« 久しぶりの虹 | トップページ | 書庫の奥から外から……李賀など »

2017/08/28

秋風が吹き始めている?

287504

← 千葉 聡 著『歌うカタツムリ 進化とらせんの物語』(岩波科学ライブラリー) 「木村資生やグールドらによる論争の歴史をたどりつつ,行きつ戻りつしながらもじりじりと前進していく研究の営みと,カタツムリの進化を重ねて描き,らせん状の壮大な歴史絵巻を織り上げる」とか。 新聞の書評で読みたくなった。サイエンスについての一般向け科学書は、欧米の書が圧倒的に優れている。最近は徐々に日本人科学者らによる読み応えのある本も出てきているようだ。

  車道沿いの生垣に添えた柵(既製品)が設置して7年目にして、風雨に負け腐り、木の枠なども次々剥落してきた。そこで、昨日、まずは、ダメになった柵の撤去作業と、生垣の道路面に食み出している枝葉などを剪定作業。案外と手間取って、今日も剪定などの作業に追われそう。そのうえで、新たに柵を設置する。せめて十年、持ってほしい。柵も買ってこないと。

…ということで……

1503830168505145

→ 車道沿いの生け垣にネット。柵の代わり。格子の柵を設置したかったが、木々の枝葉が幹ごと、車道に傾いているので、無理と判断。少々不恰好だが、枝葉や下草が生えてくれば、格好が付くと期待してます! なお、撒きついているネットは、ここが燃えるゴミ置き場なので、ゴミに被せるためのもの。

Img_e506b0116dbdbb905c88e3b5de83e8d

← 大西康之著『東芝 原子力敗戦』(文藝春秋BOOKS) 新聞の書評で読みたくなった。東芝(や三菱)は、国策(経済産業省の強力な後押しや原発推進政策)で、原発推進のほかに選択の余地がなかった。撤退の可能性を無くし、あのボロボロのウエスティングハウス社を買収してしまった。責任は東芝の歴代の経営者陣が担うべきだが、推進させた経済産業省の責任は重大。けど、国や役人は責任を取らない。となると、東芝の社員や国民こそが経営陣や国、役人に対し怒らないと。もう、原発からはきっぱり撤退し、日本は廃炉作業と再生可能エネルギー推進にまい進すべきだ。
 なのに、国は、経済産業省は、恥の上塗りならぬ、失敗の上塗り、帳尻合わせとばかりに、原発の再稼働に前のめりという情けなさ。
 どなたかが、書評でこりゃ「現代のインパール作戦だなあ」!って。私が長々と呟いていたことを一言で言い当てられました。


1503829854319159

→ 我が家の庭は、藪。昆虫やなどの虫の天国。隙間を野良猫が通り過ぎる。

 朝まで降っていた雨も、日が出たころにはすっかりあがった。網戸から流れ込む空気が涼しい。気温は昨日と同じほどの25度らしいけど、湿度がまるで違う。湿度の差って、想像以上だ。となると、昨夜は自制した洗濯を開始。干す。外に干す! 爽快! お天道様、ありがとね!

9784826901956

← アナスタシア・マークス・デ・サルセド 著『戦争がつくった現代の食卓  軍と加工食品の知られざる関係』(田沢恭子 訳 白揚社)  新聞の書評で存在を知り読みたくなった。「その食パンはパンじゃない。半日かかるイースト菌の発酵を50分で切り上げ、かわりにかさ増しと老化防止の酵素をぶち込んで一週間以上保つよう加工した『非老化性パン様食品』で、世界大戦で効率化を求めて普及した」とか。スナック菓子も戦争の際の移送の都合で特殊加工している。 ここなど参照のこと:「脱プラスチック生活 - これは したり ~笹木 砂希~

1503829701801800

→ 洗面所の窓外に即席の物干し場。西日しか当たらないけど、外で干すってのがいい。

 今日も風は爽やか。決して気温は低くはないけど、秋風のような爽やかさ。朝干した千作ものも、お昼前にはしっかり乾いていた。もっと洗濯したくなるほど気分がいい。

|

« 久しぶりの虹 | トップページ | 書庫の奥から外から……李賀など »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

社会一般」カテゴリの記事

写真日記」カテゴリの記事

ツイッター」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 秋風が吹き始めている?:

« 久しぶりの虹 | トップページ | 書庫の奥から外から……李賀など »