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2017/03/21

現実よりリアルな夢の日常

 NHKの特集番組「シリア 閉ざされた街 最後の病院」を観ている。いや、観ていられない。でも、観なけりゃいけない。アメリカとロシアの代理戦争という話だけど、私には全く理解できない。内向きのオバマ政権の隙を突いてロシアが勢力を伸ばしたという。

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→ 一昨日には、葉っぱと茎だけだったのに、今朝、そばを通りかかったら、黄色い影。水仙が咲いているよ! 昨日は15度ほどあったからね。冷たい雨の中、健気だ。

 じゃあ、環境予算も福祉予算も削って軍事予算を肥大化するトランプ政権は? トランプの言うアメリカ第一ってことは、自国の防御や利害しか考えないってこと? 日本の政権は、人権や人の幸福なんて度外視で、カネ儲けしか考えないし、世界も日本も救いがますますなくなるよ!

 今朝未明、また夢で目覚めた。登場人物が凄い。アメリカのケリー元国務長官と、ケネディ元駐日大使。むろん、吾輩は何の関係もない遠い人物。前日に見た夢にも、とんでもない有名人が。何かのテレビ(ニュース)の影響?
 あるいは、これは考えたくないのだが、現実の生活が精神的にあまりに貧相なので、テレビの画面や報道のほうが、リアルに自分に関わっている?

 一昨日より、G・K・チェスタトン著『詩人と狂人たち 』を読み始めた。読書メーターの読み友の感想を読んで手に取った。
 G・K・チェスタトンについては、以前、ブラウン神父ものを読んだことがあるが、必ずしも印象は濃くない。でも、本書を読んでいて(まだ3分の1)独特な世界にびっくり。好きな人は、ぴか一の作品だと感じるだろう。

 今日は休み。プールへ行きたかったが、何かイベントがあるそうで、入館できない。なので、本年度の庭か畑仕事の開始日に……と思ったが、生憎の雨ふりで外仕事は断念。となると、読書ですな。

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← G・K・チェスタトン著『詩人と狂人たち  (ガブリエル・ゲイルの生涯の逸話)』(南條 竹則訳 【新訳版】 創元推理文庫) 「世界をさかしまに覗くことによって真実を見出す詩人画家ガブリエル・ゲイルの、逆説の探偵術が解き明かす不可思議で美しい謎」だとか。

 BS‐TBSで、「肉体の処刑」ってドラマ(映画)を見つけ、録画して観始めたら、高橋惠子さん(ら)が主演だった。若い! 綺麗。気になってならない女優さんだった。当時は関根恵子さん。あの頃、こんなきれいな人が脱ぐなんて夢のようで、信じられなかった。
 ところで、このドラマの冒頭、刺殺された主婦売春の女性が全裸でベッドに横たわっている場面が映る。ドアップしてくれるのはいいが、なんと、死体が息して動いている! 目を疑って、何度も見直したけど、目の錯覚じゃない。あれは、演出? ミス?

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