我が家の花々
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テレサ・レヴィット著の『灯台の光はなぜ遠くまで届くのか』を読んだ。体調不良の中、一気に読んだ。
→ フレネルレンズは、「フランスの物理学者オーギュスタン・ジャン・フレネルによって発明された」「灯台や投光器などの照明系レンズなどに用いられる」。 (画像は、「フレネルレンズ - Wikipedia」より)
「ブルーバックス|講談社BOOK倶楽部」によると、「1800年代、海難事故が相次いでいたフランスで、暗い海を明るく照らす灯台が求められていた。小さな光を効率よく、より遠くまで届けるにはどうすればいいか――その難題に挑んだのがオーギュスタン・ジャン・フレネルだった。多くの命を救い、人々を魅了し、世界中に広まった「フレネルレンズ」とは何か。いわゆるオタクで内気だった青年が、信念を貫いて築きあげた19世紀の偉大な業績に迫る」といった内容。
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トマス・ハーディ著の「テス 上・下」 (岩波文庫) を読了した。
→ ハーディがこよなく愛したエグドン・ヒースの光景。(画像は、「英国・アイルランドをさるく - トマス・ハーディ (Thomas Hardy) ③」より) 『帰郷』の冒頭でエグドン・ヒースの光景に精妙な描写を与えられている。「作者はこのエグドンの中に形而上学的な美しさを見出している」と、本書の解説にある。
感想を書くゆとりはないが、某サイトで以下のように書いた:
メレディスやジョージ・エリオットを想わせる、なかなかの傑作。素晴らしい自然描写と愛情深い人間観察。ビクトリア朝社会の(今の価値観からすると)偽善的な倫理観や道徳観のもたらす悲劇。出会った二人は、結婚を目前にして、互いに自らの過ちを告白する。テスは夫なる彼の放蕩を愛するがゆえに許したが、夫なるクレアは、妻の被った性的過ちを許さない。しかも、(夫が妻たる女性の罪を)許さないことを宗教的に是認してしまう。
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過日、仕事で宇奈月方面へ出かけた。
← 天真寺(松桜閣)の庭園。「近江八景の趣を取り入れたとされる回遊式庭園の眺めが壮観な庭園です。明治・対象時代の若栗村の豪農西田収三家の離れの庭として造られました。その後天真寺が西田家より屋敷ごと購入し現在に至っています。中央には豊かな水をたてた琵琶湖を模した池と、茶室のある島がありそこからの眺めは格別」だとか(「天真寺の庭園|観光スポット|とやま観光ナビ」参照)。
その帰り、通り道でもある黒部で、送りの車内でちょっと話題に出た、天真寺(松桜閣)へ寄って行こうと思い立った。帰り道のルートからは、そんなに離れていない。というより、ルートを多少変更すると、まさに帰路の途上となる。
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