天真寺(松桜閣)へ!
過日、仕事で宇奈月方面へ出かけた。
← 天真寺(松桜閣)の庭園。「近江八景の趣を取り入れたとされる回遊式庭園の眺めが壮観な庭園です。明治・対象時代の若栗村の豪農西田収三家の離れの庭として造られました。その後天真寺が西田家より屋敷ごと購入し現在に至っています。中央には豊かな水をたてた琵琶湖を模した池と、茶室のある島がありそこからの眺めは格別」だとか(「天真寺の庭園|観光スポット|とやま観光ナビ」参照)。
その帰り、通り道でもある黒部で、送りの車内でちょっと話題に出た、天真寺(松桜閣)へ寄って行こうと思い立った。帰り道のルートからは、そんなに離れていない。というより、ルートを多少変更すると、まさに帰路の途上となる。
→ 天真寺(松桜閣)の門前の佇まい。黒部の観光スポットの一つとして、整備されていた。
その天真寺には、松桜閣がある。富山県初代知事(着任当時は県令)である国重正文氏の旧公邸が、富山市の旧奥田村にあり、それは、「明治16年(1883)に建てられ」、「国重氏が転任した後、空き家になっていた建物を黒部の豪農・西田収三氏が買い取って現在の場所に移築」したという。
それが、天真寺の松桜閣なのである。
本ブログでも、一度ならず関連の話題は採り上げてきた:「奥田村における國重知事の住居について」(2015/12/14)
← 小生が訪れたのは、閉館時間ギリギリだった。なので、向かって左側の松桜閣は、戸板が嵌められ、佇まいが分からなかった。人によると、銀閣寺っぽい、質素な雰囲気だとか。「庭園正面にある松楼閣は現在書院風茶室として利用されています。1956年には黒部市指定名勝に指定され」たとか(「天真寺の庭園|観光スポット|とやま観光ナビ」参照)。 向かって右側は天真寺の本堂。
國重知事や天真寺(松桜閣)については、上掲のブログなどを参照願いたい。
そもそも、何故、旧公邸のことが気になるかについても、既に述べているので、ここでは触れない。
今、一番、知りたいのは、未だ不明である、旧公邸が奥田村の何処にあったのか、なのである。
富山県公文書館でも、関連の記録がないというのでは万事休すである。
← 庭園は、確かに銀閣寺を想わせる作りだった。より詳しくは、「天真寺の庭園|観光スポット|とやま観光ナビ」など参照のこと。
小生が前にも書いたように、國重氏の出身地に問い合わせたら、何かしら、分かるのではないかと思うのだが、どうだろうか。
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