『ぼくたちが本当にシタかったこと』って何だろう
「高齢者を75歳以上に=65歳は「准」、定義変更提言―老年学会」なんてニュースが木曜日、流れた。
← 白都くろの著『ぼくたちが本当にシタかったこと』(イラスト/珈琲猫 ガガガ文庫) 「学校が「成年向けコンテンツ」つまりアダルトなコンテンツを作るための勉強をする学校であり、アダルトなビデオの現場の実践学習もあり、あれやこれやをシテしまう可能性があるということ」。「好きになった女の子が、「女優志望」だったら、どう考えてもハートが耐えられる自信がない」。
大方の意見でもあるのだろうが、小生、某SNSサイトで、こんな呟きを吐いたよ:
いよいよ更なる年金支給年齢の引き上げに繋がっていくんでしょう。大多数の高齢医者(65歳に満たない)は、働かないと生きていけない。75歳で健康体なのは、今のアベノミクスで恩恵を受けているような人々が圧倒的なんじゃないかな。
今日は外出日。銀行でお金をおろし、百円ショップへ行って、雪囲いのための杭を物色(ちょっと品揃いは薄い)。スーパーで買い物(年越しそばを食べ損ねたので、今夜、食べる)。コインランドリーへ。最後は、庭木の剪定。いよいよ来週、雪のマークが続くので、雪囲いもとりあえず杭打ちだけ。
富山、いよいよ降雪かな。今日は、昨日までに杭を打ったところに、縄を張ったりしました。降らないでほしい。でも、スキー場は悲鳴を上げているとか。平野には降らないで、山のほうだけ、降って欲しい。
今年は酉年なので、大好きな鶏のから揚げや焼き鳥なんかは、自制しようかな。庭などに飛来する野鳥を眺めて、野性を愛でるのもいいよね。
→ 雛咲 (イラスト) (画像は、「「雛咲」のプロフィール [pixiv]より)
昨日から白都くろの著の『ぼくたちが本当にシタかったこと』を読み始めた。ひたすら助兵衛根性が動機である。
結論から言うと、内容はヘビーのはずだが、小説のタッチはライトだった。
ほぼ、読了というところで、息抜きにふと(書き手は男性なのか女性なのか、知りたくて)後ろの頁を捲ったら、「本書を書くにあたり以下の文献を参考にしました、とあり、安田理央著『痴女の誕生 アダルトメディアは女性をどう描いてきたのか』(太田出版)が。一応、取材も関係方面にしたのだろうが、舞台裏が透けてしまって、がっかりである。
当該の本は、小生のこと、とっくに読んでいて、ややがっかりしたといった感想を書いている。それだけに、小生のがっかりぶりも理解できようというもの。
昔は、ロマンポルノかピンク映画のお世話になったものだが、今は、AVに惹かれる。内容の単刀直入さもさることながら、今はAV女優は、美人か美少女かスタイル抜群でないと、そもそも成れない、そんな狭き門。男の狭い料簡だと、どうしてこんな素敵な人が不特定多数の前でこんなあられもない……と思ってしまうが、それは男女の機微への理解が浅いからなんだろうね。
翌日には読み終えた。
何たって、テーマがテーマだからね。
読んでいながら、要は本書はテーマがAVではあっても、青春小説だと分かっていても、つい想像・妄想・憶測が逞しくなり膨らみ読む意欲も張り切ってしまう。
← 白都くろの著『セックス・バトルロイヤル! 』 (雛咲 (イラスト) ガガガ文庫) 「主人公の童貞をクラスの女子全員で奪い合い、最初に奪った女子は主人公の父親(超絶金持ち)の財力によってなんでも願いを叶えてもらえるという話」らしい。白都氏の著書は、これら2冊だけなのかな。
成人映画(AV)が専門の、入学費などが出世払いの学校が舞台。実技の授業では、AV撮影の現場での研修、男性ならあわよくば(?)男優として出演者に、女性なら講師らに女優として出演を強く勧められたりする。
さて、青春小説としては、若い男性(語り手)たる主人公は、すぐ傍にAV女優の卵や過去に出演歴のある二十歳前の学生たちが同級生か同窓生って点。いずれも魅力たっぷりの若い女性たちが周りにうろうろしている。しかも、主人公より積極的だし前向きだし、そんな可愛い子が先方から間近に、時にアパートにまでやってくるなんて、そんな状況は羨ましすぎる。
設定上、主人公は女性に持てることになっている。持てない男性の悶々じゃなく、持てるが故に魅力的な女性がわんさか迫ってくる。そうしてエロじゃなく、女性として純粋に惹かれていく。
問題は、惹かれる相手が、遅かれ早かれAV業界へ巣立っていくだろうということ。
いずれにしろ、あの子この子が今日明日にもAVデビューする。好きなあの子が知っている、尊敬する監督にねちっこくエロく演技指導される。あの男優に好き放題される。
そんなことがあっていいのか。でも、そうはいいながら、自分も想像し心配しつつ、もっこりしちゃう。
最後は青春の旅立ちとなるのだが、そこは読んでからのお楽しみということで。
→ イラスト/珈琲猫 (画像は、「「珈琲猫」のプロフィール [pixiv]」より) 正直なところ、上掲の 雛咲との画風の違いが分からない。一応、赤と黒で分けてみたけど。
AV業界には、年間、2,000人から3,000人が女優デビューするという。毎年!
しかも、昔のピンク映画と違って、美人か美少女か、スタイルがモデル並みか、いずれにしても、ピンナップ写真だけでも、手が出るような女性たちばかり。
この手のビデオを漁っていると、見栄えのいい子はみんなこの世界に身を投じてしまっているんじゃないかといった強迫観念に襲われてしまう。
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