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2017/04/08

自宅での入浴で春を実感

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← 目崎 徳衛著『百人一首の作者たち』 (デザイン: 鈴木正道 角川文庫ソフィア) 「王朝時代を彩る百人百様の作者たち。親子・恋人・ライバル・師弟などが交差する人間模様を、史実や説話をもとに丹念に解きほぐす。歌だけでは窺い知れない作者の心に触れ、王朝文化の魅力に迫るエッセイ」だとか。

 目崎 徳衛著の『百人一首の作者たち
 まだ読みかけなのだが、やはり、従前のありがちな百人一首本と違う。本格的。安直な読みやすいカラフルな本じゃ、和歌に絡む奥深い世界は素通りだなって感じている。その分、ささっとは読み通せないけどね。

 十日ぶりにプールへ行こうかと思ったが、昨日の小屋撤去の後始末作業が気がかり。今日は、ホームセンターへ行って、庭に敷く砂利などを購入。草むしり作業を減らすため、庭については(むろん、人が歩くエリアに限る)砂利を敷いている。砂利を踏む音も結構聞こえるので、防犯にも役に立つ。

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→ 木曜日に資材小屋を撤去した後の光景。実は、小屋を撤去しただけで作業が終了というわけではない。

 小屋を撤去しただけで作業が終了というわけではない……。
 それは何も後片付けや整地が必要ということではない。実はこの小屋の敷地内を台所からの排水が流れる溝がある。その溝がいつの頃か分からないが、相当に崩れひび割れ、所によっては土砂が埋まり、大雨が降ると、すぐに水が溢れ水たまりとなってしまう。
 そのことは何年か前、隣家の方に指摘されていたのだ。ある意味、小屋の撤去は、強風に崩れそうな危険な小屋問題の解決という目的もあったが、排水溝の整備という課題の解決も大きな目的なのである。
 その作業に、近いうちに入ることになるだろう。

 久しぶりに自宅の風呂で入浴。風呂場は冬、あまりに寒いので、着替えも含め、裸がつらい。我慢してシャワーだけ浴びていた。昨年までは、風呂場や隣の洗面所をストーブで暖めていた。でも、効率が悪い。いよいよ春本番となって、ふと、自宅の風呂に入ろうかなーと思い立った。やはり、湯船はいいねー。垢すりも。
 風呂上り、体が火照っていて、慌てて扇風機を押し入れから引っ張り出した。汗が徐々に引いていく感じが気持ちいい! 春だ!

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← 水上勉/著『土を喰う日々―わが精進十二ヵ月』 (新潮文庫)

 書庫を漁っていたら、水上勉著の『土を喰う日々―わが精進十二ヵ月』を<発見>した。
 十年程前、東京在住時代、ほとんど題名に惹かれて手に取った本(もちろん、「越前竹人形」や「雁の寺」などの小説も読んだことがあるが、この手の本は初めて)。
 十年程前、帰郷して、庭や畑仕事に携わることになり、土に親しむようになって、題名の示唆する世界を実感。土が野菜になる、土から野菜や果樹が生まれる、土の中にミミズなどの虫けらが蠢いている。むろん、陽光の恵みがあってのことだけど、でも、土の中にジャガイモが出来ているのを見ると、自然の摂理の凄みを感じる日々となってしまう。

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