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2017/06/29

雨降って地固まる?

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→ 昨日、キュウリなどたっぷり収穫したのに、庭仕事していたら、キュウリ、もう三本、生っている。このところ、食卓にはキュウリ、キュウリ、キュウリ。もう、嫌なんですけど。

 運動不足解消(というかメタボ対策)の意味もあって、在宅の日は庭仕事にいそしんでいる。プールへ行って、のびのび泳ぎたいが、生活のことを考えると、まずは庭や畑仕事で我が庭を整えるという実用的な目的が優先となってしまう。
 
 これから梅雨の季節が到来する(既に梅雨なのだが、今のところ空梅雨状態)。となると、雑草の伸び放題となるのは必定。在宅の日は、雨が降らない限り、家に籠りっきりとなる。
 なんだか侘しい気がするが、仕方がない。
 晴耕雨読を気取ってみるか。

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2017/06/27

庭に在って森を想う

 一昨日は、雨ということもあり、外仕事はサボった。日曜日はプールも混みそうなので、敬遠する。
 つまり、一昨日は汗を流していない。

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→ 今日の野菜の収穫。植えた野菜の苗は少ないのだが、収穫は一気。日々、一本か二本ずつならいいけど、採れる時は、どっと。これが嬉しい悲鳴。キュウリなどの下のほうに沈んでいるのは、プチトマト。普通のトマトの苗を買ったつもりなんだけど。

 今日は、断固、外仕事する。作業を開始したのは、午後の五時過ぎ。明日は休みということもあり、二時間あまり、たっぷり汗を流した。
 草むしりも重労働だが、今日は敢えて、溝浚いをやった。いつもの、車道沿いの溝ではなく、我が家の畑と他家の畑との境にある溝で、溝浚い。溝の底に土がこびりつくように堆積している。

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2017/06/26

熊の存在を匂いで感知する?

 昨日(土曜日)、ある人と雑談していて、いろいろ興味深い話を伺うことができた。その方は、富山市の郊外、むしろ山に近い地域で生まれ育った。里山に近いこともあって、しばしば山へ山菜取りに出かけた。熊に遭遇することも珍しくはなかった。

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← 橋本 広著『越中の峠』(北日本新聞社 1972年)

 でも、昔は、(本州に生きるツキノワグマ)熊は、人間を見ると逃げるのが普通で、などなどいろいろ伺った。そんな中、熊の体臭は凄いもんだとも言っておられた。風下に自分がおれば、一キロ離れていても匂いに気づくと。

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2017/06/24

ライプニッツからチューリングへ 今日のコンピュータへ

 今日も庭仕事。一昨日は外仕事を休んだ。一日、サボるだけで、体が浮腫んだような気がする。今日は主に草むしりに専念したが、中腰で座って移動しつつ作業するから、夕方五時からの作業だったのに、汗びっしょり。とにかく、労働で汗を流すよ。

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→ 雨が上がったので、回覧板を隣家に持っていくついでに庭を見て回ったら、車道沿いの垣根の奥に見慣れない花を発見。毎年、咲いていた? 吾輩、初見だと思うんだが。

 かのフリーマン・ダイソンの子息であるジョージ・ダイソン著の『チューリングの大聖堂  コンピュータの創造とデジタル世界の到来 下』を読了。
 コンピュータが作られた当初は、ただの計算機。単調な計算を代行する、ほんの補助の機械のはずだった。それがほんの数十年のうちに、人間社会に不可欠な存在となった。

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2017/06/22

『精霊たちの家』に感激 (下)

 イサベル・アジェンデ著『精霊たちの家』を読んだ手ごたえの余韻を味わっている。

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← 西来路 文朗,/清水 健一著『素数はめぐる 循環小数で語る数論の世界』 (ブルーバックス)

 感想を書けるほど読み切れてはいないが、他でも書いたように、長編を読了した充実感をたっぷり味わうことができた。マルケスの「百年の孤独」に劣らない傑作だ。彼女のほかの作品を読みたいと思った。筆力や語りのうまさは、たまたま傑作が生まれたのではのではなく、生まれるべくして生まれたと思わせられたからね。

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2017/06/21

『精霊たちの家』に感激 (上)

 早暁、トイレへ行こうとしたら、何やら音が。もしかして雨? 窓外を覗いたら、しっかり雨。待望の雨。吾輩より、庭木などのほうが喜んでいるはず。今日は野菜への水遣りも不要。外仕事もお休み。

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← 今日の収穫。雨が上がったので、畑を見に行ったら、キュウリなどが生っていたよ。夕方、早速、どちらも浅漬けにした。明後日には口にできるよ。楽しみ!

 毎年、悔しい思いをさせられる木がある。5月から6月にかけて(毎年)開花するのに、花の撮影に一度も成功したことがない。花の大きさも20センチほど。それは、泰山木。枝葉が生い茂っていて、しかもなぜか高いところに咲くので、葉っぱの隙間から垣間見るしかないのだ。いつか、撮るぞー!

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2017/06/20

血糖値も体重も高止まり

 まだ梅雨入り宣言は出ていないのだから、空梅雨というのも変だろうが、とにかく雨が降らない。
 東京など関東はとっくに梅雨入りしたので、その数日後には梅雨入りするかと思いきや、曇り空の日はあっても、雨は降らない。

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→ 宮本秋風「雨音」 (画像は、「株式会社 ギャラリー・トレンド」より) 拙稿「霧の作家・宮本秋風の周辺」参照。

 梅雨の雨を当てにしていたのに、畑の野菜たちに水遣りを欠かせない。
 まあ、そのおかげで先日の日記に書いたように、水遣りしつつ畑を見て回り、何かの虫がナシの木の葉っぱなどに付いているのを発見できたのだから、文句は言えない。でも、愚痴は出てくるのだ。

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2017/06/18

セシウムボール あるいは 不溶性放射性粒子

 朝、玄関の戸を開けたら、柳眉な野鳥が驚いてか飛び立ち、すぐ近くの内庭の木立に消えた。一瞬見たその姿はオナガだ! 我が家の庭にはいろんな野鳥が飛来してくる。なかなか撮影が叶わない。鳥、撮りたい。

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← アンズ。かなりの実が生っている。アンズ酒か、実を食べるか、嬉しい悩み。

 それにしても、空梅雨なのか(梅雨入り宣言はまだ)、雨が降らない。梅雨の雨をあてにして、水遣りはサボれると思っていたのに、今朝も水遣り。ただ、そのお陰で、梨の木に虫が付き、葉っぱなどを食い散らかし、紗のような薄い網が懸かり、卵らしき黒い点が一杯散在しているのを発見。

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2017/06/16

景気も梅雨も空回りじゃないのか

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→ 仕事でたまに通りかかる、田圃の中を通る農道の脇に、ポツンと小さな林。林なのか墓地なのか。あるいは、塚(古墳)かな。もしかしたら、こちらからは見えないだけで、鳥居が立っていて、要はお宮さんなのかもしれない。正体を確かめたいけど、田圃の畦道を辿らないと。ふーむ、気になる。

 今夕も庭仕事。伸び放題だった枝葉を刈り込み、庭や畑の隅々に吹き溜まっていた落ち葉などを拾い集め、ドクダミなどの雑草を毟り取り、一時間半ほど、汗を流す。そして風呂。この入浴が至福の時間だな。ただ、外仕事が多くて、読書時間が制約されるのがつらい。

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2017/06/14

人間のエゴが雑草を毛嫌いさせる

 在宅の日は、主に夕方前に庭や畑仕事をやっている。休みだし、土日はともかく週日くらいは、プールへ行きたいのだが、前日の仕事からの帰宅時間が早くて夜中の一時過ぎということもあって、お昼に起きてプールへ行けない。

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← 今朝採れたキュウリ、浅漬けにした。明朝には賞味できる。こんなに早く、自作の野菜を口にできるなんて! ということで、このあと、冷蔵庫に収め、翌日の夕食の際にいただきました。

 昨年までだったら行けたかもしれないが、今年は妙に疲れが残って、午後を回っても、体が起きてくれない。年のせいか、二時間以上、まとまっての睡眠が取れず、かといって、二時間で睡眠が足りるはずもなく、結局は寝たり起きたりを繰り返し、なんとか本気で起きれるかな、本も読めるかなと感じることができるのは、午後の三時を回ったころ。

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2017/06/12

緑陰や風も憩うや猫の宿

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→ 梅雨入りも間近。内庭のカエデ、これでもかと緑濃く。近所の野良猫も日陰を求めて遊びに来る。

 緑陰や風も憩うや猫の宿
 

 イサベル・アジェンデ 著の『精霊たちの家』(木村 榮一 訳 池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第2集 河出書房新社)を読み続けている。
 どの頁を読んでも、どの細部の記述も、どこまで読んでいっても、素晴らしい文章が期待できる。
 かの『百年の孤独』に匹敵する、世界レベルの文学だと実感しつつ、残りを読んでいく。

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2017/06/11

幼児の魂を持ったままに表現を模索する芸術家

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← 6月9日は年に1度の「ストロベリームーン」だって。 赤みがかった激レア満月を見ることができるとか。その日の夜、さっそくチャレンジ。ストロベリームーンを撮りたかったけど、ただの満月。

ストロベリームーン、普段より赤いわけではないけど話題:朝日新聞デジタル」によると、「他の時期より赤く輝くのは気のせいだ」とした上で、以下のように指摘されている:

 仙台市天文台は「この時期は月の高度が冬より低いため、赤く見えるように思うかもしれないが、この日の月が特別に赤いわけではない」と断言。「そもそも、太陽も朝日や夕日が赤く見えるのと同じ原理で、月も昇り始めと沈む時は赤く見える。『ストロベリームーン』自体が天文用語でもなく、地球から1年で最も離れているからといって、より赤く見えるわけではない」と説明する。国立天文台も「赤さは大気の状態による。今日の月が普段より赤く輝くわけではない」と話した。

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2017/06/09

富山(黒部)でもカウベルト

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→ 画像は毎年、梅雨入りの頃、咲き始めてくれる、誰が名付けたかホタルブクロ。情緒のある可愛い花。宵闇の頃になると、まるで雪洞のように、うっすらと灯っているように見える。

 昨夜来の風雨。仕事をしていても、過日、設置した枝葉投棄ポストの風による倒壊が心配だった。といって、仕事を抜け出して見に行っても、何もできない。帰ってすぐ、恐る恐るサイロを覗いてみた。間近で仔細に見たわけではないが、無事そう。
 廃棄予定の段ボールなどは、散らかっていたし、何処から舞い込んだかしれないゴミなどが散乱していた。藪みたいな庭なので、一旦ゴミが舞い込むと、庭木などに吹き寄せられ、滞留してしまう。

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2017/06/07

日本の縄文時代から中南米の現代の縄文の世へ

 今日は休み。しかも、仕事も、普段なら夜半過ぎまでで、帰宅するのは夜中の二時前なのに、昨日は夜の八時過ぎには終えて帰宅した。

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← イサベル・アジェンデ 著『精霊たちの家』(木村 榮一 訳 池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第2集 河出書房新社) 「不思議な力をもつ少女クラーラは、美しい姉の死から9年間の沈黙の後、姉の婚約者と結婚し、精霊たちが見守る館で暮らしはじめる。三世代の女たちの運命を描く、驚異と幻想に満ちた傑作」だとか。

 どうも、リズムが狂うと返って気が抜けるようで、普通の人のように朝まで寝て、一日をフルに使えるとなると、なんだか途方に暮れるような感がある。
 いつもなら、気が付けば昼下がりで、あとは夕方前に外仕事をしてもう、夜なのに、午前中グズグズしていても、まだ昼前。どうしたらいい?って状態に。
 なれないと、ホント、リズムが狂う。

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2017/06/05

体毛忌避という悪夢

 最近、アンダーヘアの手入れを勧める、たぶん女性に向けてCMが頻出しているらしい。女性がアンダーヘアの手入れをしているのか(放置しているのか)、吾輩には分からない。ただ、一般論として、体毛の手入れを勧奨する部位がどんどん広がっていることは言えそうである。すね毛や産毛、腋毛に眉毛などなど。体毛の手入れについては、ターゲットが男性にも触手が伸びているようだ。

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← コルム・トビーン 著『ブルックリン』(栩木 伸明 訳 白水社) 「ジョイス、マクガハン、トレヴァーの系譜を継ぐ、アイルランド文学の至宝!」だとか。SNS友に、「アンダーヘアの処置については、今も昔も、女性の関心事であったようです。1950年代のアメリカに就職した、アイルランドの農村出身の若い女性の心の機微を追った小説『ブルックリン』にそんな場面が登場します」という情報をいただいた。映画化もされたようだ。小生は全く未知の作品。

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2017/06/03

「元素をめぐる美と驚き」 錬金術という前史

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← ヒュー・オールダシー=ウィリアムズ著『元素をめぐる美と驚き  周期表に秘められた物語  上・下』(安部 恵子, 鍛原 多惠子, 田淵 健太, 松井 信彦訳  ハヤカワ文庫NF ) 「周期表に並ぶ元素には、それぞれが持つ性質ゆえの特異な物語が秘められている。歴史から芸術まで幅広い逸話を紹介する科学読み物」

 食器棚の中のたくさんの食器たち。父母が元気な頃は、食器は酒器も含め各種揃え使っていた。今は棚の中で鎮座しているだけ。いつの日かの活躍を期待して、それとも大車輪だった過去を静かに思い返している? 自分なりに折々食器を変えてみるけど、茶碗蒸しなんて縁はないし、出番のなさそうな食器が大多数。

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2017/06/01

クロボク土は縄文人の文化遺産

 外で花火の音がドドーンと。え、花火。土曜日ならわかるけど、今日は水曜日。と、思ったら、音も響きも花火とは違う。段々、大きくなってきて……雷だ。と、思ったら、雷鳴。そして豪雨! ホントに天気が急変した。

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→ 今日は、先日設置した冊に網を被せる作業がメイン。ここにはメロンとスイカ。やや育ち方が弱い。成長が遅い。心配。

 我が家から遠からぬ場所に結婚式場があり、土曜日の夕方には、イベントとして花火を打ち上げる。なので、土曜日の花火の音が我が家でも聞こえるのは不思議ではないのだ。だから、最初はドーンというお腹に響く音も、花火かなと勘違いしたわけである。

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