『この世界を知るための 人類と科学の400万年史』に共感
年末、お正月に食べるものは何も買わなかった。ひたすら、冷蔵(冷凍)庫などの残り物を食べる。ただ、貰い物があって、ミカンやリンゴは意外な恵み。数の子ももらった(食べないけど)。カップ麺や即席麺が大活躍。
← レナード・ムロディナウ 著『この世界を知るための 人類と科学の400万年史』(水谷 淳 訳 河出書房新社) 「『この世界を知るための 人類と科学の400万年史』 - HONZ」
写真に撮るの忘れてたけど、パックのおでんセットに、もらいものの(手作りの)餡子入りの丸いお餅を入れて、お雑煮代わり。結構、お腹が膨れたよ。
お昼頃、親戚から電話がかかってきた。元旦に年賀状が届かなかったので、大丈夫か、だって。無精にも昨日、年賀状を書きましたと説明した。ホントだもんね。心配かけてゴメン。
数年前、あけおめ ことよろが流行ったっけ。あれは何だったんだろう。よほど、焦っていたのかな。
調べたら、こんな記事があった:
「「あけおめ」に5割が嫌悪感!新年の挨拶まで省略するな」
なるほど、若い人はともかく、年配になるほど、新年の挨拶まで省略するな、という思いが強まるんですね。
さて、十日以上を費やしてきた、レナード・ムロディナウ著の『この世界を知るための 人類と科学の400万年史』を元旦の朝、読了した。
年初の読了本として、素晴らしい本で嬉しかった。以下は、某SNSサイトで書いた感想です:
非常に素晴らしい本だった。科学の歴史をたどる本だが、数式を使わないが、科学の発展にいかに人間的ドラマが関わっているかを伝えてくれる。ギリシャ・ローマのさらに以前、それこそ、アフリカで現生人類の租が生まれた時から、ヒトは世界を理解しようと必死の努力をした。なぜなら、二足歩行も毛がない裸のサルも、体力も眼も嗅覚も聴覚もすべて他の動物たちに敵わない。人類は弱い。だからこそ、ヒト同士が仲間となり協力関係を築き、強い敵に立ち向かってきた。
科学は次第に専門化し、ツールも数式などを使って一般人には縁遠い部分も際立ってきたが、最先端で頑張る科学者らは、やはり何が真実か分からない巨大な闇を前に、実るかどうか保証のない懸命の努力を重ねている。まさに今も人間のドラマの世界であるのだ。今、宇宙論に限らず、科学の世界はパラダイムシフトの真っただ中にある。そう、今も謎はそこに大きな口を開いて科学者を真理を探究したいと懇願する者たちを待ち受けている、そう、実感させてくれる好著だった。
人間が裸のサルとなったことを以て、ダーウィンの進化論への反証と唱える学者もいる。一見、妥当な認識に想えそうだが、本来は二足歩行や毛を失った状態で生まれるなんて、生まれた途端に排除されるはずが、何かの偶然か親心かで守り育てられた。そうした(当初は)弱者が、弱者であるがゆえに生き延びる知恵を必死に探ってきた。他の動物たちや(毛むくじゃらで四足歩行の)親たちに伍して生きようと、世界を何とか把握し、結果、人類の世界への蔓延に至ったのだ。
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