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2016/06/04

麦わら帽子の少女

 ひび割れたガラス窓越しにあの人は見つめていた。
 それとも、今にも砕け散りそうなガラス窓に歪んだ自らの顔を映しているのだろうか。

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 窓の外は、鏡面のように静かな湖が見えるはずだけど、あの人の虚ろな瞳には何も見えはしないのかもしれない。

 窓の亀裂は、まるで水中花を思わせる。
 凍て付いた湖の底に眠る、忘れ去られた悲しみ。
 凍り付いた情念。生き血を抜かれた花は、ただ瑪瑙のように輝いている。

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2016/06/03

蜜を吸うように本を読む ? !

 自宅では、ピーター・ウォード/ジョゼフ・カーシュヴィンク 著『生物はなぜ誕生したのか 生命の起源と進化の最新科学』(梶山 あゆみ 訳 河出書房新社)を読んでいるのだが、本書・代々木忠著の『つながる セックスが愛に変わるために』は、その合間に気分転換にと手を出してしまった本。

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→ 果樹(キュウイかな)が元気だと虫も精力的に蜜を吸う。我が家の畑にて。

 が、やはり内容が内容だけに、ついつい気分転換のはずが、ホントに転換してしまって、とうとう仕事の場にも持ち出し、暇の徒然に読み浸り、一気に読了させてしまった。

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2016/06/01

野菜嫌いの野菜作り

 小生、根っからの野菜嫌いである。
 いつから嫌いだったのか、覚えていないが、物心付いたころには、牢固たる野菜嫌いに。
 我が家は実は、農家だった。
 田圃もあれば、畑もあった。あった……。
 そう、過去形である。今でも、畑は残っているが、正確に計測したことはないが、9メートル四方かどうか。
 田圃は、明治以来の農家なので、それこそ、昔は何反もあったが、十年程前までに全て放棄した。
 地元の各地に、あそこも、ああ、ここも我が家の田圃だったという場所がある。今では住宅地や道路に変わり果てているが。
 そんなことは、もはやそこに住む誰だろうと、知る由もない。

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2016/05/31

失われた天使 それとも 堕ちた天使

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→ 作者名・作品名は分からない。ツイート「八重樫克彦・由貴子さんのツイート 「人間のあいだには金色のオーラを持った天使たちがいてね」老婆が教えてくれた。「あんたのようなお嬢ちゃんを探しているんだよ。あんたらは死者をあの世へ導くエジプトのアヌビスみたいなもんだから」『失われた天使』ハビエル・シエラ」にて発見遭遇。

「リトアニアの画家チュルリョーニスの《前奏曲とフーガ<天使>》」だとか。「八重樫由貴子さんに教えていただきました。 「ミカロユス・チュルリョーニス - Wikipedia」参照。(2016/06/01 追記)

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2016/05/30

藤井一至著の『大地の五億年』を読了

 藤井一至著の『大地の五億年』を読了した。

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← 藤井一至著『大地の五億年 せめぎあう土と生き物たち』(ヤマケイ新書 山と溪谷社

 車中で読みかじって来た本書だが、残り数十頁は自宅で。
 本書は、(わりと)近所の書店で見つけ、衝動買いしたもの。著者が富山県出身ということも後押しになったかもしれない。興味深い写真も載っているので、見ても楽しい本。

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