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2017/05/04

現行憲法という賜物

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← ツツジが満開。これでもかってくらい咲き誇っている。ただ、残念なことにこのツツジ、裏庭の人目につかない場所にある。すぐ後ろには隣家の塀があるし、この前を通るのは吾輩だけ。つまり、見るのは吾輩だけ。ツツジにはどうだっていいことだろうけど、人に見てもらいたいという思いがどうしても吾輩には消せない。

 数年、庭をおろそかにしていたせいで、柵や杭などあちこち傷んでいる。今日は、杭や冊、固まる土などを買い込んできた。スイカやアスパラガス(ジャガイモ)などの苗を買ってくるつもりだったが、予算をはるかにオーバーしたので、今日は断念。すでに植えた野菜の苗の育ち具合をあとしばらく見守り、順調だったら(あるいは根付かず枯れたら)追加としてスイカやトウガラシなどを買ってくるつもり。

 杭や冊を買ってきたが、改めて庭の様子を見て、かなり本格的な作業になりそうで、今日は棚上げ。まずは、先日植えたトウモロコシの苗の世話をした。シートをかぶせたりして雑草の生えにくいように工夫。さらに、草むしりを一時間。草むしりは延々と続く。

 すばらしい新世界〔新訳版〕 (ハヤカワepi文庫) >> ジョージ・オーウェル作の『一九八四年[新訳版]』 (ハヤカワepi文庫、など)ともども、若いころに読んだ。その頃は知的好奇心と教養のためだったが、今は危機感を以てこれらを読み返したい。共謀罪(治安維持法)が成立したら、日本も悪夢が現実となる。すでにアメリカの圧力のもと、メールなどの情報は国に筒抜けになっている。個人情報保護法のはずが、個人情報は丸裸となっている。こうした事実はスノーデンらの情報で明らか。

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→ 裏庭に続く小道の端っこに毎年育つ植物。しばらくしたら黄色い花が咲く。名前、度忘れした。すると、「つわぶき」では、というレスがあった。数日前、この前を通り過ぎた瞬間、名前を思い出したのですが、翌日には忘れてしまって、思い出そうとしても、思い出せなくて、もどかしい思いをしていました。庭の木や植物に名札をつけようかと、真剣に考えているところです。さらに、「フキだから、主に茎ですね。でも葉も食べられるらしい」というレスも。「ツワブキ - Wikipedia」によると、「石蕗、艶蕗」と表記するらしい。さらに、「葉柄は食用になる」とも。また、「韓国料理では、煮物の他、汁物、天麩羅にもされる」とか。そうか、フキなんだね。

 政府は知らん顔しているし、マスコミも報道しない。できないのかもしれない。政府は知らん顔しているし、マスコミも報道しない。できないのかもしれない。ある意味、ミラン・クンデラの小説群など、多くの亡命経験者らの小説は、われわれ日本人にも、いよいよ切実な世界になりつつあると感じてしまう。

 ロッキード事件で、日本はアメリカに絶対に逆らえないと思い知らされた。田中角栄がどんな汚職をしたか(していなかったのか)は分からないが、アメリカの基本政策に逆らうものは、徹底して叩き潰される。アメリカには絶対追従。これが国是になってしまっている。特に政権を狙う者たちやマスコミ(記者クラブのメンバーは特に)は個々の細かな政策についてはアメリカの批判もするが、基本、アメリカには逆らわない。日本の一般市民の情報もアメリカに筒抜けとあっては、一切、手出しできないのだ。いつか独立国家たるには、相当の覚悟が要るだろう。

 今日は憲法記念日。どんなイベントにも出席はしなかった。誘いはなかったわけじゃないけど。何をしていたかというと、畑に庭仕事。家事に専念である。あとは読書。現行憲法があるからこそ、トランプ政権が前のめりになり、アベ政権が一緒に前のめりになっても、護衛艦や補給艦がアメリカの空母に追随するだけで済んでいる。
 アベ政権は、解釈改憲を強行してまでも、集団的自衛権の行使の実績づくりを急いでいる。今のうちに海外派兵の実績を作り、北朝鮮問題に絡んで危機感を煽り、共謀罪の強硬可決に突っ走っている。憲法改正も一歩、踏み出す覚悟らしい。何をそんなに急ぐのか。国民の議論や機運は高まっているのか。慎重の上にも慎重にと思う。

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← いよいよ紫露草の季節が始まる。繁殖力の強いこの植物は、我が家の方々に咲き誇る。すると、我が家はツユクサの宿となる。

 たった今、やったドジ。髭を剃ろうと引き出しからそれを出した。つもりだったが、手にしていたのは、爪切りだった。一瞬、どうしてこんなものを手にしているのか、理解できなかった。ああ、やばい。ドジというより、ボケじゃないのか?

 恥ずかしながら、昨日の朝、ドジをやった。
 仕事の日なので、制服に着替えて出社した………はずだったのだが、会社に着いて自家用車から降りた姿を見て同僚が、あれ? そんなズボンで仕事するのか? と言う。
 見ると、上は制服だが、下は、普段穿いているデニムのパンツ。吾輩、慌てて着替えのため帰宅したのでした。

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