柿の実からサンタまで
久しぶりに風のない爽快そのものといった秋晴れに恵まれた。外出日和だが、生憎、出かける目当てがない。ここは、野暮ながら、庭仕事に励むしかない。やらないといけない、庭や畑仕事がいっぱい残っている。
今日は、画像へ付した説明にも書いたように、柿の実の収穫。
もう、収穫には遅いぐらいだが、いつまでも手をこまねいているわけにもいかない。
← 本日は、秋晴れ。今のうちにと、ようやく柿の実の収穫作業。今年は、実の生り方が少な目。それでも、大きめの実を40個余り収穫。一人では食べきれず、とりあえず、半分を親戚の家に。 さて、残りはどうする?
実を言うと、栗の実の収穫は、とうとう何もできず仕舞い。クリの木には実が残っていない。地上を見ると、トゲトゲの実が散在している。見事なまでにどれも実が切り裂かれて、中身がカラになっている。
切り裂かれたのか、それとも、実の肥大に自然に割けるものなのか。
ちなみに、キュウイは、いっぱい生っているまま、今も健在。いつ、収穫したらいんだろう。
今年は、柿の実の生り具合が弱い。写真でも分かるように、見るからに生っている実が少ない。
今年の異常(?)といえば、例年、庭木の幾つかが、何かの害虫にやられて、葉っぱが食いつくされる。
なので、発見次第、防虫剤を吹き付ける。
それが、今年は、例年、やられる柿などの木々は葉っぱが冒されることはなかった。
代わりに(?)、クスノキの葉っぱが、五月から六月にかけて、どんどん、無くなって行って、六月末には、とうとう葉っぱは見る影もなく、枝だけが風に吹かれている始末。何かの病害虫……あるいはウイルスにやられたのだろう……か。
ところで、J・M・クッツェー著の『サマータイム、青年時代、少年時代 ──辺境からの三つの〈自伝〉』(くぼたのぞみ訳 INSCRIPT)をゆっくりじっくり読んでいるのだが、合間に息抜きに、佐治晴夫著の『14歳のための宇宙授業 相対論と量子論のはなし』を読んでいる。
まさに中学生向きの本。だが、巻末には結構高度な数式が載っている。中学生でも、才能のある人は理解しちゃうんだろうなー。
その本の中に、気になるくだりがあった。
← 佐治晴夫著『14歳のための宇宙授業 相対論と量子論のはなし』(春秋社) 「夜空の星の煌めきからクォークやゲージ粒子まで、このかけがえのない世界を記述する現代の科学理論の2つの柱をわかりやすく詩的に綴る宇宙論のソナチネ」だって。なるほど、結構、情緒溢れる文章がそれぞれの章の冒頭に載っている。
ゲーリー・ホロヴィッツとバジル・キサントポーラスの二人が、相対性理論の立場でサンタの秘密を解いた、とあるのだ。
詳しくは、「なぜ、サンタクロースが私たちに見えないのか?」のなぞを解いたというのだ。
が、説明は付してない(まして、参考文献も)。
ネット検索してみたら、下記のサイトが浮上してきた:
「読中感3 硝子のハンマー 永田町で働くサラリーマンの読書日記(脱線多し) - 楽天ブログ」:
世界中に20億の家庭が一様に分布しているとすると、クリスマスイヴの24時間に全家庭をまわるには、1家庭につき2万分の1秒しか立ち寄れず、光速の4割ものスピードで走り回るサンタに、わたしたちは気がつかないというのです。
【別冊「数理科学」相対論の座標~時間・宇宙・重力(1988年サイエンス社)から岡村浩「ブラックホールと一般相対論(1)より】
(I 見えない殺人者 p.298)単純計算ですが、すでに世界人口が70億人に達している。世帯数は定かではないが、
1世帯当たり3人としてもサンタクロースの移動速度は30年前と比べて16%アップ!
ってことは余計に見えにくく、というより気づきにくくなってるってことだ。
なんだ、そういうことなら、本書に書いてあるじゃないか!
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