血糖値も体重も高止まり
まだ梅雨入り宣言は出ていないのだから、空梅雨というのも変だろうが、とにかく雨が降らない。
東京など関東はとっくに梅雨入りしたので、その数日後には梅雨入りするかと思いきや、曇り空の日はあっても、雨は降らない。
→ 宮本秋風「雨音」 (画像は、「株式会社 ギャラリー・トレンド」より) 拙稿「霧の作家・宮本秋風の周辺」参照。
梅雨の雨を当てにしていたのに、畑の野菜たちに水遣りを欠かせない。
まあ、そのおかげで先日の日記に書いたように、水遣りしつつ畑を見て回り、何かの虫がナシの木の葉っぱなどに付いているのを発見できたのだから、文句は言えない。でも、愚痴は出てくるのだ。
そんな晴れ渡った五時過ぎに、いつものように完全装備で外仕事。
鍔広の帽子、首にはタオル、口にはマスク、上着に長ズボン、靴下をはき、長靴。むろん、手袋は欠かさない。
今日ば草むしりと共に、車道沿いの細長い花壇や車道の隅の溝浚い。
我が家の庭から泥がどんどん、零れ落ちていく。コンクリートがひび割れしているし、雑草を毟ると土が剥がれるし、落ち葉と共に土が庭から溝へ落ちていく。
溝の底の土や埃を浚うと、バケツで何倍も溜まっている。それらを例の枝葉ポストに投棄する。雑草もだが、土や埃だって我が家の財産なのだ。漏れた土が雨で流される一方なんて、もったいないのだ!
今日は、行きつけの内科医院へ通院の日。
ほぼ月に一回のペースで通い始めて、早一年余り。
肝機能の異常が見受けられ、その薬と、血糖値が高めということで、血糖値を下げる薬、その二種類の薬を処方してもらっている。
前回の通院の際、これ以上、血糖値の高さが高止まりしているようなら、いよいよ血糖値の治療に焦点を当てないといけないと警告されていた。
今日、医院で検査したところ、血糖値は高め。体重も減らない。どちらも高止まりである。
結局、前回までは、肝機能の薬と血糖値を下げる薬の二種類を処方されていて、それぞれ一錠ずつ日に朝晩の二回、飲んできた。
今回は、肝機能の薬は朝に一錠。血糖値を下げる薬はやはり朝に一錠。服用することになった。
この日記に書いているように、週に少なくとも三回、雨が降らなければ四回は、庭や畑などの外仕事に汗を流している。
週に三日は仕事で早朝から夜半過ぎまで不在。よって週に三回や四回ということは、在宅の日はほぼ毎日、二時間ほどの外仕事に精を出していることになるのだ。
そのほか、自転車での買い物もあるし、自宅にいても、カウチポテトになりたくても、食事の用意を含め、すべての雑用は自分でやるしかない。トイレだって、茶の間から往復50歩は歩く。
掃除だけはサボっているが。
今日はまた、自転車で外出。目的は金策と、近々出版する予定の本(冊子)の校正を印刷会社に届けるため。
今回で三回目の校正で、これが最後の校正となる……はずである。
小生の名前は、国見弥一だが、オレ物など大人の語りの場合は、国見弥一。
だが、ボク物の場合は、やいっち名義で書いている。
大人の自分の中の、ボクが語っている物語、というわけである。
← 宮本武蔵作「枯木鳴鵙図」 (「紙本墨画枯木鳴鵙図〈宮本武蔵筆/〉 文化遺産オンライン」など参照)
奇妙jな設定なのは重々分かっている。きっと形式的に変だという指摘がなされる余地が多大にあるのだろう。
けれど、オレとボクの間の、宙ぶらりんの語り手が想定されている。
語り手は、虚構の時空にしか存在しないのだ。
理屈を言えば、そこに咲く花を丸ごとに受け止め、捉え、その形をそのままに描きたいという切なる思いがあるからでもある……が、その理論立ては自分には難しい。
三回目の(たぶん、最後の)校正を終えた。本というより冊子風な形になる。
自己資金がない以上、現実的な形は冊子になってしまう。
校正を届けた際、冊子の表紙の色は、改めて濃紺にと指示した。
三冊目の本のカバーの色に準じるもので、自分のカラーなのである。
今月中に出版となるか、どうか。
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コメント
本文で間違いがありました。ここに訂正しておきます:
説明が間違ってました(自分の理解自体が間違っていた)。血糖値は前から高かったのですが、先月までは中性脂肪を下げる(同時に、血液中の脂質を改善する)薬が日に朝夕の二錠だったのが、今月からは一錠に。ただ、今月からは、まさにインスリンの分泌を促す(同時に血糖を下げる)薬が加わりました。先月まで服用していた肝機能を改善する薬は、今月からはなしに!
ということで、血糖値が高止まり。
いよいよ内科での治療も本丸へ焦点が当たったわけです。
小生も、お酒は飲まないし、食事も腹いっぱいは食べない。甘いものというと、ジュース関係でしょうが、これも、昨年から半減させました。
なのに、血糖値が高い。
受診した際、自分は、10歳の頃から睡眠障害があり、安眠は不可能になったことは告げました。
治療(手術)はしたのですが、完全には治っていない。
なので、近く、睡眠の質を確認する検査をします。
投稿: やいっち | 2017/06/21 13:03