6年前の水
家には電動給油ポットがあったが、親戚の者がこれは電気代がバカにならないと言われ、ビニール袋をかぶせて封印。でも、昨夜、ペットボトルのお茶を電子レンジで温めるくらいなら、ポットでお湯を沸かしてお茶を飲んだほうが美味しいかなって思った(暖房にもなるし)。
← レイ・カーツワイル[著] 『シンギュラリティは近い [エッセンス版] 人類が生命を超越するとき 』( NHK出版[編] ) 「未来学者として技術的特異点の到来をいち早く予見し、人工知能(AI)の世界的権威として現在はGoogle社でAI開発の先頭に立つレイ・カーツワイル。彼が世界に衝撃を与えた名著『ポスト・ヒューマン誕生』(2007年小社刊)のエッセンスが一冊に! AIが人類の知性を上回り、私たちは生物の限界を超えてついにシンギュラリティへと到達する──」といった本。知能もだが、人間の肉体も、血液のみならず、内臓も脳も何もかもが人工のものに変えられていく。肉体は不滅となり、原理的には死がなくなる可能性も。気になる皮膚(感覚)さえも、人工の物で代用可能となる。食べる楽しみや、Hの感覚はギリギリまで人間は手放さないかもしれない、という懸念にも答えている。
それで、電気ポットを引っ張り出したんだけど、なんと、水が入っていた。中身を空っぽにしないで仕舞っていた! 当然、水には虫の死骸やら、赤さびやらで汚れきっている。それはそれとして、中の水は6年前の夏の水なんだなって、妙な感慨を抱いた。その夏、父母が亡くなったのだ。
→ 一昨日訪れた富山県内の某所。柿の栽培集荷で有名な地。ここに至る道がなかなかのドライブコース。ライダーだったかつての自分だったら、ツーリングに行っただろうなー。まだ知らない素敵な林道がいっぱい。もっと県内を知りたいな。
今朝未明、奇妙な夢で目覚めた。夢に、あの日本ハムの二刀流の大谷選手が! どうやら、ファンサービスをしているらしく、スタンド脇のグランドでキャッチボール……遠投を披露している。私はグラウンドの三塁とホームペースのライン近くに立って見物している。
← シンシア・バーネット 著『雨の自然誌』(東郷 えりか 訳 河出書房新社) 「雨という身近な自然現象を、惑星・地球科学から、考古学や歴史・文化・文学にいたるまで、きわめて幅広く、細部と深淵を解き明かす画期的な名著。環境問題を背景に、現代の問題も探る」といった本。日本の雨にも言及されているが、主にアメリカなどが視野の中心。雨を情緒的に捉える傾向は薄い。むしろ、(古代以来、特に近年の)人間活動と気象変動との関連に問題意識の焦点が合っているようだ。本の題名から、往年の名著である本書を連想してしまった(但し、邦題は訳者らによって命名されたものだが)。何とか読み返してみたいものだ。
大谷選手の投げたボールが、暴投気味になり、こっちのほうへ飛んできて、何かにぶつかり、スタンドの塀のほうへ跳ね返っていく。私は、大谷投手の投げたボールを拾うチャンスが一瞬、生まれた。が、自分には拾う勇気が出ず、突っ立ったままなのである。
← ライアル・ワトソン 著『風の博物誌 上・下』(木幡 和枝 訳 河出文庫) 「風は地球に生命を与える天の息である。“見えないもの”の様々な姿を、諸科学・思想・文学を駆使して描き、トータルな視点からユニークな生命観を展開する、“不思議な力”の博物誌」といった本。上掲の本の題名から、往年の名著である本書を連想してしまった(但し、邦題は訳者らによって命名されたものだが)。
ああ、目の前のチャンスをみすみす見逃してしまった……またも……というところで目が覚めたのだ。 [なぜ、夢に大谷選手が現れたのか。球速165キロを叩き出した彼に注目しているのは私とて例外じゃない。それにしてお……もしかして、タイプ? ただ、大谷投手のボールは、暴投じゃなく、意図的なものを夢の中でも感じていたのは確か。]
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