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2016/05/31

失われた天使 それとも 堕ちた天使

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→ 作者名・作品名は分からない。ツイート「八重樫克彦・由貴子さんのツイート 「人間のあいだには金色のオーラを持った天使たちがいてね」老婆が教えてくれた。「あんたのようなお嬢ちゃんを探しているんだよ。あんたらは死者をあの世へ導くエジプトのアヌビスみたいなもんだから」『失われた天使』ハビエル・シエラ」にて発見遭遇。

「リトアニアの画家チュルリョーニスの《前奏曲とフーガ<天使>》」だとか。「八重樫由貴子さんに教えていただきました。 「ミカロユス・チュルリョーニス - Wikipedia」参照。(2016/06/01 追記)

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2016/05/30

藤井一至著の『大地の五億年』を読了

 藤井一至著の『大地の五億年』を読了した。

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← 藤井一至著『大地の五億年 せめぎあう土と生き物たち』(ヤマケイ新書 山と溪谷社

 車中で読みかじって来た本書だが、残り数十頁は自宅で。
 本書は、(わりと)近所の書店で見つけ、衝動買いしたもの。著者が富山県出身ということも後押しになったかもしれない。興味深い写真も載っているので、見ても楽しい本。

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2016/05/28

ヴァージニア・ウルフ『ある作家の日記』再読

 ヴァージニア・ウルフ著の『ある作家の日記 【新装版】』を読了した。 

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→ 内庭(築山)のカエデの緑が一層、濃くなってきた。こうした緑陰で読書ってのも、洒落ているね。

 本書を初めて読んだのは、もう、十年以上も前になる。図書館から借りだして読んだが、これは所蔵し、じっくり読み返したいと念願していたが、ようやく叶った。

 夫君であるレナード・ウルフが膨大な原日記から、(一)文章を書く練習の場として日記を用いている箇所、(二)必ずしも作品に関係なくとも、ウルフの文学にとってナマの素材となったと考えられる情景や人物を描いているくだり、(三)読んでいる本についての感想、の三点に絞って編集したものだとか。

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2016/05/26

防鳥ネットのはずが書棚に!

 帰郷して八年余り。初めて、生活に必要なもの以外での大物買いをした。
 書棚を買ったのだ。

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←  とうとう、待望の書棚が来た。今までは、カラーボックスなどに詰め込んでいた。とりあえず、埴谷雄高全集などを収めたが、中に何を収めるか、これからゆっくり考えるよ。開閉するドアのガラスに何か映っているけど、気にしないこと。

 これまでは、父の書棚やカラーボックスなどに置いてきた。それはそれでいいのだが、この数年、本を買って読むようになっているので、次第に自分の本も増えて、置き場に困っていた。
 でも、わざわざ書棚を買いに行くほど、酔狂でもない。

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2016/05/25

激変しつつあるタクシー業界

 今日は、小生が携わるタクシー業界関連情報をいくつか紹介する。
 タクシー業界は、この数年で激変しそう。そのうち、自動運転が始まると、運転手なんて不要になるのか。
 今更、述べても仕方ないけど、タクシードライバーの業務って、お客さん対応や荷物の積み下ろし、安全運転、的確なルート選択などなど、想像以上に激務なのだが、そんなことには委細構わず、時代は動いていく。

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→ 一昨日は、アンズの樹の花を紹介した。今日は、キュウイの花。全開。実が一杯、生るってことか。我が家のアンズもキュウイもクリの木も、苗木を植えて一年か二年目。なのに、実がなるなんて、うれしい誤算。収穫は、どんな状態でするのか。気が早いか。

 そこで働いている人間がいることなど、頓着せず、ひたすら利益と合理性の追求あるのみ。
 あとで、ドライバーが不在になってから、昔を懐かしがっても遅い……のだが。

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2016/05/23

先輩後輩の活躍から昔日のことなど

 五月の初めころは、荒れる天気が続いた。晴れても、強風が吹き荒れ、列車もダイヤ通りには運行できなかったことも。

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← 岡田 喜秋【著】『定本 山村を歩く』(ヤマケイ文庫 山と渓谷社)

 たまに強い風が吹くことはあっても、あれだけ連日のように荒れるのは、富山では珍しく、これも気象異常の一端なのかと不安な気分が募ってしまっていた。
 それが、この数日は、これまた富山らしくもなく、安定した晴天続き。
 昨夜は、見事な満月が望まれた。仕事が暇だったこともあり、車中から、あるいは車の外に出て、煌煌たる月光を浴びていた。

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2016/05/21

ウルフ曰く「リアリティ」とは一つのもの

 今日、我が家に太陽光パネルを設置しませんかという営業の人が(その前に、売り込みの電話があって、つい断れずに営業の人が来ることに)。

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→ 一昨日、裏の畑に植えたトウモロコシとスイカの苗畑に、柵と網を設置した。奥はスイカで、思いっきり育つ蔓を網の中に封じ込めるため。トウモロコシは、育った身を鳥などに食われないための防御。

 築60年以上の我が家にそんなのを載せたら、家が潰れちゃうのでは? と聞くと、建て方ががっちりしているから大丈夫ですよ、平屋のようですけど、二階があってもおかしくない建て方、柱もきっと立派でしょうし、と。
 2年前、他の業者が来て、同じ質問をしたら、地震に弱そうで載せるのは躊躇われると言われたっけ。その頃は、売電の単価も高かったし。
 どっちの指摘を信じるべき?

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2016/05/19

同じ業務で定年後再雇用、賃金差別は違法 東京地裁判決

 5月13日、「同じ業務で定年後再雇用、賃金差別は違法 東京地裁判決」が下され、翌日の朝刊各紙は、関連の記事を大きく報じた。
 何と言っても、「時論公論 「同一労働 同一賃金 法改正を検討」 時論公論 NHK 解説委員室 解説アーカイブス」などにあるように、この二月、「安倍総理大臣が、一憶総活躍国民会議の場で、“同一労働 同一賃金”の実現に向けて、法改正の準備を進めると、明言し」たばかりなのである。

 私がこの裁判情報の詳細を知ったのは、日曜日の新聞朝刊の記事を通じてだった。私自身は、その日は仕事だったが、あるいは判決の持つ社会的な意義からして、テレビでも報じられたのではなかろうか。
 私は、タクシー乗務員として、この裁判結果を伝える新聞報道に接し、この裁判の持つ意義や社会的影響もさることながら、我が業界への<直撃>を予感させられたものである。

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2016/05/15

庭を彩る花たち

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← ジャーマンアイリス 

 今年もほんの数株だけど、咲いてくれた。一昨日は気が付かなかったから、昨日の晴天で一気に開花したのだろう。
 小生が帰郷した当時は、父母も健在で、庭には多種多彩な花々が見られた。父母が庭や畑の世話や手入れをできなくなってからは、小生の役目となったが、そこはそれ小生の生来の杜撰さと不器用さとが相俟って、今では庭も畑も昔日の面影は見る影もなくなっている。

 花々にしても、帰郷した当初の数年は、花の苗や種を買ってきて、家の周りに何か所かある花壇に植え育てたものだ。が、結局は、手植えしたものの大半は、一年で死滅し、最後に残った花はというと、繁殖力や生命力の強い植物で、小生がよほど邪魔をしない限り、自力で生き延び育ち咲くような種類に限られてくる。

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2016/05/13

夢のない夢の話

 この頃、妙な夢を繰り返し見る。

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→ 久々の三連休。初日は畑や庭仕事に汗だくで頑張った。ようやく、ナスやキュウリ、トマト、スイカ、トウモロコシなどの苗を植え、ホッと一息。その後遺症か、翌日の雨を幸いに残りは完全休養。休みすぎて、2キロ、太ってしまった!

 細切れに寝ているからだろう、日に何度も夢で目覚める。翌日が仕事じゃなく、休みの日だったりすると、リクライニングチェアに体を預けるようにして寝るからだろうか。
 大概は、目覚めた瞬間に忘れてしまう。思い出そうと努めることもあるが、あまりに断片的な末期の映像なので、脈絡も分からず、思い返す意味がないと感じる。

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2016/05/12

読書拾遺…この二週間で読んだ本

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← 星野 保【著】『菌世界紀行―誰も知らないきのこを追って』(岩波科学ライブラリー) 
「北極、南極、そしてシベリア。大の男が這いつくばって、世界中の寒冷地にきのこを探す。大型動物との遭遇、酔っぱらいとの遭遇、泥酔、泥酔、そして拘束。幾多の歎難辛苦の果てに、菌たちとの感動の対面はかなうのか…!?雪や氷の下でしたたかに生きる菌たちの生態とともに綴る、爆笑・苦笑・失笑必至のとっておき“菌道中”」といった本。

 やや過剰なギャグ調の文章が気になるが(菌)に夢中ってことが実感で伝わるのが楽しい。苔もだけど、微生物の世界が実に興味深い。宇宙という極大と、微生物という極小、そして人間の世界というこれまた厄介な世界も含め、何もかもが面白いよ。

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2016/05/10

使われない食器たち

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→ 台所の食器棚などに父母らの使ってきた食器が一杯。家族の分や来客用の食膳も数々。食器棚には収まりきらず、茶の間の棚や仏間の茶箪笥などにも収まっている。父母が亡くなった今、棚の中の食器類は使う見込みがない。せめてもと少しずつ使ってるけど、大半は手付かず。たぶん、これからも、全く使わずに、棚の隅っこで沈黙を守っていくのだろう。父の好きだったお酒。酒の趣味で盃やお銚子も各種。誰にも見向きもされず、寂しそう。このまま朽ち果てていくのかなー。自分が少しでもお酒が好きだったら、まだ、使う機会もあろうものを、残念である。

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2016/05/08

本や苗の買い出しへ

 日頃、慌ただしくて、書店へなかなか足を運べない。
 その上、今年も野菜の苗を植える時期にとっくになっているのに、苗を買いに行く時間も取れない。
 近所の方たちは、先週には、苗を植えている。
 いっそのこと、今年は野菜は止めようか、なんて思いもチラッと浮かんだりする。
 組合の役員の務めもあるけど、歯医者などの医者通いもあって、庭仕事も待っているし、思うようにいかないのだ。
 でも、愚痴ばかり零していてもどうしようもない。
 今日は天気もいいことだし、思い切って本と苗の買い出しへ。

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2016/05/06

影のない女

 追われている。
 どこの誰とも知らない女に。

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 なぜ、追ってくるのか分からない。
 まさか、このオレを慕って?
 そんなわけがない。
 生まれてこの方、一度だってそんなことはなかった。
 誰一人、オレに関心を抱いた女などいなかった。いや、そもそもこの世にオレに振り向く人など、いたためしがないのだ。

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2016/05/04

日本人は優秀…だとか

 連休…とはいっても、我が稼業は曜日にも世間の常識とも関係なく、仕事の日程は決まっている。
 なので、世の中は連休といっても、暇を飽かしてテレビ三昧というわけにはいかない。
 それでも、「【NHKスペシャル】シリーズ古代遺跡透視 プロローグ 大ピラミッド 永遠の謎に挑む」などを視た。 
 内容については、下記を参照:
【NHKスペシャル】シリーズ古代遺跡透視 プロローグ 大ピラミッド 永遠の謎に挑む|じゅにあのTV視聴録

 他にも、下記も視た:

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2016/05/02

雨の日の公園

 ボクは公園を歩いてみた。近所にあるけど、天気のいい日には一度も行ったことのない公園。

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 児童公園ってものじゃなく、大人たちが草野球やゲートボールだってやっているし、大きな遊具が幾つもあって、休日ともなると、近所の親子連れでいっぱい。
 母親や父親が子供たちの遊び興じる様子を見守っている。

 ボクは、ひとりぼっちなので、なんとなく行きづらい。
 行ったって、仲間外れになるに決まっている。

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