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2016/08/24

我がniftyのブログ中止へ

「【重要】@homepage サービス終了に伴う移行手続きのお願い」だって。手続きが難しいので、移行できない。niftyのブログもこれを契機に廃止だな。
 ここへ移ります:「無精庵徒然草

 2004年9月に開始して、淡々と続けてきて、アクセス数も、それなりに伸びてきたんだけど(8月24日正午現在の数字):

「壺中方丈庵」は、アクセス数  131488
「壺中山紫庵」は、アクセス数 2246570
「壺中水明庵」は、アクセス数 1233171

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2016/08/22

読書家の資質

 立花 隆著『読書脳 ぼくの深読み300冊の記録』を読了した。

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← スティーヴンキング著『書くことについて』(田村義進 小学館文庫) 「2001年に「小説作法」として翻訳されたスティーヴン・キングの名著を、新たに平明で簡潔な文章で訳した新訳版」だそうな。

 こういった本は、個々の文章が短いし、著者の語り口も歯切れがいい、その上、話題が豊富で興味深いわけで、車中での待機中に読むに最適の本だ。
 実際、四百頁足らずの本だが、三度の営業の待機中に一気に読めてしまった。

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2016/08/20

アスリートの心

 ちょっと大げさと言うか、身の程知らずな題名にしてしまった。
 言うまでもなく、自分がアスリートなわけがない。
 リオでのオリンピックがメダルラッシュだし、日本では高校野球などが佳境を迎えている。
 小生などは、全くアスリートなんかじゃなく、そもそも目指したことすらない。
 ただ、若いころは、走ることもボール競技も決して嫌いじゃなかった。
 中学・高校を通じて、クラブ活動には参加せず、一言でいえば、帰宅部。

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2016/08/18

安倍首相 アメリカに核の傘(先制使用)を乞う

「核先制不使用」に反対意向 安倍晋三首相、米軍司令官に伝える」といったニュースに驚いた。
 いや、驚くにはあたらないのだが、しかし、改めて感じるところが大である。

「アメリカ有力紙「ワシントン・ポスト」(8月15日付)は、オバマ大統領が導入の是非を検討している核兵器の先制不使用政策について、安倍晋三首相がハリス太平洋軍司令官に反対の意向を伝えていたと報じた」のである。
 広島。長崎での追悼・慰霊の旅で安倍晋三首相による平和を祈念する言葉を吐いた舌の根も乾かぬうちに。

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2016/08/16

トナワ 今年もダメでした

 我が家には小さな畑がある。それこそ、十メートル四方もあるかどうかのささやかな畑である。

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→ もと、我が家の田圃だった辺り。やがて少しずつ、近所の方たちの畑へと変貌していく。我が家も、ほんの一角を畑として使わせてもらっていて、そこにトナワを植えた。画像は、拙稿「案山子…去年の田は」(2005/10/01)を参照のこと。 

 我が家は(少なくとも)明治以来、ずっと農家だった(本家は江戸時代の初期か、戦国時代の末期以来。武田方と上杉方との戦いで負けて、百姓になったと仄聞している)。
 作物の大半は米…と、ずっと思い込んできたのだが、小生が物心つく前には、小麦も作っていたらしい。
 そういえば、今でも富山市の平野部の農地には、米もだが、小麦も結構目立つことに、遅まきながら気づいたものである。

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2016/08/15

出会いからはあまりに遠くて

 雨上がりの小道を歩くと、何かが私の頭に落ちた。数知れない細かな透明な粒を 目にした。それは、近所のブロック塀越しの木の葉を伝って、私の頭に落ちた一滴 の水の雫だったのだ。ちょっとした衝撃の波が私の心に走った。
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 それは、まずは外で冷たい何かの直撃を受けるという予想外の出来事への驚き。
 でも、すぐにそれは私が決して孤立してはいないということの直観へと転化した。

 人は年を取るごとに、意外性への素朴で新鮮な感動を忘れていく。それは、生きることに慣れてしまったことを意味している。

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2016/08/12

『橘曙覧全歌集』を詠む

 昨年、失敗したスイカは、今年はほぼ大成功。なかなかの収穫を見た。
 一方、同じく昨年失敗したトウモロコシだが、今年も大失敗に終わった。昨年は、収穫寸前に鳥に啄まれて収穫なし。

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→ 「橘曙覧記念文学館」 福井県福井市の愛宕坂の旧居「黄金舎」跡に作られた顕彰施設。 「橘曙覧 - Wikipedia」参照。

 なので、今年は、ネットを被せるなど、鳥対策は万全。だが、失敗とはこれ如何。
 実は、収穫が遅きに失したのである。ネット取り払ってトウモロコシの実の生り具合をみたら、なんだか悪い予感。トウモロコシの実は、茶褐色に変色し、しかも、パサパサに乾いている。
 いざ、手に取って、茶褐色の皮を剥いて中を見たら、中の実は干からびて、それこそ悲惨な状態に。
 トウモロコシの収穫の時期を見誤ったと言うしかない。
 ネットがかぶさっているし、畑の一番奥にトウモロコシ畑を設けたことで、小生の監視の目を逃れてしまったのだ。
 ああ、情けなや!
 
 キュウイの実も、既にたっぷり生っているので、これだけは収穫の時期を見誤ることはしたくない。

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2016/08/09

核兵器は生命一般への脅威であり敵である(後篇)

 本稿で問いたいのは、原爆とは何か、である(原爆のメカニズム、といった意味合いではなく)。
 原爆は、理由はともかくとして、敵国に投下された。

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← 原爆ドーム。8月5日撮影。

 敵国の軍隊や軍需施設、あるいはむしろ、民間人を一挙に殲滅するために投下されたものである。
 では、原爆は、一般のナイフや拳銃、機関銃、大砲、ミサイルなどとどこが違うのか。単に規模なのか。
 一発で巨大な威力を発揮するという意味で、効率性が高い、という点が違うのか。
 ナイフにしろ、機関銃や大砲にしろ、基本的に敵を狙うものである。

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2016/08/07

核兵器は生命一般への脅威であり敵である(前篇)

 この5日・6日と、広島の原爆慰霊の旅に行ってきた。ある団体の一員として、参加を申し出、許可されたのである。

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→ 広島平和記念公園内に生息する、被爆した樹木のアオギリ。1945年8月6日広島市への原子爆弾投下により被爆。爆心地から約1.30キロメートル離れたところに位置した。(「被爆アオギリ - Wikipedia」より)

 広島の原爆慰霊の旅へは一度は行きたいと思ってきたが、いざ行くとなると、富山からはあまりに遠い。
 こうした機会がないと、今後も行けないに違いないと、思い切って手をあげた。
 原爆や原子力発電については、これまでも本ブログで問うてきたし、それなりの省察も重ねてきた。
 この度、慌ただしいとはいえ、慰霊の旅に行く機会に恵まれた以上は、原爆について、過去、やや断片的に考えてきたことを、集中的に考察する機会にしたいと思っていた。

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2016/08/05

ジョージ・エリオット『ロモラ』を再び

 20年ほど前、図書館から借りだして読んだ。小生の失業時代だった。これは発見。イギリス文学作品は少しは読んでいたが、ジョージ・エリオットは当時、未知の作家。

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← 『ジョージ・エリオット全集 5 ロモラ』(ジョージ・エリオット 著, 原 公章 訳, 海老根 宏 監修, 内田 能嗣 監修 彩流社) 「ロモラ 彩流社」参照。

当時、集英社の訳本で読んだが、彩流社から彼女の全集が出るということで、まずは『ロモラ』を入手。今日から読むよ。解説を含め700頁あまり。気を長くして、じっくりと。

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2016/08/03

春画…毀誉褒貶の急変ぶり

 昨日は炎天下、外仕事に没頭した。今日は二日続けての作業は体に負担が重すぎると(言い訳し)家の中にこもり切り。

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→ 昨日、庭でスイカを2個、収穫。昨夜、一個。今日も一個、まるごと食べたよ!

 昨日の疲労が残っていて、リクライニングチェアに体を預けっ放しの一日となった。
 読書三昧と行きたかったが、ほんの数頁読むと目が疲れ、ちょっと目を閉じると、気が付くと寝入っていたようで、ふっと目覚める自分がいる。
 眼鏡(の度数)があっていないのかもしれない。

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2016/08/01

セザンヌは苦手

 今日は休み。といっても、仕事から帰宅したのは、未明の二時を過ぎていて、ようやく起き出したのは、昼過ぎだった。

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← ロジャー・フライ【著】『セザンヌ論―その発展の研究 (新装版)』(二見 史郎【解説】/辻井 忠男【訳】 みすず書房)

 遅い昼食(朝食?)を取って、一休みしたあと、作業着に着替えて、炎天下、庭仕事。汗だくになって。
 作業を始める前、畑で野菜を収穫。ナス、キュウリ、トマト。これらは、知り合いにあげた。
 ただし、スイカは、冷蔵庫に。冷えたら食べるよ!

 昼食(朝食)後、軽く読書。先日来、読み続けてきた、ロジャー・フライ著の『セザンヌ論―その発展の研究』を読了した。

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