松眺め待てど帰らぬ人思う
→ 我が家にある松で一番大きい。内庭の巨木。と言いつつ、実を言うと、天辺を十メートルほど剪定してしまった。道路側(日に当たる側)に次第に傾いて育っていったので、風が吹くと松葉が道路に滅茶散ってしまう。しかも、枝が電線に触れそうになって来たし。ああ、可愛そうな松の木さん、ゴメンね。
昨日は、日米開戦の発端となった真珠湾攻撃の日。城山三郎著の『指揮官たちの特攻』を車中で読みはじめ、今日残りの140頁ほどを一気に読み切った。
出版社の内容説明には、「神風特別攻撃隊第一号に選ばれ、レイテ沖に散った関行男大尉。敗戦を知らされないまま、玉音放送後に「最後」の特攻隊員として沖縄へ飛び立った中津留達雄大尉。すでに結婚をして家庭の幸せもつかんでいた青年指揮官たちは、その時をいかにして迎えたのか」などとある。
← 城山三郎/著『指揮官たちの特攻―幸福は花びらのごとく―』(新潮文庫) 表紙の写真画像の右は最後の特攻隊長中津留大尉、左は最初の特攻隊長関大尉である。
安倍首相は、追悼と慰霊のため、ハワイへ向かうという。慰霊というのなら、一方的に迷惑をかけた中国などへ慰霊の旅にでるべきじゃなかろうか。
それはさておき、小泉首相以降、日本は着々と自衛隊の海外派兵へ歩を進めている。いよいよ駆け付け警護という名目で国外において他国や対立する勢力などの敵に火器などを向ける可能性も高まった。
→ 冬の海…入り江というより、港なのか。伏木富山港。久しぶりに潮の香を胸いっぱい嗅ぐことができた。港の入江付近に架かる橋は、新湊大橋。歩いて渡れる橋。一度はゆっくり歩いて富山湾や富山平野を遠望してみたいなー。
トランプ次期大統領の海外戦略次第では、日本の防衛戦略も大規模な変更を余儀なくされるやもしれない(一部の保守派やタカ派の連中は、軍事大国への絶好の口実を得たと思っているだろうが)。かの太平洋戦争中、日本軍は特攻はじめ、どんなに滅茶苦茶な戦法を取ったことか。十代の若い命が命令一下、無為な死を遂げていった。そうした過去の徹底した反省が今こそ問われるだろう。本書は、今こそ読まれるべき本だと痛感させられた。
← 山茶花なのか、椿なのか、まさかと思うが牡丹なのか、分からない。隣の明らかに山茶花と思われる樹木とは種類が違うと思うのだが。とにかく数本の山茶花共々、冬の我が庭を彩ってくださいね。
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