「古事記」から島尾敏雄へ
先月よりプール通い開始。週に二回ほど。先月、慰労会でもらったタオルを持って。タオルを選んでくれたのは、タイムリーでした。感謝。スイミングウェア、買いたいな。今の、古くて、1往復すると、ズルズル下がる!
2往復すると、_▲#>£♂!
← 三浦 佑之 著『古事記を読みなおす』 (ちくま新書) 「「国家の歴史」以前から列島に底流する古層の語りとして、古事記をとらえ返す」という本。記紀神話に捉われない古事記理解が納得できる。同氏の本はこれで何冊目かな。拙稿の「三浦佑之『口語訳 古事記』」や「三浦 佑之著『古事記講義』」などを参照のこと。
三浦佑之著の『古事記を読みなおす』を昨日(土曜日)読了した。仕事の日だったのだが、あまりに暇で、本書の残りの120頁ほどを読み終えてしまった。面白くもあったが、結構、ダラダラと読んでいたのに、夕方にはup。
保険のためというか、こんなこともあろうかと、島尾敏雄著の『妻への祈り 島尾敏雄作品集』(梯久美子 編)も持参。夕方から夜にかけて、少々読んでみた。
小生は、梯久美子さんによる編集という点も、本書を手にする大きな理由になっている。なんたって、同氏著の『狂うひと ──「死の棘」の妻・島尾ミホ』(新潮社)を読んで、信頼感たっぷりなのである。一部の作品は読んだことがあるが、ほとんどが初読で、本書でじっくり味わいたい。
さて、これまでいろんな古事記関連本を読んできたが、本書が一番、読みやすいし面白い。辛酉革命と明治維新との関係など、再認識。初学者にもお勧めの本。
明治維新以降、あるいは江戸時代の終わりごろからか、記紀神話と呼びならわす慣行があった。国の意向でもあったのか。しかし、日本書記と古事記とは書かれた内容や表現も、その意図(目的)もまるで違う。
両者は補足しあうというより、ほとんど別個の世界。
古事記を読むと、小生のような素人(初学者)でも、序文に(あるいは序文と本文との関係に)違和感を覚える。どう読んだって、本文と序とは違う時期に書かれたに違いないという強い直感を覚えるし、内容もかなり無理なこじつけと感じる。強記の稗田阿礼に覚えさせたって、では、もとの語りの世界は誰が保持してきたのか。天皇でもなければ、側近でもなく、原書としての古事記(原文)があったればこそ、成立が可能となったはず…と私でも感じさせられるのだ。
そうした違和感を古事記本文を虚心坦懐に読んでいくことで、納得のいく解釈を示してくれたと、溜飲の下がる思いである。
金曜日にプールへ行ったけど、次は、仕事のスケジュールの都合で、火曜日か水曜日。春となると、畑や庭仕事も始まるので、プール通いがとん挫しそう。ここに敢えて公言することで、自分にプレッシャーをかけている。
夏なら冷たい飲み物。冬なら断然、熱いお茶。さて、これからの季節、仕事に携える飲み物は、どっちがいいか、迷う。
お医者さんや栄養士さんの指導もあり、昨年の秋から重い腰を上げて、野菜を摂るようにしている。ただ、嫌いは嫌いなので、ついスーパーでも敬遠しがち。そんなある日、冷凍食品にホウレンソウなどもあることに気づいた。これなら、買い置きができる。ラーメンなどにも、ワカメと共に、鍋に放り込める!
そういえば、野菜が嫌い、でも食べないと、ということで、一時期、乾燥野菜に手を出したことがある。野菜のお菓子とか。でも、固いし砂糖がいっぱいかけられているので、止めたっけ。冷凍食品の野菜って、栄養的に、どうなんだろう。メーカーに聞いても、いいことしか言わないだろうし、真相を知りたいものだ。
なぜか仏間の壁面には、御朱印がいっぱい、並べて飾ってある。父母が日本各地を旅行しつつ集めたもの。そうそう通行手形も。ちなみに、自分では一つもゲットしたことがない。
父は収集癖があって、切手・古銭・酒のラベル・御朱印・通行手形・観光地の絵葉書・時代(歴史)小説・盃などなど。集めなかったものは、カネかな。吾輩は、父が集めなかった、図録や栞、クリアーファイルなど、父から見てのニッチ物品。但し、吾輩もカネは(集めたいけど)集めていない。
姉も含め、姪も甥も、彼らの子も、みんな体育系。多くは高校卒業までは体育系の部に入り続けるだろう。そんな中、吾輩だけ、帰宅系。まっすぐ家に帰ったかどうかは別にして、運動部に入ったのは、高校入学当初の半年だけ。
練習そのものは楽しかったけど、打ち上げも含め、付随する団体行動に辟易して、その後、体育部とは縁を切った(切られた)。大学時代は、新入生歓迎で二日だけ、空手部の練習に。厳しい練習には耐えられるだろうが、団体行動が嫌で、断った。
ミニだけど、電動のドライバーをゲット。ようやく。道具が手に入ると、大工仕事したくなるね。あとは研磨機など。まず、本棚を作りたいな。
← 島尾敏雄 著『妻への祈り 島尾敏雄作品集』(梯久美子 編 中央公論新社) 「加計呂麻島での運命の出会いから、二人はどのようにして『死の棘』に至ったのか。島尾敏雄の諸作品から妻ミホの姿を浮かび上がらせる、文庫オリジナル編集」とか。
昔、父がしばしば今どきのドラマも歌もダメだって、呟いていた。私は、煩いなー、いいじゃないかって思うだけ。でも、当時の父の年齢に近づくに連れ、その気持ちが分かるようになった。歌手も俳優も我が子のような年齢。どんなに上手くても才能があっても、大人の気持ちは決して代弁も表現もできない。
親が子供の学芸会をはらはらしながら観ているようなもの。時に白けるような気持ちも。そんな若手の俳優や歌手の中から、きっと将来の日本の演劇や音楽などの世界を担うような人材が出てくるのだろう……。一年に一人か二人くらいは。
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