セシウムボール あるいは 不溶性放射性粒子
朝、玄関の戸を開けたら、柳眉な野鳥が驚いてか飛び立ち、すぐ近くの内庭の木立に消えた。一瞬見たその姿はオナガだ! 我が家の庭にはいろんな野鳥が飛来してくる。なかなか撮影が叶わない。鳥、撮りたい。
← アンズ。かなりの実が生っている。アンズ酒か、実を食べるか、嬉しい悩み。
それにしても、空梅雨なのか(梅雨入り宣言はまだ)、雨が降らない。梅雨の雨をあてにして、水遣りはサボれると思っていたのに、今朝も水遣り。ただ、そのお陰で、梨の木に虫が付き、葉っぱなどを食い散らかし、紗のような薄い網が懸かり、卵らしき黒い点が一杯散在しているのを発見。
→ キウイの実。今年も豊作か。
もちろん、ハサミで即座に撤去した。いよいよ、柿や梨、梅など害虫が蔓延る季節の到来。厄介だ。虫たちも繁殖に励むわけで、人間も実りを期待するし、これも生存競争なのかな。
私は昨年、掛け替えのない樅の木が枯れてしまいました。理由はわかりませんが、周囲の樹木は安泰だったことを思うと、やはり、何かの虫が付いたか、何かのウイルスにやられたと思うしかない。今も、茶の間の窓外には、完全な枯木の樅の木が見えます。
← 三年目の今年こそトウモロコシ、食べるのだ。最近では富山でもトウモロコシと呼ぶけど、昔は、トナワって呼んでいたのを思い出した。富山の方言らしい。某サイトによると、「トウモロコシほど全国でさまざまな言い方で呼ばれる言葉は無く、約百六十余とか」
録画しておいた、「原発事故から6年 未知の放射性粒子に迫る - NHK クローズアップ現代+」を観た。
詳しくは、番組を見てもらいたい:
福島第一原発事故の際、過去の事故では見つかっていないタイプの放射性粒子が放出されていたことが明らかになった。大きさは1/1000ミリ以下から0.5ミリほど。微細なガラス玉に放射性セシウムが閉じ込められている。水に溶けないため、体内や環境中に長期間、残留する懸念がある。従来、考えられてきた放射性セシウムとは影響が異なる可能性があるという。

→ 今朝は撮影しそびれたけど、ホタルブクロは今年も元気。雨の宵闇頃に見ると、うっすら灯りが灯っているようで、風情あり。ただ、我が家は、紫陽花の開花が遅い。陽当たりがよくないからかな。今朝、突き抜き忍冬が咲き始めていた。何の世話もしていないのに、健気です。
さらに、「原発事故から6年 未知の放射性粒子に迫る - NHK クローズアップ現代+」から一部を転記させてもらう:
ごく小さな粒の中には放射性セシウムが含まれています。そのため、「セシウムボール」と呼ばれるものもあります。(中略) 最近になって存在が明らかになり、調査が続けられています。研究者が注目する理由は、水に溶けない性質にあります。「不溶性放射性粒子」と呼ばれています。そのため、環境中に長い間、留まると考えられています。吸い込んだ場合、体内に長期間、残留する可能性がありますが、影響はまだ完全には分かっていません。
「不溶性放射性粒子」ということは、雨で水に流される、というわけにはいかないのだ。
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