峰。

続きを読む "ライダー生活復活 最初はイタイイタイ病資料館へ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/10/26

日本・アイルランド・アメリカを飛ぶ

 今日もコインランドリーを利用。昨夜の予報だと、今日は晴れだったので、急いで洗濯したのに、朝、起きたら、雨。がっかり。洗濯物を追加して、もう一度、洗濯機を回し、外出の帰りにコインランドリーへ。10分(100円)では短いので、20分(200円)。15分(150円)でちょうどいいんだけど。

206368

← コルム・トビーン 著『ブルックリン』(栩木 伸明 訳 エクス・リブリス 白水社)

 コルム・トビーン 著の『ブルックリン』を読了した。
 出版社の紹介によると、「1950年代前半、アイルランドの田舎から大都会ブルックリンへ移民した少女の感動と成長の物語。アイルランド文学の至宝!」とか。

続きを読む "日本・アイルランド・アメリカを飛ぶ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/10/25

肥料を求めクマ出没注意の地へ

 富山市の郊外にある市の農業施設へ赴き、「八尾バイオマスたい肥」を買ってきた。牛糞をベースに鶏ふん、豚ふん、もみ殻などを混合し、3ヶ月以上の期間をかけて高温発酵させた有機物が豊富な完熟肥料、だとか。10キロ(32リットル)を10袋。近隣の店で買うより安い。帰りには、せっかくなので親戚の家へ久しぶりにお邪魔してきた。
 驚いたのは、その施設への最後の入り口付近に、「クマ出没注意」なんて看板が。かなりの郊外、山間部なのだ。

 受動喫煙防止法案(「受動喫煙防止へ法整備急げ  :日本経済新聞」など参照)の国会提出がまたもや断念となった。
 代わりに、以下のニュースが:
財務省、たばこ税の増税検討 mixiニュース

続きを読む "肥料を求めクマ出没注意の地へ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/10/24

台風に翻弄された一昼夜

 昨秋に続き、今秋もとうとうコインランドリーを利用。洗濯はしたものの、一旦、干しはしたものの、乾きそうにないので、物干しに干した洗濯物をバッグに詰め込んで、店へ。乾燥時間を20分に設定。やはり、乾きがいい。これからは、コインランドリーのお世話になりそう。でも、乾燥機、欲しいな。

1508588833125957

→ 返礼に戴いたカタログギフト。セイラーの万年筆を選択。今日(21日)、届きました。ネットも大事だけど、リアルでの筆記も大事。

 雨が窓を叩く音、風の唸る音。何やら風に飛ばされ、あちこちぶつかる音。車で橋の上など走ると、車が左右に振られる。車線の真ん中を走っていないと、車線をはみ出しそう。バイパスであっても、さすがに今夜は追い越しする車が少ない。というか、走っている車が少ない。国道を走っていたら、車道に何か黒い影。慌ててハンドルを切って避ける。街路樹が車道に倒れ掛かっていた。街灯がない場所だったので、発見が遅れて、焦ったよ。明朝が風雨のピークだとか。台風が過ぎ去ったあと、家の外を見て回るのが怖い。松の木が倒れていなければいいだけど。

続きを読む "台風に翻弄された一昼夜"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/10/22

最後の挑戦になるのか

 富山市には(富山だけに限らないのか)、接骨院や特にマッサージの店などが実に多い。癒しの店らしいけど、そんなに富山の人間は癒されたいのか。

206368

← コルム・トビーン 著『ブルックリン』(栩木 伸明 訳 エクス・リブリス 白水社)

 コルム・トビーン 著の『ブルックリン』を読み始めた。
 ネッ友の呟きなどで気になっていた本。昨夜から読み出したんだけど、数十頁は読むはずが、10頁も読まないうちに寝入ってしまった。軟弱な自分。

続きを読む "最後の挑戦になるのか"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/10/20

想像を超える自然現象 とんでもない傑物

160003

← 一休宗純著『狂雲集』(柳田聖山 訳 柳田聖山 解説 中公クラシックス) 「『狂雲集』は漢詩の形をとった禅語録である。自ら狂雲子を名のり、はぐれ雲のように生きた一休は、新しい時代の幕開きをまえに、混迷と倦怠に覆われた室町の世相を激しく痛罵した」とか。

狂雲集 - Wikipedia」によると、「『狂雲集』は、一休宗純による風狂破格の世界を呈する漢詩集。ほとんどが七言絶句で、狂雲とは一休の号である」とか。
 その一休宗純著の『狂雲集』を読み始めた。

続きを読む "想像を超える自然現象 とんでもない傑物"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/10/18

カレーの次はシチューに挑戦

1508324228871144

→ カレー作りに次いで、初めてのシチュー作りに挑戦。成功かどうかは言わない。ただ、美味かった。

 誰かのつぶやきで、観葉植物の話題が。吾輩は、東京在住時代、ワンルームだったのだが、殺風景な部屋や淋しさもあって、ベランダに、あるいは部屋の中に観葉植物を置いていた。といっても、一鉢か二鉢。それでも、視野に緑の植物を見ると、気持ちがまぎれる。今では、家の周りに緑が多くて、圧倒されるほど(雑草も含め)。できれば、そこそこの緑が望ましいんだけど、贅沢な願いか。

続きを読む "カレーの次はシチューに挑戦"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/10/17

気になってならないアダルト業界

 カレー(ライス)作りに成功した(人には食べさせる自信はない)ので、ふと、シチューも似たようなものだなって思いついた。次は、シチューだ。ルー(?)や材料は買ってきた。さて、いつ作るか。今でしょ、じゃなく、明日だな。

 カレーに次いで、シチューが成功したら、次はハヤシ(ライス)かな。あと、似てるものは? ま、トン汁か。

41puvz7czl__sl500_

← 菅野 久美子著『アダルト業界のすごいひと アダルト界の“トップランナー”総勢21人のインタビュー集』(彩図社) 

 菅野久美子著の『アダルト業界のすごいひと アダルト界の“トップランナー”総勢21人のインタビュー集』を読了した。
 昨日読み始め、さすがに好奇心に引っ張られて一気に読破。

続きを読む "気になってならないアダルト業界"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/10/16

太陽がいっぱい火山もいっぱい

 パトリシア・ハイスミス 著の『太陽がいっぱい』を読了した。一級の文学作品というわけにはいかないが、サスペンス感に溢れた一級の娯楽作品。

9784309461250

← パトリシア・ハイスミス 著『太陽がいっぱい』(佐宗 鈴夫 訳 河出文庫) 「息子を呼びもどしてほしいという、富豪グリーンリーフの頼みを引き受け、トム・リプリーはイタリアへと旅立った。息子のディッキーに羨望と友情という二つの交錯する感情を抱きながら、トムはまばゆい地中海の陽の光の中で完全犯罪を計画するが…」といった物語。 映画「太陽がいっぱい」の原作。

 映画「太陽がいっぱい」の原作ということで一度は読んでみたいと手に取った。
 ルネ・クレマンの映画はかなり脚色されていることが分かった。小説の細かな細部は生かしきれないが、その代わり哀愁に満ちたサスペンス映画となっている。
 映画のストーリーや、あの印象的な結末は、あくまで映画の話。
 小説では、なんと、犯罪者たる主人公は……(あとはネタバレになるので略す)。

続きを読む "太陽がいっぱい火山もいっぱい"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/10/14

我が庭に在って自然を想う

5114

← 石 弘之著『歴史を変えた火山噴火 自然災害の環境史』(世界史の鏡 環境1巻 刀水書房) 「火山噴火が人類の歴史に与えた影響を辿る、最新の環境史誕生。七万年前のトバ噴火は甚大な 被害を人類にもたらし、近くはナポレオンのロシア遠征失敗は噴火による“火山の冬”が原因 ・・・等々。終章では、巨大噴火の可能性がある世界各地十一か所の火山(日本は鹿児島姶良カルデラ)を紹介する」といった本。

 石 弘之著の『歴史を変えた火山噴火 自然災害の環境史』を読み始めた。

新燃岳 噴火警戒レベル3に|NHK NEWS WEB」といったニュースにタイミングを合わせたわけじゃない。古事記の神話を理解する一貫として、地震・火山関連の本を読んでいる。
 日本の神話には、火山の噴火が深く関わっている。噴火を征した者が神たりえ、祭祀者たりえた、のではという説。

続きを読む "我が庭に在って自然を想う"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/10/12

太陽をいっぱい浴びつつ中島潔展へ

 爽やかな秋風に誘われるようにして、昨日紹介した「富山県水墨美術館」へ行ってきた。
 風の画家とも呼ばれる中島潔の展覧会を見るためである。

556a3b99ec5b995b40b7ff7bdfc074a6

→ 中島潔作「雨宿り」  この絵に関わるエピソードは下記する。(画像は、「2013-10-5 “風の画家”中島潔展開幕 – ナガサキピーススフィア 貝の火運動 – ピースミュージアム」より)

 先週のカレー(ライス)作り成功体験に味をしめ、昨夕、早くも二度目のカレー作り。野菜パックにジャガイモを追加し、豚肉の細切れも多めに。アドバイスを受けて、コンソメを少々加えて。家庭的な味で、やはり、美味い。

続きを読む "太陽をいっぱい浴びつつ中島潔展へ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/10/10

柿が大豊作!

287504

← 千葉 聡 著『歌うカタツムリ 進化とらせんの物語』(岩波科学ライブラリー) 「行きつ戻りつしながらも前進していく研究の営みと,カタツムリの進化を重ねた壮大な歴史絵巻」とか。

 柿を収穫しようと、秋の晴れ間に外仕事。
 柿は豊作。大きなバケツに二杯分。しかも、冬の鳥の餌ってわけじゃないけど、10個以上、残して。ひもじくなったら、自分の餌になるし。これら、みんな、あげちゃう。
 というわけで、今日は庭仕事。落ちていた栗の実を拾ったり、延びすぎた枝葉を剪定したり、落ち葉を拾ったり。ドブ掃除も。

続きを読む "柿が大豊作!"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/10/09

ノーベル平和賞受賞のICANを日本の政府は遺憾と読む

1507434469243968

→ 「日曜美術館「ワイエスの描きたかったアメリカ」 」を録画で見た。やはり、アンドリュー・ワイエスはいい。乾いた、愛情あふれるがゆえにこそ現実を鋭く見尽くす独特の詩情の世界。掲げた画像は、「1937年に描かれたワイエス20歳の時の作品」です。初めて見る作品。テレビで見て、のびのびした清新な世界に驚いた。「日曜美術館「ワイエスの描きたかったアメリカ」 や拙稿「アンドリュー・ワイエス氏が死去」を参照のこと。

続きを読む "ノーベル平和賞受賞のICANを日本の政府は遺憾と読む"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/10/07

カズオ・イシグロ氏がノーベル文学賞を受賞

 いよいよ十月。秋。過ごしやすい季節。それはいいのだけど、洗濯物が段々、乾きづらくなる。どうやって乾かそうか、悩む時期がやってくる。晩秋ともなると、ストーブの上で干すしかなくなる。面倒だし、危ない。

Photo

← アレクサンドル・アレクセビッチ/鎌田 東二/野村 律夫/保立 道久/蒲池 明弘【著】『火山と日本の神話―亡命ロシア人ワノフスキーの古事記論』(桃山堂) 「概略紹介 - 古事記、火山、秀吉──歴史を幻視する本 桃山堂」参照のこと。

 アレクサンドル・アレクセビッチら著の『火山と日本の神話―亡命ロシア人ワノフスキーの古事記論』を読み始めた。
 蒲池 明弘著の「火山で読み解く古事記の謎」 (文春新書)を読んで、古事記などん描かれる日本の神話が火山(の巨大な災害)の記憶と密接に結びついているという洞察に触れた。その本の中で、アレクセビッチ ワノフスキーの先駆的な研究と主張を知ったので、本書を読む。神話なのだから、スケールや視野もこのくらいのものでないと。
 そういえば、寺田寅彦も、さすがこういった主張をしていたようだ。

続きを読む "カズオ・イシグロ氏がノーベル文学賞を受賞"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/10/05

眼を凝らさなければ見えてこない世界へ

1507115813553570

→ 仲秋の名月とか。晴れの夜なので、月見がしたくて、夜、台所から外に出てみたら、母屋の先に照射されたような明るい光り。手前は真っ暗。明かりの正体を確かめに明るい辺りに立つと、なんとそれは月光。東の低い空に満月。名月を撮りたかったが、スマホでは朧な月にしか写らない。チャンスだったのに。

 ラブ、ラブ、ラブ♪ は、ELTの歌の一節……じゃなく、それぞれ違う英単語をカタカナ表記したもの。ラバー、ラバー、ラバーもそう。それぞれの英単語を示すと、泥棒「robber」、ゴム「rubber」、恋人「lover」。吾輩には、ちゃんとした発音はできない。英語が苦手な日本人がラブって歌っている時、英語のプロパーの方は、どう聞いているのだろう。

続きを読む "眼を凝らさなければ見えてこない世界へ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/10/03

『生物はウイルスが進化させた』は衝撃的

 最近、テレビやラジオでこんなプロジェクトの話題に接した:
日産:#猫バンバンプロジェクト 猫も人も安心して過ごせる社会のために。

Cat

→ 50匹の個性あふれる#「猫バンバン ロゴ」のうちの一匹。(画像は、「日産:#猫バンバンプロジェクト 猫も人も安心して過ごせる社会のために。」より)

「寒くなると街の猫たちがエンジンルームやタイヤの間に入ってしまうことがあります。気づかずにエンジンをかけてしまった…そんな悲しい事故を防ぐのが、猫バンバン」だとか。

続きを読む "『生物はウイルスが進化させた』は衝撃的"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/10/01

庭を彩る秋の恵み

 夏場は、冷たい飲み物を体が欲する。今夜は寒いくらい。まだ体は夏の暑さを覚えている。今夜は、梅酒をたしなむことにする。自家製の梅酒です。

1506736324062091

← 今春、何かの果樹を植えた……が、何だったか忘れた。ミカン系の何か? 香りがいい。

 昨日、カレーを作るつもりでいたのに、スーパーでカツカレーを見て衝動買い。いいんだ、材料は買ったし、明日、初めてのカレー作りに挑戦だ。ルーの量やら、具材や肉の量、水の量、何もかも分からない。ま、食べられる具材ばかりだから、食べられないってことはないだろう。ただ、カレーと呼べないだけのことさ。

続きを読む "庭を彩る秋の恵み"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2017年9月 | トップページ | 2017年11月 »