『六国史』の周辺を辿るも夢の中へ
ふと、部屋の中を見渡してみると、隅々に綿埃が溜っている。
← 遠藤慶太 著『六国史―日本書紀に始まる古代の「正史」』(中公新書)
そろそろ掃除しないとね。吾輩は、綿埃が溜まり、指で抓むことができ、且つ、抓んだらそれなりの厚みを指先に感じると、掃除の開始の合図としている。ってことは、やはり、掃除しないといけないか。今年最初の掃除、やるしかないか。
遠藤慶太著の『六国史―日本書紀に始まる古代の「正史」』を読み始めた。
出版社による内容案内によると、「奈良時代から平安時代にかけて編纂された歴史書「六国史」。七二〇年に完成した日本書紀から、続日本紀、日本後紀、続日本後紀、日本文徳天皇実録、日本三代実録までを指す。天地の始まりから平安中期の八八七年八月まで、国家の動向を連続して記録した「正史」であり、古代史の根本史料である。本書は、各書を解説しつつ、その真偽や魅力を紹介。また、その後の紛失、改竄、読み継がれ方など、中世から現代に至る歴史をも描く。」とか。
「古事記」については、物語性や、書かれた時期の謎などもあって、関連書を何冊も読んできた。でも、肝心の勅撰の歴史書である「日本書紀」以下の六国史は読んだことがない。これらを読むのは、日本人として歴史を語り、あるいは考察する以上は基本だよね:
「三浦佑之『口語訳 古事記』」
「大和岩雄・著『新版 古事記成立考』を読む」
「三浦 佑之著『古事記講義』」
玄関のドアを開けたら、庭越しに朧な月影が。東の空低く。ほぼ満月。靄っている。冬の月は寒々として、心の淋しさを抉りだすように、それでも、お前は一人ぼっちじゃないよとでも言ってくれているように、静かに照っている。さてこの寒波、今冬最後となればいいのだが。
委員長たる私は、組合の解散に向けて、残務処理で忙しい。組合はあってしかるべきってのが、私の信念だが、一般の組合員は、組合費を払うのは嫌って、解散熱が凄い。底辺の(特に我々のような)労働者は追い詰められている。目先のおカネにしか関心が向かない。仕方ないんだろうなー。
前にも書いたけど、冬になると、熱いお茶が恋しくなる。美味い。香りがいい。夏場は熱いお茶なんて考えられなかったから、ペットボトルの冷たいお茶。ほとんど香りが分からない。そう、お茶って、味もだけど、香りだなって、つくづく感じている。
「受動喫煙対策:「屋内禁煙」骨抜き危機 小規模バーなど喫煙OK 反発受け、厚労省が例外案 - 毎日新聞」なる話題がテレビ(NHK)で。民放では、あまり扱っていないのか。
居酒屋は禁煙の対象外に、だって。東京オリンピックともなると、世界中から日本に観光客がやってくる。 居酒屋に入る人も多いだろう。居酒屋が喫煙OKだとなると、東京オリンピックという舞台で、世界中に日本の後進性という恥を晒すわけだ。 島国根性の発想だな。
[以下は、夢の記録。正確には到底思い出せないが、せめてメモだけでも]:
十日の夜半過ぎ、というか今朝未明、奇妙な夢で目覚めた。東京時代までの友人が出てきた。彼はそれまでの路線を変えて有名な作家になっていた。私にはまるで未知の作家名だったので、最初にその名を聞いたとき、誰のことか分からず戸惑った。
でも、作家の正体に気付いた瞬間、衝撃に近い戸惑いを覚えたのだった。彼は、取り巻きなのか、周りの人たちに重んじられている。彼が著名な作家に! 私は嫉妬心に身が焦がれるようだった。その場を一人、立ち去った私の足は重かった。
私だって! でも何の実績もない。そもそも何も書いてない。家に帰りついた。が、見ると、家はいつの間にか改装の工事に入っている。足の踏み場もない。母も含め、家のものは、ただいつもの日常を淡々と送っているだけ。
私の心中など知るよしもない。私は、何とか二階(屋根裏部屋)の自分の部屋に辿り着いた。今からでも、何か始めないとと、気が急くばかり。だけど、集中できない。私は、書けない……のか……
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