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2017/07/14

初めてのトウモロコシの収穫

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→ カット・メンシック (画像は、「「カット・メンシック」のアイデア探し - Pinterest」より)

 夕方近く、五時ごろか、急に豪雨になったとか。吾輩、居眠りしていて、まるで気が付いていない。目覚めて外を見たら、地面が濡れているので、雨が降ってきたのかなって。実際は、雨上がりだったのだ。慌てて作業着姿になり、外へ。野菜を収穫。ナス、キュウリ、プチトマト、そして、今日はとうとうトウモロコシを収穫。三年目にして、初めてトウモロコシの収穫に成功した。

 前にも書いたが、一年目は、収穫直前に(たぶん野鳥に)食われ、二年目は、仕事が忙しく、収穫が間に合わず、気が付いた時には、パサパサに干乾びてしまっていた。
 で、三年目の今年、ようやく収穫に成功したというわけである。

 ふと、久しぶりに(今年初めて)例年通り親戚の者にあげちゃおうと思い立った。
 電話して、取りに来いと。
 その間、小生は溝浚いなど。隣家との間の溝には、ドクダミが蔓延っていた。先日もバケツで二杯分、毟り取ったが、今日もバケツで二杯分、毟った。

 やがて、溝のドクダミ退治が終わった頃、親戚の者が車でやってきた。
 これらの野菜は、トウモロコシも含めすべて、親戚の者に提供した。これで、今夜はナスなどの浅漬けをしなくて済む。今頃は、トウモロコシを茹でて美味しく食べてくれているだろう。

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← 村上春樹/著『図書館奇譚』(カット・メンシック/イラストレーション 新潮社) 「図書館に本を探しにきたぼくは読書室という名の地下独房に囚われ、こう告げられる。「君はのこぎりで頭を切られ、脳味噌をちゅうちゅうと吸われるんだよ――」。初出から32年、あの名短篇が3度の改稿を経て、ドイツの気鋭画家カット・メンシックによるミステリアスなイラストと響きあう」とか。

 村上春樹著の『図書館奇譚』を一気に読了した。短い作品で、イラストを楽しみつつも、一時間余りで読んでしまった。
 そのイラストは、カット・メンシックという名の、ドイツ(1968年、東ドイツ・ルッケンヴァルデ生まれ)のイラストレーターの手になる:
「カット・メンシック」のアイデア探し - Pinterest

 本作は、村上氏の若いころの作品(を推敲した)のようである。カット・メンシックとの相乗効果はある……ようだが、むしろ、メンシックのイラストが印象に残ってしまった。

 NHK総合で、マンホールスリップの特集をやっている。最近、マンホールが滑りやすくなっているとか。そんなことはない。マンホールは何十年も昔から滑りやすかった。二十歳のころからのオートバイ乗り(ライダー)だった。道路上にあるマンホールは、滑りやすいことは熟知していたので、コーナーではマンホールの蓋にはタイヤが乗らないようにしていた。特に危ないのは、雨の日。マンホールの蓋だけでも滑りやすいのに、さらに水で滑りやすくなるわけである。

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→ カット・メンシック作「Las aventuras secretas de Murakami」 (画像は、「「カット・メンシック」のアイデア探し - Pinterest」より)

 テレビ番組によると、マンホールが滑りやすくなっているのは、マンホールの老朽化で滑り止めのためにか、刻まれている模様が劣化し、つるつるになってきたからだという。
 でも、敢えて言う。マンホールは、何十年も前から(つまり、出来て間もないころから)、たとえ新品であっても、滑りやすかったんだ!

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