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2017/09/29

数学からコケへウイルスへ

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← マリオ・リヴィオ著『神は数学者か?──数学の不可思議な歴史』(千葉 敏生訳  ハヤカワ文庫NF) 「宇宙構造から経済、言語まで、なぜ数学はわれわれの世界を説明するのにこれほど有効なのか。数学史を辿りながら壮大な謎に迫る」といた本。

 マリオ・リヴィオ著の『神は数学者か?──数学の不可思議な歴史』を読了した。
 数学には(も)門外漢の小生だが、数学の魅力に嵌って久しい。古代ギリシャ(あるいはその前から?)の昔から、数の持つ想像を絶する力には多くの哲学者らが問いを投げかけてきた。このところ、文系の本が続いたので、久々に理系(っぽい)の本を読みだしてた。

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2017/09/27

懐かしい作品たちとの再会

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→ 「富山県美術館開館記念展 Part 1 生命と美の物語 LIFE - 楽園をもとめて」 「アートの根源的なテーマである「LIFE」を「『すばらしい世界=楽園』をもとめる旅」ととらえ、「子ども」「愛」「日常」「感情」「夢」「死」「プリミティブ」「自然」の8つの章により構成し、国内外の美術館コレクションの優品を中心とした約170点を紹介する」とか。

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2017/09/25

銀輪を転がし浴びる秋の風

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← 中村 高寛 著『ヨコハマメリー かつて白化粧の老娼婦がいた』(河出書房新社) 「白塗りの厚化粧で横浜に出没した老娼婦メリーさんの失踪後、さまざまな人々に取材した同名映画の監督による赤裸々な真実の記録」。

 中村 高寛 著の『ヨコハマメリー かつて白化粧の老娼婦がいた』を読了した。
 書店で衝動買いした本。内容以上に、表紙の写真に写る、ほぼ生涯娼婦だったメリーさんの姿に衝撃を受けて、というのが正直なところ。
 戦後、アメリカ軍の兵隊相手にパンパンたちが働いた。メリーさんもその中の一人。一般の兵隊じゃなく、高級将校のみを相手にする、プライドの高い娼婦だったとか。
 本書はメリーさんを巡る人物群を筆者が映画化した。その映画化の経緯を縷々語る本というべきだろう。

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2017/09/24

初めての栗拾い

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→ 初めての栗拾いの収穫。

 初めて、我が家の庭で栗拾いした。栗の木を植えて四年目。実は苗木を植えた最初の年から生っていた。でも、生っているなーと、眺めているだけ。いつ収穫すればいいか分からなかったし。いつ、収穫するの? どうやって? ふと、栗拾いという言葉が浮かんできた。ネットで調べると、9月下旬がピーク。収穫は、今でしょ!
 収穫したはいいけど、あとをどうするか? これもネットで。うーむ、ここから先は、吾輩の出る幕ではない。とりあえず、塩水に浸ける。あとは、人まかせ。誰かにあげちゃうんだ。

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2017/09/22

両陛下が高麗神社を初参拝!

 本を出版した。自費出版。地元の新聞社に取材を依頼している(サンプルの本を寄越せ、ということで一冊送った)。が、電話してもたらいまわし。担当者がいないとか、あとから電話するとか、なんとか。ってことは、取材に値しないってことか。

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→ 川瀬巴水「馬込の月」。大好きな版画家。東京在住時代、最後に住んだのが馬込辺り。なので、この版画への思い入れは強い。この版画家への思い入れも。拙稿「川瀬巴水 旅情詩人と呼ばれた版画絵師 没後50年展」 

 馬込の辺りは、すっかり密集した住宅街に。でも、ほんの数十年前は、こんな風だったんだなって。私は、8年前、30年ぶりに帰郷したのですが、我が町もすっかり様変わり。浦島太郎状態に。田圃や畑に囲まれた集落だったのが、味もそっけもない住宅街。たまに創作するときは、子どもの頃の光景を浮かべながらになってしまいます。

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2017/09/20

神は数学者か?

 今日は晴れなので、夕方前に畑仕事。今夏、活躍してくれたナスやキュウリ、ミニトマト、メロンとスイカなどの畑を店じまい。なかなかの収穫を恵んでくれた野菜たちに感謝。柵なども取っ払うと、畑は更地のようで、とても淋しい光景。秋の風だけが気持ちよく通り過ぎていく。

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← 池上 英洋/荒井 咲紀 著『美少女美術史 ─人々を惑わせる究極の美 』(ちくま学芸文庫) 「この世でもっとも純粋で美しいもの―それは愛らしい少女たちの姿。なぜ、彼女たちは時代によって、エロスを漂わせた存在として表現されたり、性をそぎ落とされたけがれない姿で描かれたりと、変貌をくり返してきたのか?」 以下は、「筑摩書房 美少女美術史 ─人々を惑わせる究極の美 - 池上 英洋 著, 荒井 咲紀 著」にて。

 池上 英洋/荒井 咲紀 著の『美少女美術史 ─人々を惑わせる究極の美』を昨日、読み始めたのだが、今朝未明、読み終えてしまった。
 一応の感想は昨日、既に書いている

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2017/09/19

人々を惑わせる究極の美?

 台風一過。夜中に風の唸り音で起こされるって覚悟していたけど、未明に目覚めた時には、既に東北沖合いへ。拍子抜け。凄かったのかどうかすら、分からない! 被害のひどいところには、申し訳ないような。
 尤も、仕事が終わったら、翌朝にも、家の外回りを見てみる。

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← 堂場瞬一作『アナザーフェイス』(文春文庫) 「堂場警察小説史上、もっとも心優しき主人公」だとか。某コミュニティ「堂場瞬一を、もっと読みたくて。」に加入しているので、堂場さん作品を読む。彼の本は初めて。

 NHKで工藤静香さんの特集があった。録画した。よかった。石野真子もだけど、昔はアイドル歌手の一人だったが、今はいい女(母親)になってしまって、もう。このビデオは消せないなー:「SONGS 第435回 工藤静香 30周年スーパーヒットライブ

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2017/09/18

富山にも台風の襲来か

 台風18号が九州を経て四国に上陸。やがて大阪に再上陸し、本州を縦断する可能性が大きい。
 夕方七時のニュースによると、予報円の中心が我が富山近辺を通るではないか(17日夕方の情報)。
 すでに被害が出ているという。2009年の悪夢の再来とならないことを祈る:「杉の木が倒れた

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← 前野ウルド浩太郎/著『バッタを倒しにアフリカへ』(光文社新書) 「アフリカで大発生し、農作物を食い荒らすサバクトビバッタの防除技術の開発に従事。モーリタニアでの研究活動が認められ、現地のミドルネーム「ウルド(○○の子孫の意)」を授かる」とか。

 前野ウルド浩太郎著の『バッタを倒しにアフリカへ』を読了した。車中での待機中の読書2回で一気に。
 この著者のやる気と人間味と、記者会見でも目立とうと自ら演出する遊び心と、何と言ってお、モーリタニアでの厳しい環境の中で、バッタの大群を退治すべく、命懸けの研究を続ける姿勢に感動させられる。

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2017/09/16

店頭の自著を探しに書店へ

 今日、書店へ行ったら、近著が店に並んでいた。さすがに目立つ場所というわけにはいかないが、まあ、並んでいるだけでもありがたい。
 まったく売れないと寂しいので、一冊、買ってきた。

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← 堂場瞬一作『アナザーフェイス』(文春文庫) 「堂場警察小説史上、もっとも心優しき主人公」だとか。某コミュニティ「堂場瞬一を、もっと読みたくて。」に加入しているので、堂場さん作品を読む。彼の本は初めて。

 北朝鮮が核兵器を所有するのも問題だが、なぜイスラエルのような国が核兵器を所有することを問題視しないのか。ダブルスタンダードだろう。
 そもそもNPT五か国だけが核兵器を持てるのか自体を問題視しないと。

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2017/09/14

自ら動くのみ

 二か月続けて、ガス料金が基本料金に。それだけ、夏場はガスを使わない。カップ麺を食べるときにお湯を沸かすのに使っただけ。でも、そろそろコンロを使うようになるのかな。

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← 庭のメンテナンスで見回っていたら、庭の奥で、萩の花が咲いているのに気付いた。秋の花々がいろいろ庭を賑わせてくれる……はず。

 お風呂は、ボイラー、灯油です。夏場も夕方の外仕事の後、湯船にしっかり浸かります。まあ、お風呂がガスだったら、かなり料金が嵩むんでしょうね。

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2017/09/12

疑わしきは灰色のままで

 今日(月曜日)も庭仕事。表の生垣の枝葉が伸びすぎて道路面に食み出しているので、その剪定。あとは野菜の収穫。といっても、キュウリやミニトマトはもう終わっていて、ナスだけが結構、採れた。
 このナスの収穫を以て、今年度の野菜の収穫は終わりである。

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→  国見弥一『メロンの月 やいっち短編集』(エース・プリントデザイン) 自著、来週末、地元の書店に並ぶ。いよいよです。色はもっと濃い紺色にしたかった。そこにメロン色の月影を浮かべたかったのですが、予算の都合でシンプルに。 「books-nakada 掛尾本店」「books-nakada 奥田店」「books-nakada ファボーレ店」などにて販売の予定。 
 
 今日は、二か月ぶりに本をまとめ買い。このところ、昔の本の再読を繰り返してきたが、そろそろ新しい本を買い込むことに。
 新刊本を注文したのだが、かなりの本が品切れで手に入らない。ネットで古本の形で入手するしかなさそう。

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2017/09/10

現下の日米安保条約のもとでは

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← ヴァージニア・ウルフ 作 『船出 (下)』(川西 進 訳) 「愛するほどに「分かり合えなさ」を感じるのはなぜ? 精神の不調を乗り越え出版した本作には,後のウルフ作品のあらゆる萌芽がある」とか。今日から下巻を読み始めた。

 朝、NHKで「忌野清志郎になりたい!」を見た。「見た目も声もそっくりな青森の清志郎50歳。愛が通じて「本物の清志郎」のステージメンバー、梅津和時さんと共演!ずっと夢をみて、今もみてる、デイドリームビリーバーの物語」。感動した。
 忌野清志郎に惚れぬいてる、遺志を継ぎたいという愛情と意志を感じました。
 ビデオでは、家庭で父親が娘さんに、父ののめりこみへの厳しい突っ込みが入ったりして、ほほえましい。
 歌やパフォーマンスもなかなか。

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2017/09/09

『メロンの月』船出

 いよいよ入浴が楽しみな時期になってきた。が、我が家の風呂場(洗面所も)は寒い。今はまだ我慢できるけど、秋も深まると脱衣の際の寒さがつらい。暖房器具を持ち込むしかないが、洗面所は狭いしね。

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← 国見弥一『メロンの月 やいっち短編集』(エース・プリントデザイン) 自著、来週末、地元の書店に並ぶ。いよいよです。色はもっと濃い紺色にしたかった。そこにメロン色の月影を浮かべたかったのですが、予算の都合でシンプルに。 「books-nakada 掛尾本店」「books-nakada 奥田店」「books-nakada ファボーレ店」などにて販売の予定。 

 肘を捻ったなどと、嘆いている方が。吾輩は、我が家の蛇口を固く捻りすぎて、左の肘や手首が痛い。蛇口の栓が緩んでいて、水がポタポタし始めて数年。固く固く締める、すると開けるにも力が要る。いつかはパッキングを修理交換しないと。

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2017/09/07

自著が書店に並ぶ

 夜半過ぎ、雨になると分かっているのに、洗濯。さすがに雨除けの幕があるとはいえ、外には干せず、洗面所の窓に。窓を開けっ放しに。明朝、案の定、干せていない……だけじゃなく、臭い! 天候不順の中、洗濯物が溜まる。コインランドリーへ行きたいけど、自転車はパンクしたまま。

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→ 栗の木に栗の実がいっぱい。既にかなりの数の栗の実が落ちている。それらはゴミポストに捨てているけど、来年、栗の苗が生えてくるかも。

 松坂慶子さん主演のテレビドラマを見た。パートタイムの主婦探偵の役。二人の子持ちの設定だが、あんな妖艶というか美人な主婦が身近にいるはずもない。演技がどうこうじゃなく、ただただ彼女に見惚れる:「パートタイム探偵 ファミリー劇場
 驚いたことに続編があった。

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2017/09/05

ドクダミには根負けです

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→ 「トヨタ i-ROAD」 (画像は、「トヨタ i-ROAD 豊田市実証実験」より)

 我が家の軒下に住み着いたらしい、母子猫3匹。ここしばらく姿を見せず、心配していたら、思いっきり元気だった。子猫はどうやら雄(兄)と雌(妹)だったらしく、子猫らが我が家の庭の隅っこで気持ちいいことしていた。思わず、吾輩と兄猫と眼が合って、邪魔すんなよと睨まれ、すごすごとその場を去った吾輩。子猫と思っていら、もう、そんな。最近、ご無沙汰の吾輩は、う〇やましい……。

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2017/09/03

短編集を自費出版した

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→ 年内最後の収穫。ナスやキュウリはおしまい。みんな、あげちゃう。ミニトマトはまだ収穫ありそう。

 富山市の八尾では、今日から「おわら風の盆」。優雅で情緒ある祭。浴衣姿の若いしゅうが踊り、ベテランも踊り、三味線や胡弓の音色に歌が和す。
 今年は天候に恵まれ、台風の遠い影響なのか、野分の風も吹いて、哀愁に満ちた情緒たっぷりに。浴衣姿で踊る方たちにうっとりです。

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2017/09/01

再読という楽しみ

 自転車がパンク。修理したいけど、近所の店、ずっと閉店したまま。ネットで探したけど、半径一キロ以内に店がない!
 離れた店で買っても、万が一、パンクなどの修理には遠すぎる。

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← 半月のはずなのに(「月齢カレンダー」によると、29日が半月だったよう)、満月のように映ってしまった。秋を感じさせる、心地好い宵のひととき。気温も湿度もほどほど。一年を通してこんな陽気だったら、避暑地のようで快適? それとも味気ないか。ま、今のひとときを味わうばかり。雑踏の中で、一人、ぼんやり月を眺め上げていたよ。

 わが町は、先日も書いたけど、銀行の支店やJAの支店が統合されなくなるなど、ドンドン寂れていく。この町では商売ができないってことなのか。見限られている?

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