両陛下が高麗神社を初参拝!
本を出版した。自費出版。地元の新聞社に取材を依頼している(サンプルの本を寄越せ、ということで一冊送った)。が、電話してもたらいまわし。担当者がいないとか、あとから電話するとか、なんとか。ってことは、取材に値しないってことか。
→ 川瀬巴水「馬込の月」。大好きな版画家。東京在住時代、最後に住んだのが馬込辺り。なので、この版画への思い入れは強い。この版画家への思い入れも。拙稿「川瀬巴水 旅情詩人と呼ばれた版画絵師 没後50年展」
馬込の辺りは、すっかり密集した住宅街に。でも、ほんの数十年前は、こんな風だったんだなって。私は、8年前、30年ぶりに帰郷したのですが、我が町もすっかり様変わり。浦島太郎状態に。田圃や畑に囲まれた集落だったのが、味もそっけもない住宅街。たまに創作するときは、子どもの頃の光景を浮かべながらになってしまいます。
我が家にも、15メーターはありそうな松の木が数年前まではありました。というか、近所の屋敷には、でっかい松の木が敷地中に。その屋敷は、今はコンビニに。便利だけど、情緒がなくなりました。
それでも東京は、想像を絶するほどに多様な面を見せてくれて、撮影スポットが多いし、創作する刺激も際限なくある。帰郷して8年、創作欲を掻き立てるスポットが見つからないでいます。東京でのように恋をする対象が見つからないからかな。
← 中村 高寛 著『ヨコハマメリー かつて白化粧の老娼婦がいた』(河出書房新社) 「白塗りの厚化粧で横浜に出没した老娼婦メリーさんの失踪後、さまざまな人々に取材した同名映画の監督による赤裸々な真実の記録。横浜の娼婦の長い歴史、メリーさんに関わる人と町のすべて」とか。
中村 高寛 著『ヨコハマメリー かつて白化粧の老娼婦がいた』を読み始めた。
なぜか書店で衝動買い。表紙の画像に圧倒された? 筆者によって、ドキュメント映画にもなっていた。「メリーさんは1960年頃に横浜へ来て以来、74歳まで街頭に立ち続けた“伝説の娼婦”。1995年に横浜から姿を消し、2005年岡山の老人ホームで亡くなった」とか。
「米軍の将校と付き合い 将校の転勤で横須賀に付いていった。 朝鮮戦争が起こり将校は「必ず帰って迎いにくる」の言葉を残し戦地へ。 メリーさんは横須賀で米軍の相手の娼婦になり将校の帰りを待っていたが 戦争が終わっても帰って来なかった」とか。
昨日のラジオ(NHK)で興味深い話を聞いた。自動車の生産について、中国などが電気自動車中心に傾斜する中、世界もその潮流に乗ろうとしている(ように見える)。が、電気自動車の課題は、バッテリー。低温でも高温の地域でも活躍できるバッテリーの技術がなかなか難しい。バッテリーの技術は日本が先端を行っている。そこまでは知らないではなかった。昨夕の話で耳をダンボにさせたのは、その先。
電気自動車はゼロエミッション。そこが売りで、環境問題に資する。が、従来からのガソリン車はそれを上回るメリットがある。それは、現代(あるいはこれからの)ガソリン車は空気を吸って、汚れの少ない排気をする。つまり、ガソリン(ディーゼル)車は走る空気清浄機でもあるということ。電気自動車には、そんな機能は担いようがない。ただ大気を汚さないというだけ。
しかも、中国(など多くの成長中の国々)は、電気の膨大な需要に応えるため、原発依存が高まる。つまり、放射能汚染物質をどんどんため込んでいく。これこそ、最悪の環境汚染の元凶。ああ、あのラジオのコメンテーターは誰だったのか。
その情報について(「今後は自動運転技術が成長の鍵を握るらしく、トヨタが出遅れていてシリコンバレーあたりの技術屋にカモにされそう(技術を買わされる立場)になるだろう」といった記事)も、重大な問題をはらんでいますね。今日の新聞にも関連記事が載っていたっけ。グーグルなどの凄みは感じます。スマホのGPSでも、グーグルが傑出している。先を読んで広い視野で技術を構築したほうが時代の勝利者ですね。
→ 両陛下、私的旅行で渡来人ゆかりの神社を初参拝したのは:「高麗神社」
「両陛下、私的旅行で埼玉へ 渡来人ゆかりの神社を初参拝:朝日新聞デジタル」なる記事を昨日の新聞で見つけた。テレビでは一切、報道されることはなかった。
「668年に唐・新羅に滅ぼされ亡命して日本に居住していた高句麗からの帰化人を朝廷はこの地に移住させた」とか。「「こま(独楽)」の由来は「高麗(こま)(朝鮮)」に通じ、中国から朝鮮を経由して渡来してきたのが始まりというのが通説」。
北朝鮮への圧力を強めろという姿勢が強まって、トランプ大統領もアベ首相も前のめり過ぎる。でも、北朝鮮の人びとも南朝鮮(韓国)の人びとも、その先祖が列島に渡来し、日本の政治や経済、文化の形成に深く関わったことを忘れてはいけない。…陛下らの行動は、先祖のかなりの部分を共通する隣国との諍いを避け、平和的な解決を望む陛下の無言のメッセージではなかろうか。
(古代朝鮮と日本とのかかわりについては、拙稿「金達寿著『古代朝鮮と日本文化』」などを参照のこと。
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