邪馬台国は奄美群島に?
相変わらず、爪がダメだ。一ヶ所良くなったら、別の爪が割れた。野菜、昨秋から食べるようにしてるんだけどなー。
← アンズの樹の向こうに見えるのは、農作業小屋。納屋というべきか。使われなくなって久しい。今は、農作業資材などを収めている。母屋より新しいので、こっちに住んだほうが地震の際には安心かも。
一昔前、話題になったカスピ海ヨーグルトって、今も出回っているのかな。
スーパーにも売っているのかな。探してみよっと。
島尾敏雄著の『妻への祈り - 島尾敏雄作品集』 を今朝未明(日曜日の夜半過ぎ)読了した。
島尾作品を読むと、鬱というか、憂くなってしまう。『死の棘』ほど完成度が高いと読めるが。
ただ、その傑作にしても、本書の編者でもある梯久美子著の『狂うひと ──「死の棘」の妻・島尾ミホ』(新潮社)によると、相当に妻のミホの影響がある、あるいはミホの意向を忖度しているという。
ミホはある意味、島尾の限界を見抜いていて、確信犯的に二人は共同して不倫を契機に泥沼に溺れ込んだ……のだろうか。
ところで、作品の舞台が奄美ということもあって、島尾作品を読んでいて、邪馬台国奄美大島(徳之島)説を思い出した。
→ 一昨日、防草シートを剥がした。今日は、午後から晴れたので、いよいよ畑の土起こし。耕すというか。そこへ野菜用の土壌を加えて、まぜまぜ。3筋ほどの小さなエリア。残りはアンズやクリなどの果樹園に変えたからね。二時間弱の作業で汗びっしょり。今日もプール通いはパス。
「倭地を考えてみると、遠く離れた海中の島々の上にあり、離れたり連なったり、巡り巡って五千余里ほどである」(「魏志倭人伝(原文、書き下し文、現代語訳)」より)とか。となると、地理的にも九州は無理で、奄美群島だろう。
「wikipedia【最新版】 邪馬台国は奄美諸島(徳之島)説 [決定版] - koiy's blog」など参照。
何が何でも畿内説という先入観を排して、素直に魏志倭人伝を読むと、奄美(徳之島)説に落ち着く。巫女の資質を持つ女も、この地ならと思える。
奄美大島(徳之島)邪馬台国説を実感したのは、上記の理由もあるが、何と言ってもミホにシャーマン(巫女)的な資質を感じるからでもある。青森の恐山のイタコとか、祭祀的な女は、本土からは出にくい気がする。とにかく、ミホは、常識の枠を外れていると感じる。
← 島尾敏雄著『妻への祈り - 島尾敏雄作品集』 (梯 久美子 (編集) 中公文庫)
本書を読んでいたら、川端康成の自殺のニュースが載っていた。
そうだ、あれは吾輩が大学に入学して間もない頃。前年の高三の時には、三島の割腹自殺が。溺れそうになっていた、太宰も自殺。才能ある文学者の凄絶さを感じざるを得なかった。川端の自殺の翌日、瑞巌寺の桜を観に行った。あれほど見事な散り際の光景には、以後、遭遇していない。そして吾輩は、文学と哲学に溺れていったのだ。
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