刑罰の歴史からセザンヌ論へ
今日は、某SNSサイトでの呟きをメインに。昨日の変則的な仕事に疲れたし。
親戚の人が、暑中お見舞いを兼ねて来訪。過日の七回忌をねぎらわれたり、いろいろもらったり。なので、返礼に庭の野菜(ナス、キュウリ、トマト)やもらいもののドリップコーヒーや、おいしいと評判の煎茶などをあげた。
← ロジャー・フライ (著)『セザンヌ論--その発展の研究 【新装版】』(二見 史郎【解説】/辻井 忠男【訳】 みすず書房) ブルームズベリ・グループの一員としても活躍。
ダニエル・V・ボツマン著の『血塗られた慈悲、笞打つ帝国』を読了。 「江戸から明治へ、刑罰がいかに社会秩序の基盤となり、権力を形成・変革してきたのかを、解き明かした画期的論考」だとか。とりあえずは、好奇心から手を出したのだが……。
江戸時代や明治以降戦前などの刑罰の歴史を通して、権力の威信の維持や保持の構造を知る。権力者らの政(まつりごと)を行う技術。江戸や明治維新を美化する趨勢が垣間見られる中、こうして実態に少しでも迫る努力は貴重だと思う。
ロジャー・フライ 著の『セザンヌ論--その発展の研究 【新装版】』を読み始める。ヴァージニア・ウルフが著者のロジャー・フライの伝記を書いたほどに、惚れ込んだ方の「セザンヌ論」なので、敢えて読む。セザンヌはかねてより、苦手な画家でもあるし。
← ダニエル・V・ボツマン著『血塗られた慈悲、笞打つ帝国』(小林朋則訳 インターシフト)
近所の愛犬が死んでしまった。19歳(人間だと百歳ほどか)。昨年も、近所のワンちゃんが死んだっけ。散歩の途中であったら、挨拶してたんだけど。人もだけど、ワンちゃんも、顔見知りが死ぬと淋しい。
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コメント
私もセザンヌは苦手。
どこがいいのかわかりません。
でも、好きな人は好きなんでしょうね。
19歳の犬とは驚きました。
小型犬はもっと早く寿命が来るといいますから、大きな犬なのかしら。
犬は好きですが、自分が元気でないと責任もって飼えません。
そのワンちゃんは家族に看取られて幸せだと思います。
投稿: 砂希 | 2016/07/30 15:58
砂希さん
セザンヌの作品は、まさに本格派。
その本物が自分には鑑賞不能だなんて、がっかりです。
技法も含め、本格派を理解するには、相当な勉強が必要なのでしょうね。
ワンちゃん、中型犬です。死ぬ間近まで散歩していました。
体中の毛がかなり抜けていました。やっとという感じで主人について散歩する、つい最近の姿が思い出されます。
投稿: やいっち | 2016/07/30 22:03