さて豚汁に控えしは…
今日も庭仕事。過日、解体撤去した小屋。そのトタンの屋根や壁を選定した枝葉の投棄場所の囲いに援用した。これで枯れ枝などを山盛りできる。でも、まだまだ枝葉がたまっている。
→ 毎年咲いてくれる花。名前、教えてもらったんだけど、忘れちゃったよ。やや淡色の我が庭を真っ赤な花で彩ってくれている。ボケ(木瓜)かな。
今日の朝日新聞の書評特集の中に「古典百名山 カール・マルクス「資本論」 大澤真幸が読む」という囲みの書評が載っていた。
いや、眼が見開かされる思い。
「資本論」には苦い思い。昔、読もうとして全体の6分の1も読めずに挫折。
でも、その最初の部分だけでも、マルクスの人間や社会を読み解く腕力筆力を実感。
今更、マルクス主義なんて時代じゃないから、純粋に時代をとう把握するか、その構想の大きさと人間社会への洞察の透徹ぶりを虚心坦懐に味わってほしいと思う(もちろん、自分を含めて、である!)。
すくなくとも、多くの数式で、しかも巨象のしっぽさえ掴めない世の経済書よりは、はるかにましな読書体験が保証されている。
それにしても、やはり、若いころの体力気力で「資本論」くらいは通読しておきたかった。悔いが残っているのだ。
← ナシの花。アンズの花が散り果て、寂しいなと思っていたら、後を追うようにナシの花が満開に。別に計算したわけじゃないのだけど。ナシは、雄雌で苗木を植えるんだけど、これ、雌のほうかしら?
葛飾北斎が、赤穂の吉良邸討入りで討たれた小林平八郎の娘の孫娘の子だったとか。なので、吉良邸討入りの図は、嫌ったとか。つまり、本人も平八郎の血を引くことを知っていた、ってことを林美一著の『江戸の枕絵師』を読んで知った。
ただし、北斎の母は妻妾だった。武士の血と妾の子という屈辱とが、反骨の画狂人を生んだ……。
→ もう、何年も前、ムスカリの花の苗を買ってきて、畑に植えた。一年草だと思っていた。その後、畑は耕したり、土を移動させたりあれこれしたんだけど、ムスカリは畑や庭の方々で咲いてくれる。土を移動させたら、その先で育つ。繁殖力のある植物なんだね。
遅めの昼食を食べ、一服していたら、近所のお寺さんがやってきた。手伝えって。象を運ぶから。象…。住職が作った張りぼての象。「釈尊は白い象の姿になって摩椰夫人(マヤブニン)の胎内に入り誕生された」など、「象は仏教と縁が深い」。なので、「寺の門や、山門の前などに象が置かれている」。住職の手作りの白い象は、人気があって、あちこちで駆り出される。その引き取りに吾輩が駆り出されたのである。まあ、功徳ということで、手伝った。
「釈迦如来(釈尊)・仏門(仏教)の象」など参照のこと。
毎週、豆腐を一丁、配達してもらっている。冷ややっこや麻婆豆腐やみそ汁など、いろんな食べ方をする。
夏場だと、収穫したゴーヤとその豆腐で、ゴーヤチャンプルーを作ったり。
今日は、トン汁に豆腐を入れて…なんて思った。
野菜もたっぷり、豚肉の細切れ、ワカメにネギにモヤシにと、具材はたっぷり。
ところがである。ふとある肝心なことに気づいた。
← 林 美一 著『江戸の枕絵師』(河出文庫) 「1138夜『江戸の枕絵師』林美一松岡正剛の千夜千冊」など参照してみる?
吾輩、トン汁を作ったことがない。
見たことも食べたこともあるけど。
そもそも味付けはどうするの? トン汁ってくらいだから、豚肉の旨みだけで味付けになるの? 水はどれくらい入れたらいいの? 何もかも、わからない。やむなく、ソバツユにポン酢で味付け。
まあ、人に食べさせるわけでも、まして完成品の画像をアップしようなんて、金輪際思ってないし、食べて死ぬことはないってことで、食べた。味については、謎、ということで。
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